にかいや

2005年2月3日(木)

新京成線の常盤平駅を北口に出て、県道51号をひたすら歩く。25分ほど歩いたところで、ようやく目指す店に到着した。思ってたよりも結構遠かったな。駅から2km近くあるようだ。ちなみに新京成・五香駅、東武野田線・増尾駅、同・逆井駅からもほぼ同じくらいの距離。近くに一応バス停があったが、時刻表を見たところ本数が極端に少なくて、とても使えそうに無かった。

店の看板を見上げると「専門中華そば 自家製麺 にかいや」という文字とともに、「タダより美味しいらーめん」と書かれていた。どっかで聞いたことのあるようなフレーズだな。

店は文字通り二階にあるようなので、螺旋階段を登る。階段の途中には地元「柏レイソル」のフラッグが飾ってあった。なお、1階部分は駐車場になっていて、3台分ほどのスペースがある。基本的に車で来ることを想定した立地なのだろう。

   

11時40分頃に店に入ると先客は無し。たぶん私が今日の一番客。席に座ると女性の店員がコップに入った水、水差し、割り箸、レンゲ、小皿を持ってきてくれた。水には氷入り。なおテーブルにはメニュー、七味唐辛子、ブラックペッパー、爪楊枝が置かれていた。

まずはメニューを見てみよう。基本的にラーメン、つけめん、オロチョンラーメン、オロチョンつけめん(各550円)の4種類。それに「ぶた入り」で+100円、「ぶたぶた(2倍)」で+200円、中もり(麺2玉)で+100円、大もり(麺3玉)で+200円という構成だ。

そして注目すべきはトッピング。無料でとうがらし、ヤクミ(玉ねぎ)、やさい多め、にんにく多め、しょうゆカラメ、オロチョン多めなどが有る。これは明らかに二郎を意識していると思われる。ただし玉ねぎを「ヤクミ」と呼ぶあたりは竹岡式ラーメンの影響もあるのだろうか?

なお、オロチョンのトッピングはオロチョンラーメンorオロチョンつけめん以外には不可とのこと。と言ってもオロチョンラーメン(つけめん)は普通のラーメン(つけめん)と同じ値段だけどね。

なお、サイドメニューは飲み物のみ。店内の冷蔵庫を見たところ、ビールはキリン一番搾りの中瓶、ウーロン茶は500ml入ペットボトル、サイダーはレギュラー缶のようだった。

壁の貼り紙には「中もり以上オススメです」と書かれていたので、とりあえず今回は「中もり」にしよう。なお中もりは300gとのこと。ということは大もりは3玉なので450gということか。なお、ぶたはラーメンで約2枚、ぶた入りで+3枚になるようだ。

店員が寄ってきたので「ぶた入りラーメン」(650円)を「中もり」(100円)で注文。これでおそらく二郎の「小豚」相当になるはずだ。そしてトッピングは「ヤクミやさい多め」で。なお、ニンニクはデフォで入っているので、「多め」や「抜き」にしない限りコールは不要である。

店内は2人掛テーブル席×6でカウンター席は無し。他に予備でテーブル1卓、椅子3脚、子供用の椅子。情報によるとここは以前スパゲティー屋だったらしいが、たぶん内装はその当時のままなのではないだろうか。そのため全然ラーメン屋っぽくは無い。BGMはラジカセからbayfm。

厨房は奥にあるので調理のもようは全然窺えない。チラっと見えた範囲では、調理は太めの男性がしているようだった。女性とは夫婦だろうか。7分ほど経ったところで出来上がった。


ぶた入りラーメン(650円)+中もり(100円) ヤクミやさい多め

まずは麺から。二郎よりは少し細い平中太麺でツルツルとした食感だ。ゴワゴワとした二郎の麺とは違って喉越しは良い。具はブタ、茹でたもやしとキャベツ、刻み生タマネギ、刻み生ニンニク。そしてデフォでブラックペッパーが掛けられていた。

ブタは5枚入り相当だと思うが、崩れていたので枚数のカウント不能。軟らかいが、かなり醤油辛かった。しいて言えば目黒二郎のブタに近いかな。野菜はおそらく麺と平行して茹でたものと思われシャキシャキ。もやし7:3キャベツくらいの比率で量は少なめ。刻みタマネギはザク切りでまずまずの量。ニンニクは二郎とほぼ同じくらい。

スープは普通の醤油ラーメンをアブラっ濃くしたような感じ。背脂も少し浮かんでいたが、スープのインパクトはちょっと弱い。ただし今は無き「まわたん」よりも二郎度は高く感じたので、一応私の中では「二郎インスパイア系」としてカテゴライズしたい。

量的にも麺が食べやすいせいか、少し物足りなく感じた。ジロリアンは大もり必須か? 会計は入口脇のレジで後清算。伝票は無し。私がいる間は終始他の客はいなかったが、ちょうど入れ替わりで子ども連れの3人組が入って来た。

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