濃厚豚骨ラーメン 禅(閉店)
(旧・蓮爾)
2005年6月9日(木) |
本年3月19日を最後に「蓮爾」としての営業は終了。そして4月24日に「静岡山系らぁめん駿山」としてリニューアルオープン。しかしながら駿山としての営業は何故か1日で幻に。今度は「濃厚豚骨ラーメン禅」として5月26日に再々オープンと、迷走を続けるこの店を訪問してみた。
南町田駅からトコトコと歩き11時39分に到着。店頭を見るとメニューが貼ってある。それによると、「禅の禅」、「桜の禅」、「魚の禅」、「蓮の禅」と4種類のラーメンがあるようだ。
中に入って食券を購入。券売機は野猿や凛と同様の数字入力方式のものに変わっていた。もちろん新札対応。店内には「魚の禅」がおすすめと書いてあったが、今回は蓮爾の「駿河」との変化を確認するために、「桜の禅」(750円)という桜えび風味のものを選択してみる。
「普通盛=150g」という表示があったので2杯食べようかという誘惑もあったが、ここは自制して代わりに「大盛り」(100円)と「あおさのり」(100円)の食券を追加。ちなみに大盛りは普通盛りの倍の300gで、「大盛りで蓮爾と同量です」という案内が券売機に貼ってあった。なお店内に表示されていたメニューでは、「各つけめん」、「ぶた丼」、「ごはん」、「味付たまご」は売切扱いとなっていた。
店員は旧蓮爾の店主1名のみ。胸に「ZEN」と書かれた白いTシャツ姿だ。BGMはミニコンポからヒーリングミュージックみたいなものが流れていた。店内は蓮爾末期のアジアンなテイストから、黒と赤を基調としたシックな和風といった趣きに。パイプで繋がれた椅子や、土間みたいな床はそのままだったけど。
テーブル上には唐辛子、ブラックペッパー、ラー油、酢、擂りゴマ、割り箸、布巾、ポケットティッシュ。レンゲは一段高いところの籠の中に。蓮爾時代のレンゲ入れと違って清潔感があるな(^^;)。
私が入った時には先客は1名だけだったが、その後ぼつぼつと客はやって来てそこそこの賑わいに。「麺少なめで」と注文していた客がいたが、「以前よりも少なくなりましたけど」と店主が答えたりしてた。
先客は私の注文品が供される前に食べ終わっていたので、以前と較べると大分回転が早くなったようだ。なお、麺あげは以前の平ザルから個別に深ザルで茹でる方式に変わっていた。
程無く店主から「お待たせしました。ニンニク入れますか?」と声が掛かった。そこで「入れて下さい」と返答する。
桜の禅(750円)+大盛り(100円)+あおさのり(100円) ニンニク
丼は蓮爾時代と同じと思われる大きめの白いもので登場。まずは一口。麺が細い! せいぜい家系並みか、それよりも若干細めのストレート麺だ。硬めの茹で加減で、噛むとプツプツと千切れるような食感。スープはトロみのある濃厚豚骨スープで、桜えびの風味が香ばしい。スープは蓮爾の「駿河」とほどんど違いが無いように思えた。
具はチャーシュー1枚、海苔1枚、メンマ、長ネギ、刻み生ニンニク、そしてオプションのあおさのり。チャーシューは蓮爾の角チャーや巻きチャーとも違って、薄くショボい大きさのもの。味もパサついていて、そこいらへんのラーメン屋のチャーシューと大差無かった。長ネギは刻みネギというよりは潰したような感じで、国領の熊王のネギを連想した。
大盛りだと蓮爾時代と麺は同量のはずだが、食べ終えた感覚では以前より物足りない。やはり麺が細いせいか、それとも野菜(もやし)が無いせいか?
特に味は悪くは無かったが、果たして時間と交通費を使ってまで来るかというと「?」である。それと量が減って値段が上がったというのも残念だ。今のままのメニューでいいから、せめて極太麺に戻してくれないかなぁ。町田二郎時代から通った南町田の地に、今後来ることはあるのだろうか?
2005年3月17日(木) |
今週の土曜日を最後に太麺をやめてしまうという蓮爾へ行ってみた。10時50分過ぎに到着すると先客は無く一番乗り。定刻11時にシャッターが上がり開店。この時点では他に待ち客は1人だけだったが、開店とともにぽつぽつと客がやって来る。
まずは食券を購入。今日は未食の「蓮爾ラーメンのつけ麺」にしよう。ということで「蓮爾ラーメン」(600円)に「つけ麺」(100円)の食券を買い足す。券売機には新札対応の有無について記述が無かったので、とりあえず新千円札を入れてみたが通らず。どうやら新札には未対応のようだ。
なお、店内の貼り紙を見ると「味付玉子 うずら まいう〜 各100円」とあったので、食券に100円玉を添えて味玉を注文。うずらは以前から有ったが、味玉は最近始めたみたいだ。なお、「まかチャ」は有れば頼もうかと思っていたが、最初から売切表示になっていた。
店員はいつも通り店主1人だけ。いつの間にか茶髪になっていた。BGMはラジオ。カウンターの上を見ると確かに太麺の終了を予告する貼り紙が。なんでも店主は先日「大山」で修行をしてきたらしい。ということはリニューアル後は大山みたいな麺になるのだろうか?
ところでここには8ヶ月ぶりに来たが、壁にアジアンな布地とかポスターとかビニール袋(?)とかが飾ってあって、内装がだいぶ派手に変わっていた。
また、カウンターの衝立にはピンク色のテープが。そこに書かれた文字を読むと、下の2つは分かるが一番上に書かれていることは…。これはギャグなのか?
そして椅子がパイプで固定されて動かないようにもなっていた。そのため最初は給水器脇の席に座ったのだが、あまりに右側が狭いので左の席に移動する。
開店から13分経ったところで「ニンニク入れますか?」と声がかかった。そこで「入れて下さい」と返答。
蓮爾ラーメン(600円)+つけ麺(100円)+味付玉子(100円) ニンニク
麺の入った丼を見ると妙に白っぽい。と思ったら、いつの間にかキャベツが無くなってもやしだけに戻っている。これはちょっと残念だ。何よりも彩りが無いよなぁ。
麺は例によって冷やしていない「あつもり」スタイル。そのため麺がくっ付いてちょっと食べにくい。ただしこのゴワゴワした極太麺は噛み応えがあって食感がとても良い。でも、もうこの麺は食べられなくなるのかぁ…。同じ極太麺でも辰屋の麺とはまた別なんだよなぁ。この麺が食べたくてわざわざ遠い所まで来る価値があるのに。
つけダレは甘じょっぱくて少し酸味がある。以前食べた「蓮爾ラーメン」のスープは私にはクドく感じたが、このつけダレはそんなに悪くは無いね。つけダレの中には具は無くニンニクのみ(と思ったが、画像を見るともやしのようなモノが入っている?)。
ブタは1枚だけ。以前の角煮のような脂身の多いものから、端っこにちょっと脂身の付いたものに変わっていた。味付けは薄めでややパサついていた。味玉は黄身は半熟で結構濃厚な味付け。表面がボコボコなのはご愛嬌(^^;)。
食べてるうちに、いつの間にか客がゾロゾロとやって来た。その中に2人組がいたので、並び席を作るために一度は避けた給水器脇の席に戻ることに。しかしこの席が食べにくい。箸を持つと腕が給水器にぶつかるよぉ(^^;)。
蓮爾に来るのは4回目だが、こんなに客がいるのを初めて見たよ。以前は私1人しかいなかったこともあったのに。最近はいつもこのくらいの客の入りなのか、それともみんな太麺を食べ納めに来てるのか?
最後にスープ割りを貰う。店員が1人しかいないので、頼むタイミングがなかなか難しい。結局セカンドロットを全部出し終わったところを見計らって注文。ここのスープはトロッとポタージュみたいに濃厚なので、個人的にスープ割りは必須である。
スープ割り
2004年7月8日(木) |
つけ麺が始まったみたいなので5ヶ月ぶりに蓮爾へ。南町田駅から徒歩17分、開店1分前の10時59分に到着。先客は1人。この店には3回めだが、先客が居たのは初めてだ。
11時ちょうどに開店。券売機で「駿河ラーメン」(800円)と「つけ麺」(100円)の食券を購入。そして食券と一緒に100円玉を渡して現金トッピングの「うずら」を注文。なお、同じく現金制の「まかチャ」は最初から売切の札がかかっていた。
店員はいつも通り店主1人のみ。BGMは厨房の奥から小さい音量でラジオが流れている。ところでカウンターと厨房の間に新しく仕切り板が立っていた。ひょっとして厨房を見られるのがイヤなのだろうか。
カウンターの上には仕切りが
その後すぐに客が2人来たのでファーストロットは4人分に。前回は終始私1人だけだったが、今日はまずまずの入りか。それでも町田二郎時代の10人ずつの総入替制を思うとなんか寂しい。
入店して15分くらいたったところで「ニンニク入れますか?」と声がかかる。ここは当然ニンニク入りで。まずはつけダレの入った小さい丼が、続いて麺の入った丼が登場。
まずは一口。桜海老風味のスープが香ばしい。ここの駿河は他では味わえない味なので、それだけで遠路はるばる来た甲斐があるというものだ。スープには具や薬味は何も入っていなく、ただ単に駿河ラーメンのスープを濃くしただけのもよう。
麺の丼にはもやし、キャベツ!、角チャー1個、うずら4個、ニンニク。キャベツが入ったのは嬉しいが、ザク切りのが数片で量は少なめ。欲を言えばもう少し入れてほしいな。角チャーは半分くらい脂身でやや甘めの味付け。うずらはただの茹で卵ではなくてちゃんと味を付けてあった。味付けうずらってわりと珍しいね。
麺は茹でたままで水にさらしてない「あつ盛り」タイプ。そのため麺がくっついて箸で持ち上げにくかった。でもこの極太麺をダイレクトに味わうにはつけ麺はいいかも。最後にスープ割りを貰う。するとトロッとしてまるでポタージュみたいなスープに。味もそんなに濃くなくわりと飲みやすかった。
駿河ラーメン(800円)+つけ麺(100円)+うずら(100円) ニンニク
2004年2月12日(木) |
5ヶ月ぶりの訪問。南町田駅から徒歩18分、10時53分に到着。先客は無く一番乗り。店頭には臨時休業や麺切れ終了などを告知する携帯サイト(http://www.7373.biz/n/ramen.cgi)を始めた旨の告知が貼ってあった。これは便利である。こんな場所まで来て閉まっていたら悲惨だからなぁ。
11時の開店と同時に店内へ入り、「蓮爾ラーメン」(600円)と「巻チャー」(200円)の食券を購入。そしてカウンターに座り、食券とともに200円を添えて「まかチャ(まかないチャーシュー)」(100円)と「あおさ海苔」(100円)のトッピングを口頭で注文する。
店員は店主1人のみ。BGMは以前はテレビがかかっていたが、今回は天井から吊るされたスピーカーからFMが流れていた。店内は相変わらず薄汚れていて、なんか場末の食堂のような佇まい。なんかすごい田舎に来て、他に食べ物屋が無くて仕方が無く入った店みたいだ(^^;)。
10数分ほどすると出来上がったようで、「ニンニク入れますか?」と声がかかる。ここは当然「入れて下さい」と答える。麺は極太で硬め。ほとんどうどんに近い。野菜はもやしのみで、その都度茹でているためシャッキリとしていた。
あおさ海苔は普通の海苔とは違ってスープに溶けないようで、なんだか味噌汁の中のワカメみたいな存在感。ちょっとラーメンとの相性はどうかなぁ? ちなみにスープの中に隠れていたため、最初入れ忘れられたかと思って店主に確認してしまったよ(^^;)。
チャーシューは今回3種類入り。まずはデフォで入っている角煮風のものが1個。なんとなく武蔵小杉店のブタを連想した。これは硬くてハズレ。続いてオプションの巻チャーが1枚。これは外見から脂身がもっとトロッとしているかと思っていたが案外普通の食感。わりと大きさはあるものの200円は高いような気がする。
そして前回は無かった新メニューの「まかチャ」。これはコンビーフ状をしていて、たぶんチャーシューの端っこの屑の部分だろうが量的にはまぁまぁ。ただし物凄く甘じょっぱい。
スープは表面に薄い透明の油膜が張っていて背脂はほとんど浮いていない。そして非常に甘じょっぱい。まかチャの甘じょっぱさは、このタレに漬け込んでいたせいだろう。ちょっとクドくて飽きのくる味だ。前回食べた「駿河」のほうが旨かったな。
結局私が店にいた30分くらいの間、客は1人も来なかった。
蓮爾ラーメン(600円)+巻チャー(200円)+まかチャ(100円)+あおさ海苔(100円) ニンニク
2003年9月18日(木) |
南町田駅から歩くこと約20分、10時50分に到着。店はまだシャッターを閉ざしていた。ここまで来て臨時休業だったら思いっきり脱力してしまうが、幸い店内からスープの匂いが。どうやら無事に営業するようだ。
開店予定時刻の11時まで付近をウロつく。しかし平日の昼間にこんなところをウロウロしてたら、不審人物だと思われなかっただろうか(^^;)。近くに小学校もあったし…。
さて11時。シャッターが開くのと同時に入店。一番のりだ。まずは食券を購入する。メニューは「蓮爾ラーメン(豚骨醤油味)」600円、「駿河(エビ風味)」800円、「角チャー(2枚)」100円、「角チャー(4枚)」200円、「巻きチャー」200円。初めての店なので、ここは基本の「蓮爾ラーメン」を食べるのがセオリーなのだが、今日は敢えて「駿河」をいってみる。
実はこの店は去年の9月までラーメン二郎町田店だったのを、同年10月から二郎時代の助手が引き継いで「蓮爾」として開店した店なのである。そして二郎時代の名物メニューであった「MO(町田オリジナル)」を引き継いだのが「駿河」だそうなのだ。ここは是非食べ較べてみたい。
なお、メニューはこの他に「うずら」(100円)、「あおさ海苔」(100円)、「めん増し」(50円)と店内の貼り紙に書かれていた。これらはカウンターで現金で注文するようだ。ところで店内に「9月19日(金)臨時休業」の貼り紙が。1日遅かったら臨休にぶつかっていたところだった。アブナイアブナイ(^^;)。
店員は店主1人のみ。年齢は20台後半くらいか? 店内は厨房を囲む形でL字型のカウンターが10席ほど。カウンターの背後には製麺機が置いてある。これは二郎時代と同様だ。また、製麺機の隣には待ち席が10席ほど。二郎時代はここにズラっ〜と客が並んでいたが、今日は店内には私1人と閑散。その後3人入って来たが。
店は外観こそ小洒落た感じだが、店内の床は土間みたいで場末のラーメン屋といった雰囲気。これは二郎の店舗を居抜きで譲り受けたから仕方がないか。なお、券売機の上にテレビを置いてあり、フジテレビが映されていた。
券売機のところに「太麺のため茹でるのに時間がかかります」との断り書きがある通り、茹で時間は長く15分ほどたってようやく麺を上げていた。昨日の小滝橋店の5倍くらいの時間だ。
そして店主から「ニンニク入れますか?」と訊かれたので、当然「入れて下さい」と返答する。ちなみに野菜増しは無いみたいである。なお、「食べてみて濃かったり薄かったりしたら、タレ、スープを追加いたします」というような貼り紙があったので「カラメ」は可能だろう。
さて食べよう。スープから桜えびの香ばしい匂いがする。今や伝説のあの「MO」と同じ匂いだ。ただしMOと違って桜えびはトッピングされてないが。麺は極太。二郎系で最太か? まるでうどんのようである。しかも硬いのでむしろ「ほうとう」に近い食感。量は300gらしい。
具はブロック状のチャーシュー1個。脂身が多め。野菜はもやしのみでキャベツは無し。そして刻みニンニク。丼は大きめでスープが並々と入っていたが結局完飲してしまった。テーブルには唐辛子、ブラックペッパー、レンゲ有り。
「蓮爾」時代
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