らーめん辰屋

20227月15日(金)

今年もラーメンを食べるには暑い季節がやってきた。そこでどこかでつけ麺を。近場でつけ麺をやってる店ってどこがあったっけ? あ、辰屋がやってたよな。ということで昨年12月以来の訪問。到着時には待ち客は無し。ちなみに看板に貼られた並び方の案内によると前回は道路側に並ぶように指示されていたが、現在は先頭から5人目までは店先に並ぶように変わっていた。

また、店頭には「開店から20年」という貼り紙が。そうか、もう20年も経つのか。

そこで過去の訪問記録を調べてみると、初めて行ったのは2002年の11月6日であった。ということはオープンから4ヶ月ほどの時期だったようだ。その頃にはもうメニューに無かったが、開店当初には餃子やチャーハンもやってたらしい。そういえばレアなメニューといえば辛みそらーめんは過去2回食べたことがあるな。旧店舗時代の後半にはホワイトボードに「辛ミソありません」とずっと書かれていたのも懐かしい。

では店内へ。まずはレジで注文。メニューは壁に。前回訪問時よりもずいぶんメニューが増えていた。干し小海老とか煮干し粉とか限定角豚とかも気になったが、今回は辰つけ麺のみをオーダー。移転前は800円だったのが1100円になったので、トッピングメニューにまでは予算が回らないや。

支払いを済ませるとプラスチック製の食券とレシートを渡される。

前回は店主が調理する場所から遠い席だったが、今回は一番奥の店主の真ん前の席へ。店主は昼の部は必ず居るが、夜の部はスタッフに任せてる日も週に何日かあるそうである。ところで前回は店内BGMが無いと思っていたが、ここの席だとかすかに放送音声が聞こえた。てっきりラジオだと思って振り返って頭上を見上げると、こんなところにテレビが。

これじゃあ客からは全然見えないよ。と店主に言ったらテレビは自分が時計代わりするために置いてあるという。何故だか時計は置きたくなかったらしい。

さて、出来上がった。つけダレと麺の丼が同時に登場。

あれ? 麺の丼が昔と違って小ぶりなものに。

たしか昔はつけダレと同じラーメン丼に麺も入ってなかったっけ? と思って過去の画像を見てみたらそれは大盛だった。並盛だと麺は皿に入っていたんだよな。

しかしつけダレの丼のほうが大きくて麺の丼のほうが小さいというのは、なかなか他では見ないスタイルである。


辰つけ麺(1100円)

久しぶりに食べる辰つけ麺は、基本的に昔とほぼ同じ味わいか。しかし店主と会話しながらだったので、実はあまり食べるのに集中出来なかった(笑)。しいて言うと玉ねぎは入ってたけど、ニンニクが目視確認出来なかったな。あと、麺量はつけ麺だと並ではちょっと物足りなく感じた。昔と同じならば270g程度か。

もう以前ほどには頻繁には来れないかもしれないが、次回はデラックス塩か辰醤油+辰カレーあたりを食べてみたいところ。

2021年12月27日(月)

2015年5月に閉店して、その後居酒屋に業態変更した辰屋。居酒屋にもいつか行きたいと思っていたが、普段外で飲む習慣がないためずっと行けないままでいた。そうこうしてるうちにコロナ騒ぎも起きちゃったし。そんな中、「らーめん辰屋」がまさかの復活との報が! ということで2012年1月以来、ほぼ10年ぶりに行くことに。

店の最寄駅は世田谷線の世田谷駅。世田谷線に乗ったのもずいぶん久しぶりだ。もしかして前回辰屋に行って以来かも? 世田谷駅は旧店舗のあった松陰神社前の隣駅。店は駅から100mも離れてない世田谷通り沿いに。

店に到着すると、まさかの15人待ち。せいぜい並んでても数人程度と思っていたので、これは予想外であった。ちなみに並び方は、店の側ではなくて世田谷通り側に。店の前を通り過ぎる人の中には、いきなり出来た行列に店内を思わず覗き込む姿も多々見受けられた。

店の看板には「ラーメン」の文字は無く、代わりになんとなく和風な丼のイラストが。一見日本蕎麦ぽい感じだが、よく見ると丼には雷文が描かれていた。

しばらくすると女性の店員がオーダーを取りに外へ出て来た。メニューは今のところ「辰醤油らーめん」の3サイズと各種トッピング、ドリンクのみ。そこで「辰醤油小」をお願いする。なお、麺量は小=180g、並=270g、大=400gとのこと。店員は並のことを「中」と言っていた。

麺かための客が先に店内に招かれたのちに、私にも声が掛かった。そこでようやく店内へ。ここまで並んでから40分ほど掛かった。店内に入るとすぐにレジが。新店舗では先払い制になったんだな。ここでニンニク、玉ねぎが入っているけど大丈夫かの確認も。そして会計をするとプラスチック製の食券とレシートを渡された。手売りの食券制は昔の中華料理店とかではあったけど最近の店では珍しいな。

ここで居酒屋について店員に訊いてみると、居酒屋も同時に移転してラーメン屋の2階で営業してるとのこと。ただし会員制とな。会計を済まし給水器で水を汲んで着席。客席は逆L字型のカウンターに12席ほど。BGMは聴こえず。店員は店主と女性2名の3名体制で、お揃いの黒い辰屋Tシャツを着ていた。

厨房は奥まった位置にあり、私の座った席からは調理の様子はよく見えず。これだとちょっと店主に声を掛けられないかも。卓上には、唐辛子、コショー、酢、割り箸、爪楊枝。一段高いところにレンゲ。カウンター下にはボックスティッシュ有り。

事前にオーダーしてあったので、着席後すぐにラーメンが登場。おぉ、もう二度と食べることは出来ないと思っていた辰醤油が目の前に!


辰醤油らーめん小(880円)

「小」ながらも山盛りの丼が懐かしい。

ここで幸いに店主が近くに来たので「憶えてます?」と声を掛けてみた。すると「2012年以来!」と即答。よく憶えているなぁ〜。女性店員も感心していた。

さて、まずは麺から。これこれ、この麺。これがまた食べられるとは! 私の座った位置から麺箱は確認出来なかったが、これは以前同様に三河屋製麺製らしい。

具材は豚、もやし、キャベツ、鰹節、味玉半個、玉ねぎ、ニンニクと、これまた以前と全く同じ。豚は3切れ入り。旧店舗前期のロールタイプではなくて、後期の豚を継続しているようだ。スープも二郎よりもあっさりめで豚骨感のある昔通りの味わい。

帰り際に店主が厨房から手を振ってきたので、こちらもそれに応えて手を振り返す。何はともあれらーめん辰屋の復活は、個人的に今年一番のビッグニュースといえるかも。

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