麺家 うえだ
(旧・らーめん鬼火山)

2005年8月25日(木)

8月20日〜31日の期間限定で、「夏味カレーつけ鬼麺王」というのをやってるそうなので行ってみた。12時7分に到着すると、店内には先客が8名ほど。まずは食券を購入。券売機を見ると、「夏味カレーつけ鬼麺王」は「肉ヤサイつけ」(800円)の食券と兼用のようである。そして「カレーといえばライスでしょ」ってことで、「半ライス」(150円)の食券も合わせて購入する。なお、券売機は新札未対応のまま。

席に付き食券を提出。この時に「カレーで」と告げる。すると「時間がかかりますが大丈夫?」と訊かれたので、「大丈夫です」と応える。ただでさえ茹で時間のかかる極太麺を、さらに冷やさねばならないので時間が掛かるのはやむを得ないだろう。店員はいつものおばちゃん2名。BGMもいつものJAZZ。

出来上がるまでヒマなので厨房を眺める。メニューが多様なため、いろいろな食材を冷蔵庫から出したり仕舞ったりして忙しそうだ。麺だけでも6種類を使い分けているそうである。この店で全メニュー制覇をするのは大変だろうな。ウチから近ければチャレンジしてみてもいいのだが。

結局座ってから30分ほどで出来上がった。だいたい生郎と同じくらいか(^^;)。つけダレと麺の皿が同時に登場。店主から「つけダレは混ぜて食べてね〜」と声が掛かる。また、助手からは「ライスは後で出しましょうか?」と言われたので、「じゃあ、後でお願いします」と応える。


夏味カレーつけ鬼麺王(800円)

つけダレを少し飲んでみると、ベースは魚介風味の混ざった豚骨スープのようである。そこに挽肉の入ったカレールーがトッピングされている。カレーはわりとスパイシーだ。赤い液体が浮かんでいたが、これはラー油だろうか? 具はシシトウ、赤ピーマン、オニオンスライス、刻みニンニク、レタス、茄子など。

麺は辰屋を彷彿とさせる極太麺。もうほとんど「うどん」である。麺の量は少なめ。推定200g弱くらいか。今回は半ライスも注文したので大盛にはしなかったが、単品で頼むならば大盛推奨だ。

あっけなく麺を食べ終わったので、スープ割りとライスをお願いする。店主によると、つけダレにそのままライスを入れるとちょっと濃過ぎるとのこと。


スープ割り

半ライスは小さめの丼に入って登場。「半ライス」といいながらも割りと量がある。一緒に木製のレンゲが付いてきた。


半ライス(150円)

さっそくライスをカレーに投入。なんだか先日食べた小金井の「真夏のつけ麺」を思い出した。では一口。おお、なかなか旨い。これは単品で食べてもイケるのでは無いだろうか。意外とライスまで食べても腹に堪えなかった。先客でスープ割りもライスも頼まない人がいたが勿体無い。これは絶対に頼むべきである。

 

2005年6月16日(木)

「らーめん鬼火山」改め「麺家うえだ」に行ってみた。昨年4月17日の店名変更以降は初めての訪問である。11時39分に到着すると店頭には「只今支度中」の札が。公式な営業時間は11時半からのはずだが、開店が遅れるのは鬼火山時代から変わらないようだ。

そして11時48分にシャッターが上がり開店。この時点で他に客はいなかったが、12時を過ぎるあたりからぽつぽつと客がやって来た。まずは食券を購入。券売機には新札対応の可否について記載が無かったので、とりあえず新札を入れてみた。しかし通らなかったので改めて旧札を投入する。後から来た客が両替をしてもらっていたので、どうやら新札には対応していないようだ。

そして「鬼麺王」(700円)のボタンを押す。この店は鬼火山時代から通算4回目の訪問になるが、いまだにこれしか注文したことが無いな。近ければ他のメニューも試してみたいのだが。

食券を店員に渡すと、「ニンニク、一味、カルビの脂が載りますがいいですか?」と訊かれたので「入れて下さい」と応える。また、「鬼麺王は時間がかかりますけど大丈夫ですか?」とも訊かれたので了承する。店員は鬼火山時代と同じ助手役のおばちゃん。そしてしばらくすると女性店主が奥から登場した。このスタイルも鬼火山時代と同じである。

席に付くと「待っている間これをお読みください」と言って「石神秀幸極うまラーメン」が渡された。中を見ると、当然ながら麺家うえだが掲載されていた。またジロリアンにおなじみの店では、ぽっぽっ屋本店や辰屋も載っていた。昔はこの手の本を買ったものだが、最近はインターネットで情報が集まるので買うことも無くなったな〜。それに二郎はほとんど載らないし(^^;)。

店内はカウンターの色が赤から黒に塗り替えられたりして若干改装されていたが、基本的に鬼火山時代からそれほど大きな変化は無いようだ。奥の「御子供連優先席」も健在。BGMも以前と同様にJAZZ。

テーブル上にはブラックペッパー、唐辛子、食塩、挽き器に入った白ゴマと黒ゴマのブレンド(?)、割り箸、民芸調のレンゲ、ボックスティッシュなど。また、壁には石神秀幸氏や大崎裕史氏らのサインが飾られていた。

   

ところで何気なくカレンダーを見たところ、6月18日から「濃縮鶏魚介ハード鬼面王」というメニューが始まるみたいだ。でも「鬼王」だと「ハイスクール! 奇面組」を連想してしまう(^^;)。

さて出来上がった。時刻を見ると12時5分。極太麺なので茹で時間は15分くらいかかるようだ。


鬼麺王(700円)

まずは一口。鬼火山時代はベースのスープに牛骨を使っていたそうだが、現在は豚骨ベースに変えたらしい。それでも牛の脂を追加しているので、普通の豚骨醤油とは違う味わい。粘度があり濃厚感が結構強い。そして後味にはなんとなく魚介系のような風味も感じた。

具はチャーシュー3枚、茹でたキャベツともやし、薬味のニンニク、唐辛子、玉ねぎ。チャーシューは縁に焦げ目が入っていて、トロットロに軟らかかった。こんなに軟らかいチャーシューはなかなか無いだろう。味付けも程良い。玉ねぎは、以前はぽっぽっ屋みたく細かく刻んだものだったが、今回はスライスしたものに変わっていた。

麺は極太。食感はまさにうどんだ。ひょっとしたら辰屋よりも太いかも? 太麺好きにはたまらないものがある。情報によると辰屋と同じ三河屋製麺製らしい。これは次回は「辛鬼つけ麺」も試してみないと。あと、看板メニューの「特濃魚介豚骨ラーメン」も食べてみたい。

   
   

 

2004年2月24日(火)

また期間限定メニューをやってるというので行ってみた。今度はえびみそ味の鬼麺王、「K.O」だそうである。これは明らかに旧町田二郎の「MO」を意識したネーミングだ(^^;)。

11時57分に店に到着。先客は6人。食券を買って「鬼麺王のえびみそ」と店員に告げる。店員はいつもの女性2名。BGMもいつものJAZZ。しばらくすると店主から「野菜増しでいい〜?」と声がかかる。そしてさらに「ニンニク、刻みタマネギ、唐辛子は入れる〜?」、「アブラは普通でいい〜?」とも声がかかった。そこで全部「OKです」と答える。ちなみに今回は腹具合がそれほどでもなかったので、ランチタイムサービスのライスは頼まなかった。

さぁ、出来上がった。具は細かく崩れたブタ。キャベツ、もやし。薬味として唐辛子、刻みニンニク、刻みタマネギが入っている。また、スープの中には挽き肉のような味のものが入っていたが、目視確認は出来なかった。

さて、肝心のスープだが、牛骨の風味のほうが強くて海老の風味はほとんど感じられなかった。たぶん知らなければ海老が入っていることに気付かないのでは。町田二郎の「MO」や蓮爾の「駿河」のように、桜海老の風味が鼻にぷ〜んと匂ってくるようなのを予想していたのでこれは意外。

今回で鬼麺王を食べるのは3回目だが、ワイルドな食べ物ではあるけれど二郎のような中毒性はあまり無いな。近所にあれば、月に1〜2回くらい行ってもいいんだけど。メニューも豊富だし。


鬼麺王 K.O(エビみそ) 700円

2004年1月29日(木)

11時28分に到着。先客は無し。店頭には11時30分から営業と書いてあるが、今回もなかなか開かない。11時48分になったところでようやく店員が出て来て、「とりあえず店中で食券を買ってお待ち下さい」とのことで入店。そして実際に開店したのは11時52分。この店の実質の営業開始時刻は11時50分過ぎと考えたほうがよさそうだ。

今回も「鬼麺王」(700円)の食券を購入。そして食券を差し出す時に「鬼麺王味噌カレー」と注文する。これは「オニババの日」というこの店恒例の期間限定メニューで、通常の鬼麺王(正油orみそ)にキーマカレーがトッピングされるというもの。なんでも鍋一杯のカレーが無くなったら終了するらしいので、この機会を逃したら食べられなくなるようだ。

店員は女性2人、BGMは前回同様ジャズが流れている。客の入りは、開店待ちは私を含めて2人しかいなかったが、開店するとぽつぽつとやって来た。それでも満席になるほどではない。

しばらくすると店主から「アブラは大丈夫〜!?」、続いて「ニンニク、みじん切りタマネギ、唐辛子は大丈夫〜!?」と声がかかった。そこで全部「OKで〜す!」と返事をする。さらに野菜増しコールをしてないのに「野菜多めね〜!!」とも声があがる(^^;)。

そして助手のほうからは「ランチタイムサービスのライスはどうします?」と訊かれたので、それも貰うことにする。ちなみに前回はあった煮玉子のサービスは今回は無いようだ(^^;)。

さて出来上がった。まずはカレーの掛かってない場所を選んでスープを飲んでみる。かなり濃厚な味噌味だ。続いてトッピングされたキーマカレーを崩しながら野菜と麺を食べる。カレーには挽肉の他に茄子も入っている。なお、カレーバージョンには通常の鬼麺王に入っているチャーシューは入っていなかった。

麺と具を食べ終わったあと、丼にライスを投入して今度は「カレーライス」にしてみる。一粒で二度おいしい(^^;)。スープはかなり粘度が高いので、ライスとの絡みもよいがその分ヘヴィ。これならライスにスープを掛けても良かったかな。そんなに辛くはなかったが食後に汗が吹き出てきた。

凛の賄2カレーや二郎のふりふりカレーとも違うが、これもなかなかパンチのある食べ物でございました。おかげで夕食がほとんど食べられなかった(^^;)。


鬼麺王みそカレー(700円)+ライス(ランチタイムサービス)

2003年11月27日(木)

何やら志木に「二郎風」ラーメンを出す店があるというので行ってみた。池袋から東武東上線の準急に乗って約20分で志木に到着。この駅に降り立つのは初めて。というか東上線自体が普段の行動範囲から逸脱しているので滅多に乗る機会がない。

志木駅周辺はローカルな雰囲気だと勝手に想像していたのだが、思っていたよりは賑やかな場所だった。まぁ、池袋から20分圏内だからそれも当たり前か。

駅から歩くこと6分で目指す「らーめん鬼火山(きっかざん)」に11時35分到着。ちなみに店の場所は志木市ではなく新座市になるようだ。しかしながら着いてみると店先には「準備中」の札が。店頭の営業時間を見ると「11時30分〜」となっているのだが…。そこで店の前に置いてあるベンチで開店まで待機する。幸い店内には灯りが点いているしスープの匂いもするので臨時休業ということはなさそうだ。

そして11時54分になってようやく開店。店員に「寒いところお待たせして申し訳ございません」と言われた。まずは食券を購入。件の二郎風ラーメンの名前は「鬼麺王」という。なんでも裏メニューで二郎風ラーメンを作ったところ好評で、ランチタイム限定メニューに昇格したらしい。しかも店主は実際に二郎を食べたことがなくて、情報のみで作ったという。

券売機を見ると「鬼麺王 つけ麺 700円」と書かれたボタンがあったのでそれを押す。この店はメニューが非常に多いので、1つのボタンで複数のメニューを兼用しているようだ。そのため食券を渡す時にあらためて口頭で注文を伝えなければいけない。ちなみに「鬼麺王」にも「正油」と「みそ」があるので(さらに裏メニューとして「鬼麺王つけ麺」もあるらしい)、今回は食券提出時に「鬼麺王正油」と告げる。なお、鬼麺王は極太麺のため茹で時間が10分ほどかかるらしい。


限定メニューだけでもたくさんある

店内は厨房を取り囲む形でカウンターが12席、そして奥には5人掛けのテーブル席。テーブル席には「御子供達優先席」と書かれた札が貼られてあった。店員はおばちゃん2人。BGMはジャズ。

席につきしばらくすると、店員から「ランチサービスのライスは付けますか?」と訊かれた。そこで当然頂くことにする(^^;)。また、待たせたお詫びとして煮玉子(100円相当)もサービスしてくれるというので、これも有難く頂く。

またしばらくすると今度は、「アブラの量、ニンニク、タマネギ、唐辛子はどうしますか?」と訊かれた。そこで「アブラは普通で、ニンニク、タマネギを入れて下さい」と答える。唐辛子はスープの味を激変させる恐れがあるので初食ではやめておいたほうが無難と判断。ちなみに野菜はその都度注文分を茹でていたので、もし増やしたいなら注文時に言わなければいけないみたいだ。

さて、出来上がった。おおっ! 見た目はまさに「二郎」である。麺は極太でつるつるとした食感。これは辰屋に近い。量は推定で200gくらいか? チャーシューは分厚く軟らかいものが3片入り。下手な二郎よりも「二郎のブタ」らしい出来だ。他に茹でたキャベツともやし、刻み生タマネギ、刻み生ニンニク。タマネギが入っているところは「ぽっぽっ屋風」だ。

スープは表面に背脂の破片がプカプカ。ただし大きな違いは牛骨を使っていること。ここの店主は以前焼肉屋を経営していたそうで、その経験から牛をダシに使っているそうだ。ただし狂牛病問題が起こってからは軍鶏スープをメインに変えたみたいだが。そういえば牛骨スープのラーメンは「醍醐」で食べて以来数年ぶりだな。なんとなくスキヤキのタレのような風味だ。

サービスの煮玉子は1/2個×2。黄身は半熟気味で白身にも味がついていた。最後にライスをスープに投入して完食。なお、テーブルには木製のレンゲ、荒挽きブラックペッパー、辛みそ、塩、そしてゴマとブラックペッパーを混ぜたらしい調味料。これは最初、ふりかけかと思ってライスにかけてしまった(^^;)。

女性店主は何度も「スープの濃さは大丈夫ですか?」「アブラは大丈夫ですか?」と気にして訊いてきた。やはり土地柄二郎に馴染みのない客が多いだろうから、反応が気になるのだろうか?


「らーめん鬼火山」時代

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