ラーメン大 荻窪店

20142月27日(木)

用事で荻窪方面へ。ならば二郎に行きたいところだが、あいにく荻窪店は現在夜のみの営業だ。というかそれ以前に、そもそも最近営業してるのか? おまけに後で気づいたが、この日はどっちみち定休日だった。

ということで二郎のほど近くに昨年11月にオープンした「らーめん大」へ行ってみた。場所はアメリカン・エキスプレス・ジャパンの真ん前。

ちなみに公式サイトを見ると、荻窪店は純粋な新規店ではなくて、西荻店の移転という形らしい。しかし11月オープンなのに、サイトでの告知が12月26日というのはずいぶん遅いな。

では店内へ。

券売機は入って左側に。珍しいメニューとしては、「辛辛らーめん」と「ゆず胡椒らーめん」というのが有った。そこで今回は「ゆず胡椒らーめん」にしてみる。

店員は男性1名。BGMはJ-WAVE。客席は厨房を囲む形のL字型カウンターに8席ほど。卓上には、ミル付きの胡椒2種、酢、唐辛子、割り箸、爪楊枝、ペーパーナプキン。そして一段高い場所にレンゲ。水は給水器からセルフで。

しばらくすると店員から「トッピングどうぞ」と声が掛かった。

そこで「ニンニク」で。


ゆず胡椒らーめん味玉入(800円) ニンニク

ノーコールでもなかなかの野菜の盛り。充分食べきれる量ではあったが、最後は少々持て余したほど。なお、野菜増しで注文したと思われる客には別盛りで出しているようだった。

ところで出された丼をよく見ると、「ゆず胡椒らーめん」はどうやら普通の「らーめん」にゆず胡椒と味玉をトッピングしただけっぽい。800円という値段はゆず胡椒分が50円、味玉分が100円ってとこか。これは客単価を上げるための作戦だと思うが、味玉を抜いて700円で提供してほしいところ。

まずはゆず胡椒は溶かさずにノーマルなラーメンとして味わう。麺はおなじみ丸山製麺の縮れ太麺、スープは細かい背脂の浮いた「らーめん大」ならではのもの。ブタは画像だと2切れだが、丼の底のほうからもう1切れ発掘された。煮込みが甘いのかどうか、なんとなく生肉っぽさが残った味わいだった。

後半ゆず胡椒をスープに溶かす。すると唐辛子の辛味と柑橘系の酸味がスープに広がった。二郎系のラーメンに柑橘系の酸味というと、なんとなくめじろ台の「つけ味ラーメン」や凛の「ポン酢」を思い出すな。

荻窪二郎の営業が不安定なので、とりあえず立地的にその避難先としては重宝しそうではある。

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