風来房(移転→ら〜めん松信)
2006年5月22日(月) |
今日は当初は別の場所に行くつもりだった。しかしこちらのブログを見て急遽行き先を変更。行徳へ向かうことにする。なんでも週4日のみの営業、しかも4食限定で二郎風ラーメンが提供されているという。これは行ける時に行っておかねば、次の機会がいつあるかわからない。常にインスパイア系は一期一会の心構えが必要である。
実はこの店は前から気になっていて、いつか行ってみたいと思っていた。それがこんな形となるとは全く予想していなかった。
さて、行徳へは今は無きぽっぽっ屋行徳店以来の訪問だ。その時と駅から同じルートで県道6号を歩く。ちなみにぽっぽっ屋跡地には「らーめん むげん」という店が出来ていた。平日は夜のみの営業らしく今日はひっそり。
その「むげん」のすぐ先、「東京家具卸売センター」の建物の脇にへばりつくような形でその店が見つかった。駅からは徒歩8分ほど。
開店時刻よりもちょっと早く着いてしまったので、しばらく店の前で待機。すると店主が出て来て、「開店まで中に入ってお待ち下さい」と声を掛けてくれた。これはありがたい配慮である。
店内に入り、まずはメニューを確認。基本的に「竹岡式」、「中華そば」、「とんこつ」の3本立てのようだ。
そして「こってり・太麺・やさい」と書かれた「松っちゃんラーメン」の貼り紙も。これが二郎インスパイアラーメンらしい。今回は無論これを注文。このメニューは2週間ほど前から始めたそうだ。ちなみに100円で野菜増しも出来るみたいである。
さらに竹岡式ではおなじみの梅割りも注文してみる。そして棚に置いてある缶詰から、つまみとして味付うずら卵をチョイス。うずらを選んだのは、あ後でラーメンにも入れられるから。
なんかこういうのって、酒屋の一角での立ち飲み(「角打ち」というらしい)みたいで楽しいね。
ウメワリ(350円)+缶づめ(200円)
店内は軽トラックの荷台を囲む形でL字型カウンターが7席。ほとんど屋台といってもよい面白い営業形態である。なんでも以前は台場まで出張販売をしていたこともあるらしい。
店員は気さくな若い店主ひとり。現在の店主は二代目とのこと。この店主、やはり二郎が好きらしく小岩、一之江、三田あたりに食べに行ってるそうだ。
卓上調味料は、GABANのブラックペッパー、ホワイトペッパー、唐辛子。他に割り箸、レンゲ。BGMはテレビ。
水は入口近くに置かれたタンクから紙コップにセルフで。タンクの中身は麦茶だ。屋台みたいな店舗とか紙コップとか、なんとなく目黒の「あいうえお」と共通点があるな。もちろん二郎インスパイアメニューがあるところも。
さて、出来上がったようだ。店主から「ニンニク入れますか?」と声が掛かった。そこでもちろん「入れて下さい」と応える。
まずは麺から。結構幅広で不揃いの縮れ麺だ。特にどこの二郎に似ているというわけでは無いが、なかなか二郎っぽい麺である。モチモチとした食感も良い。ちなみに4食限定なのは、一度に製麺出来る量が4食分だからだそうだ。
具はブタ、野菜、刻み生ニンニク。野菜はもやし8:2キャベツくらいの比率。ニンニクはかなり細かく刻まれたものが野菜の下に。ブタは角煮を細長く切ったようなものが2切れ。軟らかく程よい味付け。さすが竹岡式をやってる店だけある。スープも今まで食べた二郎インスパイアの中ではかなり高水準に思えた。
食べ終わる頃には背後に待ち客が。そこで食器をセルフでテレビ下の棚へ戻してお勘定。都合1300円也〜。
さて、せっかくここまで来たのにこのまま帰る手は無いだろう。ということで一旦店を出たあと再度訪問。今度は「竹岡式」を食べてみよう。同一店舗での連食は、大勝、大山相模原に続いて自身3度目になる。しかし「二郎」と「竹岡式」という2大カルトラーメンを提供する店というのもなかなか凄いものがあるな。
かなり黒々としたスープだ。これは基本的にチャーシューの煮汁をお湯で薄めたものだそうである。飲んでみると、見た目通りやや濃い目であった。このブタのエキスの詰まった濃い目の醤油味というのは、なんとなく二郎と通ずるものがあるような。
以前西武球場前や西新宿で食べた「本家梅乃家」では生麺だったが、ここは竹岡式正統的な乾麺使用とのこと。縮れた細麺で少し硬めの茹で加減。もっとインスタントラーメンぽいか思ってたが、注意深く食べないと生麺と区別がつかなかいかも?
具はチャーシュー3枚、海苔1枚、メンマ、ヤクミのザク切りタマネギ。チャーシューは先程の松っちゃんラーメンのものを薄く小さく切ったものかな? 違ったらゴメン(^^;)。
いつか本場の竹岡式ラーメンも食べに行きたいな〜。でも房総半島は遠い…。
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