らーめん諭吉(閉店)

2005年6月22日(水)

今日は最後のお別れに諭吉へ。いつものように新宿から徒歩で、14時15分頃に到着。店頭には情報通り「店主、帰郷のため6/24(金)をもって閉店いたします」という貼り紙が。結局4ヶ月弱の営業だったかぁ…。立地的に今まで重宝していたのでとても残念である。

まずは食券を購入。最後なので「諭吉大盛」にする手もあったが、それだと野菜コールが恐怖に転じてしまう恐れがあるので「諭吉」(650円)にしておく(^^;)。なお、「半熟煮玉子」は今回も売切表示だった。

食券を買ったあと、一旦外に出て反対側のカウンターへ着席。この時点で空席は2つとまずまずの入りである。今日は意外と油そばを食べてる人が多かった。店員はいつもの店主1名のみ。BGMはTOKYO FM。ただし券売機の上のラジカセからではなくて、厨房内から音が聴こえてたような気がした。

出来上がるまで店内を観察。壁に掲げられた食品衛生管理者の名前を見ると、鹿児島県に多いとある苗字が書かれてあった。ということは店主の郷里は鹿児島か? もし鹿児島に二郎系の店が出来たりしたら、全店制覇は相当ハードルが高くなるな〜(^^;)。

さて、出来上がったようだ。店主から「お客様?」と訊かれたので、「アブラ以外全部」とコールする。ついに「諭吉コールは?」は聞けずじまいだったな。


諭吉(650円) アブラ以外全部

よーし出て来たぞ〜。期待通りの野菜の盛りだ。最後にこれが見たかったんだよ〜。慎重にそろりそろりと丼をカウンターに下ろす。そして山頂部分のニンニクや玉ねぎを、丼からハミ出ないように静かに山裾に崩す。ようやく食べ方のコツを掴んできたところだったのになぁ…。

あとはひたすら野菜を食う食う。10口くらいでようやく麺に到達。このぽっぽっ屋をちょっと軟らかくしたような太麺も食べ納めかぁ…。ブタはブロック状で、「3枚」というよりは「3個」といったほうが適切な形。

今日はスープに甘みを強く感じた。そこにニンニク、唐辛子、ニラ、玉ねぎ、長ネギの風味が相まって、何がなんだか良くわからないジャンクな味わいに。コレはコレでここでしか食べられない味だったよなぁ…。唐辛子のせいでちょっと咳込んだけど(^^;)。

食べ終わり名残りを惜しみつつ店を後に。看板はついに「一代」を「諭吉」に張り替えただけの急ごしらえのままで終わってしまったなぁ…。さよなら諭吉。このあとこの場所は何になるのだろう?

2005年6月4日(土)

13時40分過ぎに到着すると店内には先客5名ほど。今日は「油そば(大)」(600円)の食券を購入。ちなみに油そばは並でも同料金である。一緒に「半熟煮玉子」の食券も買おうとしたら売切ランプが灯っていた。店員はピアスの店主1名のみ、BGMはラジカセからTOKYO FMの「COUNT DOWN JAPAN」。


油そば(大)(600円)

さて出来上がった。おや? 前回油そばを食べた時には無かったニラが載ってるね。出来ればニンニクを入れてくれたほうが良かったけど(^^;)。具は他にチャーシュー1枚、刻み海苔、刻みネギ。チャーシューも前回は細かくしたものだったけど、今回は普通のタイプだ。

丼の底にたまったタレを混ぜながら食べる。少しラー油が入っているみたいだが、アブラっぽさは無くわりとあっさりとしている。テーブルの胡椒を少し掛けて味に変化をつけてみた。

油そばは純粋に麺を味わうのにはいいかもしれないが、大盛にしても正直物足りない。せめて野菜が入ってたらなぁ。今度は諭吉らーめんを食べに、今月中にもう一回くらいここに来てみるか。

2005年4月22日(金)

早くも4回目の訪問だ。14時半頃に到着すると、店内に先客3名。今回は「諭吉」(650円)と「チャーシュー2枚」(100円)の食券を購入。券売機を見るとまた少しメニューに変化が。「辛みそ」と「ビール」が消えていた。また、「半熟煮玉子」も売切表示になっていたが、厨房内で茹で玉子の殻を剥いていたので、これは一時的に品切れになっただけだろう。

今日の店員はピアスの店主1人だけ。BGMは和製HIP-HOP。出来上がるまで店内を観察すると、券売機横の席が間にか撤去されていた。また冷蔵庫の中には、袋に入ったニンニクなどと共に「ハウスこくまろカレー」の箱が。ひょっとしてふりふりカレーでもやる予定なのか? もしくは店員の賄い用? ところで先客の中に、なんか見たことのあるような人がいたが、もしかして一代の元店主だろうか?

程無く出来上がったようだ。店主から声がかかったので、今回は「全部」とコールする。つまり「野菜ニンニクカラメアブラ唐辛子玉ねぎニラ長ネギ」。


諭吉(650円)+チャーシュー2枚(100円) 全部

相変わらず野菜の盛りがいい。そのため箸をつけると、案の定頂上部分が崩落する。これを丼の外に溢さないで食べるのは至難の業だ。とりあえず野菜のみをひたすら食べる。カラメコールをしたが、特に野菜部分に醤油ダレが掛かっているわけでは無かった。野菜を盛る前に投入しているのだろうか。

そしてようやく麺に到達。おや? 麺が変わっているぞ。以前の平べったいものから、堀切系のような断面が正方形の縮れた太麺になっていた。茹で加減も硬めだ。ちなみに一代元店主(?)とピアス店主の会話を何気なしに聞いていたら、やはり麺を変えたそうである。

ブタは5枚入り。前回は崩れた形状だったが、今回はちゃんと「枚」で数えられる形をしていた。軟らかくて味付けも程よい。少なくとも小○橋や歌○○町よりもずっと「二郎のブタ」らしい。スープは前回同様クリーミーな乳化タイプ。

食べ終わって店を出ると、店頭には「準備中」の札が。あれ? 15時半までの営業じゃなかったっけ? と思って営業時間を確認すると、平日昼の部は「11:30〜15:00」に変更になっていた。ただし4/24までのスケジュールしか書かれてなかったので、まだ暫定的な営業時間なのかもしれないが。

2005年4月12日(火)

13時40分頃の到着で店内には3〜4名ほどの入り。今回は「ラーメン」(600円)の食券を購入する。そして一緒に「辛みそ」(50円)の食券も買おうとしたら、あいにく売切表示だった。そこで代わりに「半熟煮玉子」(100円)の食券を購入。なお、メニューに新しく「油そば(大)」というのが追加されていた。値段は「油そば」と同額の600円。

店員は前回と同じ2名、BGMはFM。ほどなく出来上がった。ラーメンはトッピングコールは無しなのでそのまま登場。


ラーメン(600円)+半熟煮玉子(100円)

麺は諭吉ラーメンと同じ平べったいタイプ。前回食べた油そばとは麺の形状が違うので、ひょっとして油そばは別の麺を使っているのだろうか? ブタは枚で数えることが出来ない崩れた形。これは馬場二郎の影響か。味付けはやや薄めだったが軟らかくてまずまずの味だった。

野菜はシャキシャキの茹で加減。キャベツはわりと大切りで生に近かった。オプションの煮玉子は和風っぽい味付け。そしてスープは、先月諭吉ラーメンを食べた時には非乳化タイプだったのだが、今回はかなり乳化していて、なんとなく歌舞伎町店に近いテイストに感じた。

2005年3月9日(水)

14時50分頃の到着で、店内は空席2つほどと結構盛況だ。しかも一代時代にはたぶん使用してなかった券売機脇のカウンターにも客が座っている。なお、入口には今週の暫定営業時間が貼られていた。

今回は券売機一番左上の「油そば」(600円)の食券をチョイス。ためしに新千円札を入れてみたら無事に通った。店員は先日の2名、BGMはニッポン放送。なお、カウンターの上には空のコップが置かれていて、水は完全セルフ方式になっていた。

出来上がるまで店内を観察。隣の客を見ると、ブタと煮玉子が別皿で供されていたけど、これは何? ひょとして後から注文したのか、もしくは大盛トッピング全増しかなんかで丼に載り切らなかったのか? また、トッピングで「野菜」しかコールしなかった客には、店員が「トッピングは何種類でも頼めますよ」と親切に教えてあげていたりした。


油そば(600円)

さて出来上がった。店員から「かき混ぜて食べて下さい」という言葉とともに丼が登場。見た目は予想通り馬場二郎の油そばにそっくりだ。具は細かくしたブタ、刻み海苔、刻みネギで、野菜やニンニクは無し。丼が大きいため、相対的に量が少なく見える。言われた通りかき混ぜてから一口。

味も馬場二郎とほぼ同じだ。おそらくレシピは一緒なのではないだろうか。ただし麺が前回の平べったいものから、断面が正方形に近いものに変わっていた。なんか一代とぽっぽっ屋の中間のような麺といった感じ。

馬場の油そばと同様、やはり野菜、ニンニクが無いと全然物足りないなぁ。せめて大盛の設定を作ってもらいたいものだ。そして個人的には、油そばに必須の生玉子のオプションも無いのが残念。

20053月4日(金)

3月1日に開店した代々木の「らーめん諭吉」へ初訪問。店頭の看板を見上げると、前店舗の「らーめん一代」の上から「諭吉」という文字を貼っただけの急ごしらえ。ずっとこのまま営業するのか、それともいずれちゃんとした看板を作り直すのか?

ところで「諭吉」という店名を聞いた時、私は最初一万円札を思い浮かべたが、諭吉→福沢諭吉→慶應大学→三田→二郎という連想ゲームだったんだねぇ。「ラーメンジゾウ」よりはヒネリがあるな(^^;)。

中に入り食券を購入。券売機は一代の時と同じプラ券のもの。今回は店名でもある「諭吉」(650円)と「半熟煮玉子」(100円)の食券をチョイス。あいにく小銭を使ったので、券売機の新札対応状況はわからず。でも後から来た客が両替を頼んでるのを一回も見なかったので、たぶん新札対応済みか?

店内には「諭吉のススメ」というトッピングの案内があちこちに貼られている。また、「油そば、ラーメン、大盛ラーメンは諭吉コールは出来ません」という旨の貼り紙もあった。

13時40分過ぎの到着で、先客は8人とまずまずの入り。店員は元馬場二郎にいたピアスの店主と助手の計2名。BGMはヒップホップ系(?)のJ-POP。

内装は一代の時と特に変化は無い。テーブルの調味料もブラックペッパーのみと、これも一代時代と同様。水は1杯目は店員が出してくれるが、おかわりはカウンター上のポットからセルフで。レンゲは丼とともに出すスタイル。

座ってから10分以上たったところで出来上がったようだ。助手から「トッピングはどうしますか?」と声がかかったので、カウンター上の「諭吉のススメ」を見上げながら、「野菜ニンニク唐辛子玉ねぎニラ長ネギ」とコール。あぁ、長い(^^;)。

それを店員が、やはり「諭吉のススメ」を見上げながら確認。しかし覚えきれなかったようで、もう一度復唱。それでも覚えきれなかったようだったので、「カラメアブラ以外全部」と言ったらようやく理解してくれた。ちなみに他の客は「野菜」とか「ニンニク唐辛子」とか、わりとシンプルなコールをしていた人が多かった。


諭吉(650円)+半熟煮玉子(100円) 野菜ニンニク唐辛子玉ねぎニラ長ネギ

さて、諭吉とご対面〜。おっ、野菜の盛りが結構いいぞ。円錐形でなかなか美しい。丼は一代のものをそのまま流用しているようだ。さっそく麺を引きずり出そうとすると頂点のニンニクと玉ねぎが崩落し、かなりの量が丼の外に飛び去ってしまった…。

麺はけっこう平べったい太麺でやや縮れがある。今は無き極麺王をちょっと細くしたような感じか。茹で加減は軟らかめ。厨房には木製の麺箱が置いてあったが、製麺所の表記は無し。店内にも製麺機は見当たらない。一説によると、馬場二郎で諭吉用の麺を作って配送しているという情報もあるが?

ブタは2枚入り。大きさ、厚さは標準的な二郎並み。軟らかくて味付けも程よい。野菜はもやし中心でシャキシャキとした食感。キャベツは芯のところが多かった。なお、野菜コールの有無によって盛りはかなり違うようだ。

他に薬味として刻み生ニンニク、刻み生タマネギ、細かく切られたニラ、同じく細かく切られた白ネギ、唐辛子。オプションの煮玉子は黄身は程よい半熟で、和風(鰹節?)のしっかりした味付け。これは今までの二郎系の味玉には無いテイストだ。

スープは一代よりも甘みを抑えた非乳化タイプ。ただしトッピングの薬味が多かったので、素の味が判りづらかったかも。それとニンニクとニラという組み合わせは最強に臭うので、食後に人と会う予定のある場合は注意が必要だ(^^;)。

量的には麺は250gくらいかなぁ? しかし野菜が多いので、そこそこ満腹になった。なお、来週以降の営業時間については表示が無かったので不明。店員に聞こうかとも思ったが、忙しそうにしていたので断念した。しかも丼を出す順番を間違えたり、かなり混乱していたし…。

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