菱屋(閉店)

200410月28日(木)

ほぼ1年ぶりの訪問。11時21分に到着すると先客は2人。先頭の客は店先の道路上で、ブレイクダンスのようなものを踊っていた。ラーメン屋の行列でダンス(というか体操に近い)をするヤツなんて初めて見たよ(^^;)。

ところで店頭に貼ってある営業時間を見ると、「11:30頃〜」とあった。昨年来た時には「11:40頃〜」と書かれていたので、10分程開店時刻が早くなったようだ。それでも相変わらず短い営業時間だな。しかも今年は夏休みを3ヶ月半も取っていたらしいし(^^;)。

11時31分に開店。この時点で待ち客は8人に。店内に入り、まずは給水器で水を汲んでからカウンターに座る。ここで厨房を見ると、注文を受ける前から既に麺が茹でられている。ここは麺の量はワンサイズしかないので、見込みで先に茹で始めていたのだろう。

しかし壁のメニューのところには「麺少なめの方は申し出てください」というようなことが書いてあったので、麺少なめの客がいた場合には余った分が他の客に割り振られるのだろうか? 仮に1ロット(7杯)で麺少なめの客が6人いたらオソロシイことになるな(^^;)。まぁ、そういう場合は麺を捨てるのかもしれないが。

注文は口頭で「チャーシューメン」(800円)と「煮玉子」(100円)を。そして試しに「野菜多めはやってますか?」と訊いてみたところ、「やってないんですよ〜」と言われた。ちなみに他の客の注文を聞いてると「麺硬め」は断られていたが、「アブラ少なめ」は受け入れられていた。

ただでさえ狭い厨房には製麺機が置かれている。BGMはラジカセからAM放送。カウンターの調味料は唐辛子、ブラックペッパー、おろしニンニク。前回は出来上がる時に「ニンニク入れますか?」と訊かれたが、どうやらニンニクはセルフサービスになったようだ。また、胡椒も前回はホワイトペッパーだったので、1年も経つと細かな変化があるものだ。

10分程すると出来上がった。野菜増しはやっていないとは言うもののなかなかの盛りだ。ただし丼は小さめだけど。もやしが多いので川崎二郎になんとなくビジュアルが似ている。

野菜の下から麺をほじくり出して食べる。麺は軟らかめでモッチリとした食感。なんか麺自体に結構味が付いているような気がした。麺の茹で湯を見るとかなり茶濁していたので、ひょっとして茹で湯にタレでも入れてあるのだろうか?

ブタは細長い棒状で軟らかく味付けも程よい。丼がてんこ盛りだったので個数は数えられなかったが、たぶん5個くらいかな? オプションの煮玉子は半熟と固茹での中間くらい。味もあまり滲みてなく平凡なもの。

スープは薄くなくしょっぱくもなく丁度よい濃さ。背脂の塊も結構入っていた。途中で少しだけテーブルのおろしニンニクを入れたがイマイチ。やはりこのラーメンには刻み生ニンニクが欲しい。

丼が小さいからか麺や具を食べ終わるとスープがちょっとしか残らなかった。そのため当初はスープを残すつもりでいたがつい飲み干してしまった(^^;)。しかし二郎系によくある醤油っぽい後味とはちょっと違うものが口の中に残った。

最後に現金でお勘定。店内には「なるべく釣り銭の無いようにお願いします」と書いてあったが、あいにく小銭の持ち合わせが無かったので千円札で支払う。次回来る時は気に留めておこう。店を出ると10人以上並んでいた。


チャーシューメン(800円)+煮玉子(100円)

2003年9月11日(木)

今日は未食の「菱屋」へ。京浜東北線で大井町で下車。大井町に来たのは一体何年ぶりだろう? 全く思い出せないのでかなり久しぶりなのは確かだ。改札を出て右に曲がりエスカレーターを降りる。やけに長いエスカレーターだなぁと思って乗っていたら、そのまま地下のりんかい線の改札口まで連れて行かれてしまった(^^;)。そこで引き返して地上の出口へ。

「立会道路」という道路の真ん中に小公園のある道を通ること数分、目指す「菱屋」に11時20分到着。しかし店先の営業時間を見ると「11時40分頃〜」となっていたので、一旦引き返し付近を散策する。このあたりは小料理屋や飲み屋などが並んだ一角で、昼間のため閑散とした雰囲気だった。


立会道路

11時40分に戻るとまだ開店してなくて、店の前には開店待ちの客が1人。そこでその後に並び5分ほど待つとようやく開店した。店内はL字型カウンターのみの7席。メニューを見ると、ラーメン600円、チャーシューメン800円、煮玉子100円のみ。そこでラーメンと煮玉子を口頭で注文する。

厨房には若い男女(夫婦?)。実は男性のほうは「凛」店主の実弟だそうである。元々この場所は凛大井町店だったのが、今年の1月から菱屋として営業するようになったようだ。そのため店の看板には薄っすらと「凛」という文字の跡が残っていた。


看板には薄っすらと「凛」の文字

開店から5分もすると狭い店内は満席に。ここは客席も狭いがそれ以上に厨房も狭い。たぶん畳2枚分くらいのスペースしかないのではなかろうか。そのため店主はカウンターの下にあるわずかなスペースを利用して中腰の体勢で調理をしていた。女性のほうなんか裏口から体が半分建物の外へ出ていたし(^^;)。

しばらくすると出来上がったようで、「ニンニク入れますか?」と訊かれた。ここは当然「入れてください」と答える。ちなみに、凛と同様野菜増し等はやってないようだ。なお、ニンニクは刻んだものではなくておろしニンニクなのがちょっと残念。

麺は縮れた太麺。かなり軟らかめでプリプリした食感だ。やはり凛と似ている。ブタも凛と似たブロック状のものが4片くらい入っていた。一瞬チャーシューメンと間違えられたのかと思ったよ。野菜はかなりクタクタに煮込まれたもやしとキャベツ。煮玉子は醤油ダレに漬け込まれたもので黄身は半熟気味。

そしてスープは表面に背脂がゴロゴロと浮かんでいるものの意外とマイルド。二郎のように醤油ダレ風味が強かったり、凛のようにしょっぱいということもなかった。

量は普通のラーメンよりは多いが、二郎や凛と較べると少なめ。そのためスープまで完飲してしまった。なお、テーブルの調味料はS&Bのテーブルコショーと同じくS&Bの一味唐辛子。レンゲは無し。店内BGMはカジカセからAM放送が流れていた。

ところでこの店の営業時間だが、午前11時40分頃〜午後2時のみ(売切でそれ以前に閉店の場合有)で、しかも日・月・祝は定休。ということは週に10時間ちょっとしか営業してないことになる。しかも夏休みは8月10日〜9月8日までと約1ヶ月もとっていた。看板に店名も書いてないし、まだ試運転中といったところなのだろうか。

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