自家製太麺 ドカ盛 マッチョ

20106月10日(木)

もろもろの用事で大阪へ出掛ける。そこでちょうどいい機会なので、個人的にラーメン不毛の地だと思っていた大阪に、遂に出来たという二郎風のラーメン屋のひとつに行ってみた。

近鉄大阪線に乗って長瀬へ。この駅には10年以上前に、近畿大学出身の友人に連れて来られて以来の下車である。駅から近大に続く商店街は、なんとなく京成大久保に似た雰囲気。

駅から歩くこと数分で目指す店に到着。店の名は「マッチョ」。今年3月にオープンしたらしい。隣のリサイクルショップの黄色い看板と較べると、非常に地味な外観だ。

では店内へ。券売機は入ってすぐ右側に。どうやら最近「まぜそば」も始めたようである。そこで今回は2名での訪問だったこともあり、「並」と「まぜそば 並」の2種類を選んでシェアすることに。

席に着き食券を提出。するとすぐに無料トッピングを訊かれたので、2杯とも「ニンニク」で。トッピングの量に関して、わりと細かく対応しているようである。

店員は最初は2名だったが、いつの間にか増殖して総勢5名に。ちなみに全員坊主頭であった。客席はL字型カウンターと、厨房に面した3人掛けのカウンターという構成。全部で15席程度だろうか。入口脇には製麺室もあった。BGMはテクノ(?)。卓上の調味料は荒挽きブラックペッパーのみ。他に箸、レンゲなど。水は給水器からセルフで。

さて、出来上がった。


並(650円) ニンニク

まずはラーメンのほうから。具はブタ、野菜、ニンニク。アブラコールはしてないが、自動的に背脂がトッピングされていた。野菜の量はノーマルだと少なめ。

麺は事前情報によるとフーズ系みたいだということだったが、実際には二郎と比較しても遜色のない太麺。なんとなく蓮爾の麺を細くしたような印象にも感じた。このへんは自家製麺なので、日々調整しているのかもしれない。量は並で200g程度か。

ブタはショッパめの味付けで、少し歯ごたえのある食感。野菜はもやし7:3キャベツぐらいの比率でほどよい茹で加減。なお、もやしとキャベツは別々に茹でていた。

スープは豚骨が強めの味わいで、かなりトロみのある乳化系。福岡の「島系」もそうだったが、西日本の二郎インスパイアは豚骨強めな傾向になるのだろうか。

続いてまぜそばを。


まぜそば 並(700円) ニンニク

こちらの具は、細かく刻んだブタ、野菜、フライドガーリック、卵黄、ニンニク。そして食べてみると、カレーのような風味も加えられていた。

なんか客の入りが思ってたよりも寂しかったが、少なくとも首都圏のヘタな二郎風の店よりはそこそこ二郎っぽかったように思えたかな。

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