中家(閉店)
2004年1月21日(水) |
昨年11月に開店した横浜家系ラーメンの「中家(あたりや)」という店に、何やら二郎っぽいラーメンがあるというので行ってみた。武蔵小金井駅から新小金井街道を北へ20分ほど歩いてその店に到着。実はこの場所は小金井二郎のすぐ近く。何もこんな近くで模倣メニューなど出さなくてもと思うのだが。
開店予定時刻の11時ちょっと前に到着すると、ちょうど店が開くところだったので入店。他に客は無く一番のりである。券売機は無いので「アタリ麺」(700円)という二郎風らしきメニューを口頭で注文する。そして店のホームページで「味付玉子サービス券」(50円相当)をプリントした紙を差し出す。
店員はちょっと太めの店主1人のみ。店内は横一列のカウンターが8席。BGMは有線放送か? テーブルにはブラックペッパー、擂り器付きの白ゴマ、レンゲ。
製造工程を眺めていたら、まずチャーシューを深笊に入れて火で炙っている。そして冷蔵庫から出した味玉をスープで温めたり、丼をお湯で温めたりと仕事はわりと丁寧なようだ。
しばらくすると、「お好みはどうですか?」と訊かれる。これは麺の硬さ、油の量、味の濃さを客の好みに調整するという家系ラーメンでおなじみの問いかけだ。初めての店なのでここは「普通で」と答える。ちなみにアタリ麺は硬めのほうがおいしいので硬めに調理しているそうである。
そしてまたしばらくすると、「ニンニク、唐辛子が入りますがいいですか?」と訊かれた。そこで「入れて下さい」と答える。いわゆる二郎の「ニンニク入れますか?」と同じ意味合いである。ちなみに「野菜増し」は、その都度茹でている関係上製造前なら対応出来るらしい。
さて、出来上がった。一目見た感想は「量が少ないなぁ」であった(^^;)。まぁ、普通のラーメン屋と較べれば決して少ないわけではないが、二郎と較べると明らかに少ない。具はブロック状に切ったチャーシューが6〜7片、茹でたもやしとキャベツ、そしてオプションの味玉。それに唐辛子とクラッシャーで砕いた生ニンニクが振りかけられてある。
チャーシューは歯ごたえのある硬さで味はあまりしみこんでなかったが、炙ってあるため香ばしい風味があった。野菜は普通の茹で加減で量は少なめ。味玉は黄身は半熟気味でかなり味がしみこんでいるようで少し辛いくらいだった。
麺は黄色い中細ストレート。製麺所の木箱が置いてあったので自家製麺ではないもよう。スープは茶色がかった豚骨醤油味。背脂も浮かんでいなくて普通の家系ラーメンのスープと同様のようである。
ということであっけなくスープまで完飲。二郎との共通点は茹でた野菜とニンニクくらいで、基本的に別物と言ってよいだろう。勘定を済まし店を出るまで結局他に客は無し。そのあと二郎のほうを覗いてみたらほぼ満席だった。この場所まで来るんだったら、やっぱり二郎に行ったほうがいいな。
アタリ麺(700円)+味付玉子(サービス券)
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