ちばから

2016年8月27日(土)

とある用件で市原へお出掛け。それならば是非とも「ちばから」へも寄らなければ! 前回来たのは2006年なので、実に10年ぶりの訪問。ところで総武線で幕張本郷あたりを走ってるところで、「ちばから」のメルマガを受信! まさか臨休かと思い恐る恐るメールを開いてみると、「本日も頑張って営業させて頂きます!」という営業メールであった。ふぅ〜、驚かすなよ… 最近は以前よりも臨休は少ないようである。

店に到着した時点で店頭の待ち席には子供3人を含む7人待ち。さらに店内にも2人くらい並んでいるもよう。店頭には10年前には無かった「ちばから」仕様の飲み物の自販機が鎮座。自販機の両サイドには「天地返し!」とか「野菜カラメ」とか書かれてあった。

そして駐車場についての案内なども。

駐車場は店の前以外にも、店裏の月極駐車場のカラーコーンが置かれた場所が「ちばから」専用として用意されているようだ。

並んでから15分ほどで店内へ入り食券を。前回は「らーめん」を食べたので、今回は別のものにしよう。そこで「つけ麺 ごまだれ」にしようと思ったが、「油そば ごまだれ」とともに生憎の売切れ表示。ごまだれは現在提供してないのだろうか? ということで「つけ麺 醤油」をチョイス。合わせて前回は無かった「豚めし」も購入。そういえば前回は「らーめん」が700円だったのが840円に。これは二郎系では「冨士丸」に次ぐ高価格だな。

また、前回は無料だった「生卵」も30円になっていた。

食券を買ってるうちに席が空いたのでカウンターへ。店員は店主とその夫人と思われる女性、そしてともにメガネを掛けた男性2名の計4名体制。BGMはヘヴィメタのようなものが掛かっていた。

しばらくすると女性から、まだ食べてない客たちに対して「先のお好みはありますか?」と声が掛かった。一瞬なんのことかと思ったが、これは麺少なめとか味薄めとか先に対応の必要な事項を訊いてきたようだ。

そして座ってから20分近く経ったところで、改めて女性から「つけ麺、どうしますか?」と声が掛かった。ここは子連れ用の座敷席が有るので、カウンターだけの店よりも座ってからが思ってたよりも長いな。コールは「ニンニクネギラー油」で。ラー油は厨房内に貼られた無料トッピングのラインナップには書かれてないが、3〜4人に1人くらいの比率で頼んでいる客が見受けられた。

つけダレと麺の入った器が同時に登場。続いてすぐに豚めしも登場。


つけ麺 醤油(860円)+豚めし(250円) ニンニクネギラー油

つけダレの中には無料トッピングのニンニク、ネギ、ラー油入り。ネギは10年前は青ネギだったが、現在は白ネギに。

麺のほうには、ブタ、野菜、温玉入り。変わった形の器だ。

つけダレは非常に濃厚でクリーミー。そこにピロピロとした食感の平太麺がよく絡む。途中で適宜卓上の唐辛子やブラックペッパーを麺のほうに投下しながら食べ進める。

ロールタイプのブタは1切れながら分厚くてトロットロの絶妙な食感。異論はあるかもしれないが、個人的には二郎本家を含めてもトップクラスのブタではないだろうか。

サイドメニューの豚めしは、ごはんの上に細切れのブタと刻みネギを載せたシンプルなもの。

と、ここでカウンターの上を見ると、いつの間にかポットが置かれている。どうやらここは頼まなくてもつけ麺には自動的に割りスープを出してくれるようだ。

ポットの中のスープは、ラーメン用のものとは違って割りスープ専用と思われる魚介風味のあるものであった。

つけ麺+豚めしという組み合わせは思ってた以上のボリュームで、結局夜まで腹が減らなかった。次は「油そば」を食べに来たいところだが、一体いつになることやら?

2006年5月25日(木)

10時40分過ぎに到着。先客は無く一番乗り。定刻11時にシャッターが上がり暖簾が掛けられて開店。では店内へ。券売機は店の右奥に。

新メニューの油そばも気になるところだが、初訪問なのでここはオーソドックスに「らーめん」にしよう。そこで千円札を入れて「らーめん」のボタンを押す。あれ? 食券が出て来ないよ? 何度ボタンを押してもダメだ。そこで店員に声を掛ける。

するとどうやら故障してるようで、業者に電話を掛け始めた。結局10分以上待ったが券売機は直らず。このまま「今日は臨休」なんてことにならないかヒヤヒヤしたが、とりあえずこの時に店内にいた5人には現金で対応してくれることになった。そして一時的に暖簾が仕舞われ、貼り紙が掲出されたもよう。ちょっと到着が遅れていたら危ないところだった…。

とりあえず大きさだけを訊かれたので「らーめんの小」と応える。店員は店主とその夫人と思われる女性の2名。BGMは券売機の上に置かれたCDラジカセから、ファンキーなソウルミュージック。

客席は厨房を囲む形のL字型カウンターに11席くらい。他に座敷の小部屋もあった。卓上の調味料は、GABANのホワイトペッパーとブラックペッパー、七味唐辛子。他に割り箸、ペーパータオル、レンゲなど。水は入口左脇に置かれた給水器からセルフで。

しばらくすると今度はブタの量を訊かれたので「豚追加で」と応える。そしてこの時に味玉も注文する。玉子類はもとから全て現金対応のようだ。

ここで券売機脇に置かれた冷蔵庫の中を見ると、緑茶の500mlペットボトルが置いてあるのに気付いた。100円ならば自販機とかで買うよりも安いのでセルフで取り出す。ちなみに他にコーラと「7UP」のレギュラー缶も有り、これらも100円であった。


お茶(100円)

程なく女性から「どうします?」と声が掛かったので、「野菜ニンニクネギ」とコールする。二郎との違いは青ネギがあるところ。

そして生玉子を注文するのを忘れていたので、この時に一緒にお願いする。ちなみに生玉子は以前は50円だったみたいだけど、らーめんの値上げを機に無料になったようだ。

さて、出来上がった。まずはらーめんが。


らーめん(700円)+豚券(150円)+味玉(100円) 野菜ニンニクネギ

しばらく間をおいて生玉子が登場した。生玉子は神保町やマルジみたいに殻のまま出るのかと思っていたが、小皿に割り入れた形であった。


生玉子(0円)

らーめんは「陸」を彷彿とさせるビジュアルだ。まずは麺から。不揃いの平太麺、これはまさに二郎だ。陸に初めて行った時も、これって二郎そのまんまじゃんと思ったが、今回もそれと同様の印象である。

具はブタ、野菜、青ネギ、ニンニク。そしてオプションの味玉。ブタは5切れ入り。これが関内ばりのトロットロで、しかも分厚い。生玉子につけてスキヤキ風に食べると絶品。これはブタを増しといて良かった。

そういえばここはビールもあるんだよなぁ〜。ということはこのブタでビールが飲めるわけだ。今日は飲まないけど(^^;)。味玉は黄身がトロ〜リとした半熟で味付けも程よい。

スープはトロみのあるいわゆる乳化系。これもなかなかレベルが高い。いやしかし、正直こんなに旨いとは予想してなかった。わざわざ遠征した甲斐があったというものだ。これは再訪必須である。

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