麺処 井の庄

20094月6日(月)

今年の2月頃から「井の庄」にて二郎風のメニューが提供されているという。しかしながら月曜夜の部のみの限定とハードルが高く、なかなか行く機会が無かった。しかしようやくチャンスが来たので行ってみることに。

石神井公園駅を南口に出て線路沿いに歩くと、パチンコ屋前の階段脇に看板が。そこで地下の飲食街に下りると、左手に店が見付かった。駅からは1分半ほどの至近距離である。

さて、お目当ての二郎風メニューとは、この「シャクジ」とかいうもの。

このネーミングは「石神井の二郎」という意味だろうか。ちなみに他の曜日の限定メニューはこちら。

 

そして通常メニューはこちら。

しばらく並んだあと店内へ。券売機は入って右側に。その中から「日替わり限定」(800円)のボタンをプッシュ。

席に着き食券を提出。するとニンニクの有無を訊かれたので当然入れてもらう。店員は男性3名、女性1名の計4名。BGMは何か低い音量で流れていたようだが聴き取れず。

客席はコの字型のカウンターに12席。そして待ち席が8席ほど。厨房は奥に。卓上にはミル付きのブラックペッパー、唐辛子、酢、割り箸、レンゲ、爪楊枝、ボックスティッシュなど。水は1杯目は店員から供されるが、おかわりはポットからセルフで。

まずは小皿で刻み生ニンニクが登場。続いてラーメンが。そして最後に別椀でモチが登場した。


シャクジ(800円) ニンニク

具はチャーシュー3切れ、もやし、キャベツ、モツ、刻みネギ。そしてその上には唐辛子が振り掛けられていた。まずは麺から。麺はモッチリとした食感の平太麺。ちなみに店の外には三河屋製麺の麺箱が。

 

スープは粘度の有るなかなか濃厚な豚骨魚介味。固形の背脂もプカプカ。タレは最初醤油味っぽく感じたが、途中からモツに付いた味噌風味が溶け出してきたようで、味噌味に変化していった。その中で刻みネギのさっぱり感が結構いいアクセントになった。ちょうどモツ煮込みの中のネギの役割のように。

ところでモチはずいぶん大きな器で出て来たと思ってたら、どうやら具が多いので取り分け用という意味合いがあったらしい。普段二郎を食ってるような客には別に不要だと思うが、そのへんは一般客(って何だ?)にも配慮したものだと思われる。実際客層は女性も多く幅広いものだったし。

二郎っぽさは思ってたほどでは無かったが、ラーメンとしては結構旨かった。ボリュームもわりとあったし、これで800円ならばリーズナブルである。

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