らーめん原点 横浜ラーメン甲子園店(閉店)

2005年2月10日(木)

今日は珍しくラーメンテーマパークへ。この手の施設に行くのは、数年前に「新横浜ラーメン博物館」に行って以来である。場所はその新横浜から程近いセンター北。

センター北駅の真上には「あいたい」というショッピングセンターがあり、目指すテーマパークはその中にあるという。その名も「ラーメン甲子園」。なんでも全国から選ばれた名門ラーメン7店が、期間限定で味を競い合うという趣旨だそうだ。

今回わざわざここを訪れたのは、群馬県代表として「らーめん原点」という店が出店しているからである。実はこの店は二郎を彷彿させるというウワサがあり、前々から気になっていたのだ。しかしラーメン食うためだけに前橋まで行ってられないので、今回の出店はちょうど良い機会である。

エスカレーターを上がって3階へ。ちなみに現在出店しているのは、「札幌ラーメンさんぱち」(北海道代表)、「山形らーめん天童」(山形県代表)、「らーめん原点」(群馬県代表)、「元祖一条流がんこラーメン」(東京都代表)、「尾道らーめん柿岡や」(広島県代表)、「九州筑豊らーめんばさらか」(福岡県代表)、「九州宮崎とんこつラーメン日向屋」(宮崎県代表)の7軒。

さて、お目当ての原点へ早速向かう。店先に券売機があったので、まずは食券を購入。なんかいろいろメニューがあるので迷ってしまうところだが、基本メニューと思われる「原点らーめん三豚」(830円)と、トッピングの「味玉」(100円)を購入する。

   

なお、豚は「一豚」で1枚、「三豚」で3枚、「五豚」で5枚だそうである。読み方は「いちぶた」「さんぶた」〜ではなくて、「いっとん」「さんとん」〜と読むらしい。ちなみに前橋の本店では、「小豚」とか「大豚」とかのメニューがあるそうな。

11時半を少し回った時点で先客は無し。ただしその後2組ほどのグループ客がやって来た。店内はU字型カウンター13席と、4人掛けテーブル席3卓+2人掛けテーブル席2卓の計29人収容。結構広い。そして厨房は一番奥に。店員は5名ほどで、みんなお揃いの赤いTシャツを着ていた。


店内には何故か北海道日本ハムのカレンダーが

とりあえず一番入口寄りの2人掛けテーブル席に腰をおろす。食券を出すと「醤油・味噌・塩のどちらにしますか?」と訊かれたので、ここは当然醤油を指定。テーブルには空のコップ、水差し、割り箸、爪楊枝、ティッシュペーパー。調味料類はホワイトペッパー、醤油、ラー油、酢が置かれてあった。

ここで壁に気になる貼り紙を発見。「おろしニンニク 豆板醤をご希望の方は、係りまでお申し付け下さい。」 ひょっとして食券を出す時にコールしなければいけなかったのか?

そこでラーメンが出て来た時に「ニンニクと豆板醤をお願いします」と言うと、おろしニンニクと豆板醤の入った容器を持ってきた。これは本来ラーメンに入れられて出るものなのか、元々こういうスタイルなのかは不明である。

さて、食べよう。


原点らーめん三豚 醤油(830円)+味玉(100円)

まずは麺を下から引っぱり出す。縮れのある太麺で硬めの食感。堀切系に良く似ている。量は200gとのこと。店の謳い文句をそのまま書くと、「昔ながらの粉で練った麺は、胚芽が入って栄養価も高く、モチモチとした歯ごたえのある太麺」だそうである。そして「3度食べれば、あなたもトリコになるはずです」という、どこかで聞いたことがあるようなフレーズも(^^;)。

具は豚3枚、細切りのネギ、キャベツ、もやし。野菜類はネギの比率が高く、もやし、キャベツは少なめ。なお、キャベツは生のようだった。ブタは、これも謳い文句をそのまま書くと、「極上の榛名豚を使用したやわらかジューシーチャーシュー」とのこと。しかし味付けは薄く脂身多めで、そこらへんの店のチャーシューと大差無いような気がした。やはり二郎のブタに匹敵するようなものはなかなか無いもんだなぁ。

スープは表面に細かい背脂が浮かんだ、いわゆる「背脂チャッチャ系」といった趣き。しいて言うとフーズ系に近いか? トンコツの他に鶏ガラも使っているらしい。オプションの味玉は半切り×2。黄身が少し半熟気味で味付けは普通。

う〜ん、これは果たして二郎を意識しているラーメンなのか? 全く影響を受けて無いとは思わないが、いわゆる「二郎インスパイア系」というカテゴリーには個人的には入らないと思った。最後にスープまで完飲すると、丼の底に「原点」という文字が登場した。

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