蓮爾 新町一丁目店

20212月18日(木)

2015年9月にさんこまから移転した蓮爾新町一丁目店。ずっと行きたかったが、土曜日以外は夜営業のみのため、なかなかチャンスが無かった。しかし緊急事態宣言に伴い、その期間中は平日の営業時間を昼夜二部制に変更とのこと。そこで移転から5年以上の時を経て、ようやく行く機会を得た。

最寄り駅はさんこま時代と同じ田園都市線・駒沢大学駅。ただし以前は東側の三軒茶屋方面に歩いたが、今度は西側の桜新町方面へ。駅の駒沢公園口からは徒歩9分ほどで到着。さんこま時代よりも、ちょっと遠くなったな。

店舗には看板が無いので、予備知識が無かったらおそらく通り過ぎてしまっただろう。実際、窓に貼られたオーションの袋を確認するまでは、ここだと確信が持てなかった。

店頭には営業時間変更の貼り紙が。

そしてその下には色褪せて読みづらいが、いくつかの注意事項も。

では、店内へ。券売機は入って右側のやや奥に。券売機に書かれた数字のボタンを押すスタイルはさんこま時代と変わらず。今回は基本の「小ラーメン」を購入。「蓮エビ」がメニューから消えたのが残念なところ。

到着時には満席で、店内の待ち席に2名。その後も店頭に行列は出来ないものの、客は途切れずにやってくる。正直昼営業はガラガラなんじゃないかと思っていたが、結構客が来てるじゃないか。これを機に個人的には昼営業をレギュラー化してほしいところ。

店員はキャップを後ろ前に被った男性1名のみ。BGMは移転前と同様に無し。客席は厨房を囲む形の逆L字型カウンターに9席。これは通常時よりも減席してるらしい。10分ほどで店員から席に案内される。そこで給水器から水を汲んでから着席。しかしそこは角席で、調味料はおろか箸も置いてない。おまけに感染対策のため、隣の席との間には仕切りがあるし。

しかし幸い隣の客がすぐに食べ終わったので、店員に断ってから隣の席に移動する。卓上には、ホワイトペッパーと割り箸。そして一段高い場所には唐辛子のボトルも。レンゲは無し。

ほどなく店員から声が掛かったので、「ニンニク」で。スープが少なく、まるで汁なしのようなビジュアルは以前のまま。


小ラーメン(730円) ニンニク

まずは麺を。これこれ。この啜るというよりは噛むという感覚の、まるでちくわぶを彷彿とさせる激太麺。前回蓮爾に来たのは2012年だったので、実に9年ぶりに味わうことが出来た。

ブタはブロック状に切られた小ぶりなものが3切れほど。これは麺に比べたらその存在感は希薄。スープはこの麺に負けない濃厚なもの。麺量は以前と変わらず「小」で370gと表記されてたが、これだけの太麺のせいか体感的にはそれほど多くは感じず、難なく食べ切ることが出来た。

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