スズキヤスオ(移転)

2005年11月27日(日)

「スズキヤスオ」で二郎風のラーメンをやっているという情報があったので行ってみた。

東急田園都市線に乗って用賀へ。用賀駅東口から、まずは用賀中町通りへ出る。途中246を横切り、駒沢通りとの交差点で左折。しばらく駒沢通りを歩くとようやく右側に見えてきた。

用賀駅から徒歩15〜20分くらいであろうか。上野毛駅からのほうが若干近いかもしれない。鉄道を使うと微妙にアクセスが悪い立地である。ちなみにバスだと「中町五丁目」が最寄となるようだ。

12時10分過ぎに到着すると、店内は8割くらいの入り。客層は日曜日ということもあり老若男女様々。子連れも多い。まずは食券を購入。券売機は入って右側に。

メニューは「平日ランチ用」と「平日夜・休祭日用」の2本立て。平日ランチのほうが基本的に100円安く設定されているようだ。ちなみに券売機画像の一部が切れてしまったので一応補足しておくと、「ビール」は500円、「こどもラーメン」は400円であった。

お目当ての二郎風のラーメンは、「やすおそば2」という名前らしい。これは平日ランチでは提供されないようなので注意を。今回は「やすおそば2 大」と「味玉」の食券を購入。

ちなみにここは全て「並」と「大」が同料金。ラーメンは並150g、大230g。つけ麺は並230g、大300gとなっている。二郎で食べ慣れていると、ずいぶん少ないなあと感じてしまうが、これがきっと世間一般の標準なんだろう。

ところで店頭の立て看板には「ラうどん」という文字があったが、券売機にはそんなメニューは無かった。一体「ラうどん」って何?

食券を店員に渡すと、「やすおそばは唐辛子が入って酸っぱいエスニック風ですがよろしいですか?」と訊かれた。ここはとりあえず了承しておく。店員は男性1名、女性2名の計3名。厨房は奥にあるので、調理の様子は窺いづらい。BGMはJ-POP(?)。

店内は中央に大きなテーブルが2卓つなげて置いてあり、その両側に横並びで各10席、計20席という構成。いわば客全員が1つの大テーブルで相席するような感じである。照明は暗めで、ラーメン屋というよりは小洒落たカフェっぽい雰囲気だ。

テーブル上の調味料は、醤油ダレ、七味唐辛子、酢、胡椒。他に割り箸、レンゲ、ボックスティッシュなど。そして面白いのは、水がワインボトルに入っているところ。しかもそれを湯呑茶碗で飲むというスタイルだ。

ここでこの店ついての簡単な説明を。開店は2000年。当初は田園調布のほうで、アパートのガレージに屋台を引き込んだ形で営業をしていたという。そして2003年に現在地へ移転。出身は日本橋の「ますたに」らしい。

さて、着席してから20分ほど待つと出来上がった。丼はトレーに載って登場。


やすおそば2 大(800円)+味玉(100円)

見た目はたしかに二郎風と言えば言えなくもない。スープの表面には細かい背脂も浮かんでいる。

では一口。わっ、酸っぱい! そして辛い。さらに甘い(^^;)。これはまるで、つけ麺のつけダレでラーメンを作ったような感じだ。ベースは豚骨醤油(?)っぽいが、鰹節系の風味も感じられた。

麺は「太めん」と謳っているが、二郎と較べると中太で少し平麺。二郎の中では鶴見が一番近いのではないだろうか。茹で加減は硬めでボソボソとした食感。

具は肉2切れ、茹でたキャベツともやし、オプションの味玉。野菜はキャベツがやや多めで、硬めの茹で具合。味玉は黄身が飴色の半熟で、味付けも程良かった。

そして肉について。見た目はなんだか黒くて、まるで鯨肉みたいである。情報によると、これは「もち豚」の角煮らしい。食べてみるとクニュっとした食感で、味付けはかなり甘め。食べながら何かに似てるな〜と思っていたが、後で思い出した。それは酢豚である。

食べ終わるとスープに入ってた唐辛子のせいか汗だくに。う〜む、これはかなり食べ手を選ぶラーメンだと思った。

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