久保商店(閉店)
2005年8月10日(水) |
12時15分頃到着すると、店内には先客10名ほどとなかなかの入り。まずは食券を購入。なんだか夏季限定で「冷しラーメン」を始めたみたいなので、これにしてみよう。
冷しラーメンは「ラーメン」の食券を買って「冷しラーメン」と告げる方式。冷し系は手間がかかるため高めの価格設定のところが多いが、ここはラーメンと同額の600円だ。ただし中盛、大盛は無し。また、味玉以外のトッピングも不可。これはおそらくニンニクとかニラとか玉ねぎなどは、冷しラーメンには合わないということなのだろう。
そして「梅しそごはん」(150円)、「杏仁豆腐」(120円)、「ウーロン茶」(100円)の食券を合わせて購入。これだけ買っても1000円以内だから、わりとリーズナブルだ。券売機の上に名刺型の営業案内が置いてあったので1枚貰う。見ると現在は木・金が定休日になったようだ。金曜定休のラーメン屋って比較的珍しいかも。
店員に案内されてカウンターへ着席。店員は黒縁メガネでヒゲの店主と女性2名の計3名。前回来た時とは若干店員の構成が違っていた。BGMはサザンオールスターズ。
まずはすぐにウーロン茶が登場。水と同じコップに入っていて氷入り。
ウーロン茶(100円)
しばらくすると梅しそごはんが登場。続いて冷しラーメンが登場した。
ラーメンの具は、短冊状に刻んだチャーシュー、コーン、メンマ、もやし、キャベツ、白髪ネギ、刻み海苔。麺はラーメンと同じものと思われる中太麺。スープはおそらく鶏ガラベースの醤油味で、少し酸味や辛味がある。当然冷たいスープ。店内の説明書き通り、冷麺に近い味わいだ。
サイドメニューの梅しそごはんは、梅味の漬物と刻み海苔がご飯の上に。量は普通の茶碗1杯分程度。漬物がわりと酸っぱめで夏向きなメニューだ。
食べ終わる少し前に杏仁豆腐が登場。ラーメン屋でデザートを食べるのは、ぽっぽっ屋トリトン店以来になるな。しかし男性がこんなのをチマチマ食べてるのってなんか恥ずかしいね(^^;)。なお、もう一品「豆乳プリン」というのがメニューにあったが、今日は売切表示になっていた。
杏仁豆腐(120円)
食べ終わる頃には先客は全員帰り、客は私だけに。こういう立地だと結構客の波は大きいのかもしれない。今日は蒸し暑かったが、汗をかかずにさわやかに退店。
2005年4月13日(水) |
4月1日に開店した久保商店へ行ってみた。横浜から相鉄の快速に乗り、星川で各停に乗り換えて和田町へ。横浜からは所要7分、運賃170円。駅から徒歩2分くらいで久保商店に到着。なんか古い蔵造りの商店風の外観が凝ってるね。
引き戸を開けて店内へ。11時48分の時点で店内には先客が8名ほど。平日だからもっとガラガラだと予想していたが意外と盛況だ。まずは食券を購入。今回は「ラーメン」(600円)、「特品具(とっぴんぐ)」(250円)、「長ねぎ」(80円)、「ニラ」(80円)、「チャーシュー飯」(200円)と5枚の食券を買ってみた。
ちなみに上の画像は店頭に貼ってあるメニューだが、これ以外に券売機には「塩ラーメン」(600円)、「特品具(チャーシュー3枚、野菜、味たま、ニンニク、玉ねぎ、のり2枚)」(250円)、「チャーシュー増し」(150円)、「長ねぎ」(80円)、「ニラ」(80円)、「カレー醤」(100円)、「のり」(80円)、「コーン」(80円)、「ウーロン茶」(100円)、「梅ごはん(メニュー名曖昧)」(150円)が確認出来た。なお、中盛は+50円、大盛は+100円。
店内は厨房に面してやや変形なL字型カウンター10席ほどと4人掛けのテーブル席が2卓。店員は青い三角定規と同じ構成(古ぅ〜)。つまり男性2名、女性1名。BGMは槇原敬之がずっと掛かっていた。これは店主の趣味だろうか。
テーブル上の調味料は唐辛し、黒コショウ、特製っ酢(全て表記ママ)。他に水差し、割り箸、レンゲ。ティッシュはカウンターの下に有り。水は1杯目は店員が出してくれる。
あ、そういえば「カレー醤」の食券を買うのを忘れていた。そこで食券を買い足す旨を伝えると、店員がわざわざ券売機で買ってきてくれた(もちろん金は私が払ったが)。
しばらくするとチャーシュー飯、長ねぎ、ニラ、カレー醤が相次いで登場。トッピング類は全て別々の小皿に盛られている。長ねぎはいわゆる白髪ネギ、ニラは「諭吉」みたいに細かく刻まれたもの。
チャーシュー飯(200円)+長ねぎ(80円)+ニラ(80円)+カレー醤(100円)
チャーシュー飯は、ご飯の上にチャーシュー3枚、白髪ネギ、唐辛子を和えたメンマ、刻み海苔、豆板醤。メンマのコリコリとした食感が印象に残った。
続いて特品具が登場。小鉢の中にチャーシュー3枚、味玉、野菜。小皿のほうにニンニク、玉ねぎ、大判の海苔2枚。試しに野菜をそのまま食べてみたら味が付いてるぞ? 後で野菜の下に残っていた水分を飲んでみたらしょっぱかったので、なんらかの味付けがされているようだ。塩を振ってあるのか、それとも塩ラーメンのタレでも掛けてあるのか。
さて、ラーメンが出来上がった。しかしこれで私の前には、水を含めて8個もの食器が並ぶことに(^^;)。わりとカウンターが広めなので窮屈感はなかったが。
麺は中太で量は170gとのこと。中盛で1.5玉、大盛で2玉になるらしい。具はチャーシュー2枚、野菜、刻み玉ねぎ。チャーシューはやや薄く小ぶりでハムっぽい食感。野菜はシャキシャキの茹で加減でもやしとキャベツ半々くらいか。オプションの味玉は黄身が飴色をしていて濃厚な味。これはなかなか旨かった。
スープはわりと普通の豚骨醤油味。二郎よりは家系に近いような。適宜ニンニク、長ねぎ、ニラを投入していく。ところで諭吉もそうだったが、ニンニクとニラという組み合わせは最凶に臭うな(^^;)。
半分ほど食べたところでカレー醤を投入。これはまこぴさんも言ってるように、「カレーパンの具」という表現が一番的を射ていると思った。スープに溶け出していくと、カレーうどんのツユのようになる。あまり辛くはない。
麺やスープなどには取り立てて強い個性は無いが、各種トッピングで自分好みにカスタマイズする楽しみがあるなという印象だった。老若男女幅広く受け入れられそうな店だ。次回は夜に来て、ビールとメンマ、味玉などをつまみながらつけめんを試してみたい。
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