春木屋(新横浜ラーメン博物館)(閉店)
2008年2月7日(木) |
新横浜ラーメン博物館内の春木屋で、なにやら二郎風なラーメンを出してるようなので行ってみた。ラー博に来るのはたぶん5〜6年ぶりくらいかなぁ。入口で300円払って入場券を購入。ここは他のラーメン集合施設と違って、ラーメン代の他に入場料がかかるのがちょっと痛い。
とりあえず展示とかは後回しにして、早速地下2階の春木屋へ。まさかラー博の中で一番行くことが無いだろうと思っていた春木屋へ来ることになろうとは、我ながら意外な展開である。だって荻窪で食えるものをわざわざここで食べないからね。しかし東京ラーメンを代表する老舗が、二郎インスパイアをやるような時代になったというのはなんだか感慨深いものがある。
到着時には9人待ち。まずは店頭の券売機で「菜肉太麺(サイローフトメン)」の食券を買ってから列に並ぶ。
7分ほどで店内に案内されたのでカウンター席へ。そして食券を渡すと、店員から「ニンニク付けます?」と訊かれた。ここは当然「入れて下さい」と応える。店員は調理担当の男性2名と接客担当の女性2名の4名体制。
客席は厨房に面した屋台風のカウンターに7席と、壁を向いたカウンターに5席。ただし席数は状況に応じてフレキシブルに増減している模様。そして店の内外にもテーブル席が各1卓ずつあるようだ。卓上には胡椒、酢、七味、割り箸、レンゲ、爪楊枝など。
まずは水とともに一味唐辛子(カイエンペッパー?)も登場。
程なくラーメンも登場した。
具は角切りチャーシューが6個くらい、茹でたキャベツともやし、メンマ、海苔1枚、ニンニク。そして野菜の上には一味が振り掛けられている。全く春木屋らしくないビジュアルである。しいて言えばメンマと海苔の存在が、春木屋らしさをかろうじて主張しているといったところか。ちなみにこのメニューは2007年秋季限定メニューだった「秋麺」というものを発展させた形らしい。
まずは麺から。なんとなく新代田に似た感じの断面が四角い太麺。というか、これはむしろ荻窪似と言ったほうがよいか? 春木屋の店員ならば、やはり荻窪二郎を参考にした可能性が高いだろうし。
スープは背脂の浮いた煮干風味の豚骨醤油。なんかこのへんは「麺や丸め」の燕三郎を連想した。野菜はキャベツ主体でもやしは少なめ。量的には一般的なラーメンよりもちょっと多い程度だったかな。ただしそれほど空腹感が無かったので他店との連食はやめておいた。龍上海にはちょっと惹かれたけど。
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