ラーメン荘 夢を語れ
2006年11月19日(土) |
ちょいと西日本方面に用事が。これはいい機会だ。ということで京都で途中下車して、先月20日にオープンした関西初の二郎系である「夢を語れ」に行ってみた。果たして関西で二郎(系)がどのように受け入れられるのか非常に興味深い。
10時45分頃の到着で待ち客は無し。まだ開店前から客が並ぶようなことは無いようだ。ちなみに営業時間は、日曜昼営業が有ることを除くとマルジをほぼ踏襲している。定休も同じ月曜日だ。マルジも週1でいいから昼営業してほしいなぁ…。
11時の開店まで店頭で待っているのもヒマなので近くをちょっと散策。狭い範囲に結構ラーメン屋が密集しているね。なんでもこの一乗寺という場所は、関西でも有数のラーメン激戦区らしい。
さて、店に戻るとちょうど今まさに開店したところ。では早速店内へ。券売機は入って左側に。メニューは300gの「ラーメン」と「ぶたラーメン」に、それらの「小」(200g)という構成。二郎における「小ラーメン」というのはいわゆる並盛のことだが、ここの「小」は二郎における「ミニラーメン」とか「プチ二郎」に相当するもののようだ。
大盛を設定してないのは、二郎系の量に慣れていない関西人対策なのだろう。でも関西にも当然大食いの人はいるだろうから、いずれ大盛(あるいは麺増し)が登場するかもしれない。
今回は初訪問ということで基本の「ラーメン」をチョイス。券売機は紙幣を入れる方向が決まっているので注意を。食券はプラスチック製だ。
ここで以下の貼り紙が目に飛び込んだ。
なんと土日限定で持ち帰り豚を販売してるではないか! そこでその食券も合わせて購入して席へ。そして食券を提出すると、「持ち帰り豚はバラと腕のどちらにしますか?」と訊かれた。2種類有るのか。一瞬迷った末、バラ肉のほうを選択。
持ち帰り用豚(900円)
参考までに帰宅後に切り分けた画像を。
客席は厨房に面したL字型のカウンターに長辺8席、短辺2席の計10席。トイレは店内一番奥。割り箸は券売機脇に無造作に置かれたダンボールの中に。卓上に調味料類は一切無し。水は1杯目は店員から供されるが、おかわりは卓上の水差しからセルフで。
店員は元西新井マルジ店長だった童顔の店主と若い女性の2名体制。BGMはアマチュアミュージシャンの作った「夢を語れ」という尾崎豊調のオリジナルソング。なんでも作者は元マルジのアルバイトとのこと。店内には歌詞カードも置いてあった。
開店時の客は私を含め3名。座った順に奥の席から順次出来上がった。ここで店主から「ニンニク入れますか?」と声が。そこで「野菜ニンニクアブラ」とコールする。トッピングシステムはほぼ二郎と同じだ。ちなみにカラメ(醤油)は、一度食べてから申告して下さいとの掲示も。
まずはラーメンの丼が。続いて別皿のアブラが登場。マルジの別皿アブラを継承してるのが嬉しいね。
では麺から。不揃いの縮れ平太麺は見た目マルジそのまんま。ただしマルジほどボキボキした食感では無い。
具はブタ、野菜、ニンニクと二郎系としては最もオーソドックスな構成。しかもニンニクはマルジみたいな業務用っぽいものではなくて、生刻みニンニクだ。野菜はキャベツ3:7もやしぐらいの比率で、マルジほどクタクタ気味ではなく丁度良い茹で加減。ブタは大ぶりなもの2切れ+カケラ3切れほど。味付けも程よくジューシー。これはマルジをほぼ踏襲している。
スープはプルプルした背脂の浮かぶタイプ。見た目はマルジに似ているが、マルジほど甘みは強く無い。一部ではスープが薄いとのウワサがあったが、この日のスープは決して薄いということは無かった。たしかに二郎と較べるとマルジは薄味の傾向があるが、少なくともこのスープはマルジよりは濃いと感じた。薄かったら途中で醤油を足して貰おうかと思ってたが不要。
途中で別皿のアブラに麺を移してセルフミニあぶらそばを作成。これはお約束♪
ところでこの店がユニークなのは、調味料を一切置かない代わりに持ち込みを許可してるところ。個人的には胡椒や唐辛子などの最小限のものは置いてほしいところだが。
そこで今回持参したのはおろし生姜。
マルジ板橋南町店に生姜ダレが有るようにこれは無難に合うね。器も貸してくれるみたいだし、生玉子を持参してスキヤキ風も出来そうだな。近ければいろいろ試してみたいところだ。カレー粉とかチーズとか鰹節とか…
最近二郎系の店ではスープは飲み干さないようにしてるのだが、今回は完食完飲。それは丼の底の文字を見たかったから(^^;)。
朝4時起床で何も食べずにかなり空腹だったが、これで一気に満腹になった。全体的な印象は、マルジからやや二郎寄りにシフトした感じだったかな。ちなみに店内には「写真は御自由にどうぞ」という掲示有り。これは西新井時代にもあったね。お言葉に甘えて店内で30枚くらい撮影してしまった(^^;)。
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