らーめん愉悦処 鏡花 立川本店

2005年11月4日(金)

立川の鏡花に於いて、11月限定で二郎風のラーメンをやってるというので行ってみた。南武線経由で立川へ。南武線に乗るのは一体何年ぶりだろう。10年くらいは乗ってなかったかも。

立川駅南口から徒歩5分くらいで到着。店頭には「11月の夢」と称して、「二郎インスパイア チャカ風」の告知が。それによると麺の量は300g。そして野菜、背油、タレの多め、少なめ等にも対応するとの旨が。また、麺を大盛にしたい場合は、100gごとに100円の味玉チケットを購入するシステムとのこと。

では中へ入ろう。入って右側に券売機が。メニューが多くて、予備知識が無かったら戸惑いそうだ。しかしここは落ち着いて「夢 豚W」の食券を購入。そして「味たま」と「気まぐれ丼」の食券も合わせて買ってみた。

12時25分頃の時点で、店内には7人の待ち客が。平日だから空いてるかと思っていたが、結構人気店なんだね。席が空くまでコの字型をした待ち席で待機する。

店内はまるで料亭のような落ち着いた造り。そして照明を落としているので非常に暗い。その中で厨房にはスポットライトのように照明が当たっているので、一種のステージのように見える。その「ステージ上」で演じられていた「華厳の滝」と呼ばれる湯切りパフォーマンスにちょっと目をひかれた。

店員は男性2名、女性1名の計3名。店頭には「只今のスタッフ」という形で、フルネームで顔写真入りの案内板が掲げてあった。なんかこれもステージを意識したような演出である。ちなみに紹介されていたのは男性2名のみで、女性の店員のものは無し。これは女性のプライバシーを配慮したものなのか、他に理由があるのか?

数分ほど待つと店員から声が掛かったのでカウンターへ着席。食券を提出すると、男性の店員から「ニンニクはお入れしてよろしいですか?」と訊かれた。そこで当然「入れてください」と応え、また同時に「野菜多め」もお願いする。しばらくすると店員から水の入ったコップが登場。カウンターにポットは無いので、おかわりしたい場合は店員に頼む必要があるようだ。

店内は厨房を囲む形でL字型のカウンターが20席ほど。ちなみにカウンターと厨房との間には、改装前のめじろ台みたいに店員の通る通路有り。BGMは川のせせらぎ音が流れているという情報があったが、特に聴こえなかった。

テーブル上の調味料は、醤油だれ、塩だれ、胡椒。他に爪楊枝、ボックスティッシュ、薀蓄が書かれた紙など。そして1席ごとに手元をピンスポットで照らすライトが設置されていた。写真撮影に備えて、自分でピンスポットの角度を調節しておく(^^;)。

さて、出来上がった。


期間限定想麺 夢(二郎インスパイア チャカ風) 豚W(700円)+味たま(100円) ニンニク 野菜多め

あらかじめカウンターに用意してあったお盆に載っけて登場。お盆には事前にレンゲと割り箸がセット済み。まずは麺を野菜の下からほじくり出す。麺は軽く縮れの入った太麺。二郎のようにゴワゴワとした食感ではなくて、ツルツルとした感じ。しいて言うと梵天あたりの麺に近いか?

野菜はキャベツ多めで、ほとんど生に近いバキバキの茹で加減。野菜はめじろ台をインスパイアしているのだろうか?(^^;) ニンニクは生刻みではなくて、新代田やマルジのような業務用っぽい刻みニンニクだった。

ブタは4枚入り。二郎で「豚ダブル」といえば8枚くらいだが、ここではノーマル(2枚入り)のダブルという意味のようだ。二郎のように厚切りしてあり、ムッチリとした肉質で硬めの食感。1枚端っこのブタが入っていたが、これは適度に軟らかく味もよくしみこんでいた。

スープは表面に細かい背脂が浮いているのものの、比較的パンチは弱め。二郎のような豚出汁はあまり感じられず、「少し醤油が強めの豚骨醤油ラーメン」といった印象だった。オプションの味玉は、黄身が飴色のやや半熟で味付けは普通かな。

ところで9割くらい食べ進んだが、まだ「気まぐれ丼」が出て来ない。そこで店員に確認すると、どうやら忘れていたようだ。ただでさえメニューが多いところに、二郎風でニンニク入りやニンニク抜き、野菜多めやアブラ多め、麺少なめや麺増し(大盛をこう呼んでいた)などに対応しなければならないので、店員はかなりテンパっていたのだろう。


気まぐれ丼(350円)

気まぐれ丼は謝罪の言葉とともにすぐに登場。これは週替わりで、中身は出てからのお楽しみという趣向のものらしい。今回のはご飯の上に、刻みチャーシュー、辛い味付けのされた白髪ネギ、岩海苔(?)、少しだけ火の通された玉子が載ったものであった。

しかしこのようなどちらかと言うとオシャレ系のラーメン屋で、その対極とも言える二郎をインスパイアしたラーメンを出すというのも面白い。それだけ二郎がラーメン業界の大きな潮流になったということだろうか。

ところで入口のところにショップカードがあったが、よく見ると店頭に掲げられてる営業時間とはちょっと違うね。たぶん店頭のほうが正しいとは思うのだが。

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