塩らーめん あいうえお
2006年5月12日(金) |
誕生日に「あいうえお」から1通のメールが。それによると誕生日のプレゼントとして、メルマガ会員限定の「一郎らーめん」を提供してくれるという。こういう限定モノには弱いので、早速予約のメールを。なんせ1年に1回しか食べられないからね〜。
そして本日13時20分頃に店へと赴く。すると店先のウッドデッキに置かれた椅子に2人待ち。昼時を少し過ぎてるからすいてるかと思っていたがこれは意外。この後も私が店を出るまでずっと待ち客は途切れなかった。
ところで久しぶりに来たら面白いシステムが導入されていた。それは店頭に番号札が置かれていて、それを手にしてから店に入るというものだ。札には残りの杯数が書かれている。現在は一日50食で売り切れとしているようだ。
ちなみに番号札の裏には「マスターの塩らーめん占い」というのが書いてあった。これは待ち時間を退屈せずに済むようにとの配慮らしい。
程なく席があいたので店内へ。一郎らーめんを予約した者であることを告げると、店主が厨房内に置かれたノートパソコンをチェック。ラーメン屋にパソコンが置いてあるのを初めて見た。プレハブ店舗にノートパソコンというのも、ずいぶんギャップがあるなぁ。
ここで「辛くないのとピリ辛とどちらにしますか?」と訊かれたのでピリ辛でお願いする。店員は店主1名のみ。BGMはJ-WAVE。テーブル上の調味料は胡椒のみ。他に割り箸、レンゲ、水差し、コップなど。そういえば以前は紙コップだったが、ちゃんとガラスのコップになっていた。
さて、「おめでとうございま〜す」という声とともにラーメンが登場した。結構丼が大きいね。
情報によると以前の一郎らーめんは海鮮系スープだったらしいが、現在は「とろみ塩らーめんの卵とじ」だそうである。もちろん「三郎らーめん」や「四郎らーめん」とは全く別物で、二郎をインスパイアしたものではない。
具はチャーシュー1枚、もやし、刻みネギ、スライスガーリック、とじ玉子。スープはほとんど固形に近い粘度で、麺がなかなか持ち上がらないほど。そしてかなり熱々。ピリ辛なので、唐辛子のような赤い粒々が浮かんでいた。
麺は縮れた細麺。しかしこれが結構量が多かった。たぶん2玉くらい入っていたのではないだろうか。ヘタをすれば目黒二郎の小よりも多いかも? もしあまり腹が減ってなかったら撃沈していたかもしれない。太麺よりも細麺のほうが量が多く感じるせいもあるのだろうか。
2005年8月11日(木) |
「四郎らーめん」とは二郎をインスパイアした「三郎らーめん」の塩バージョンとのこと。三郎は水曜日限定だが、こちらは木曜日限定。具はほぐした肉、茹でたもやしとキャベツ、刻みニンニク。チャーシューが違う以外は三郎らーめんと同じ構成だ。肉は前回食べた「チャーシューまぶし丼」に入っていたものと同じようだ。食感的にはシーチキンとか鶏の笹身に近いが、これは豚肉なのだろうか。
麺は黄色い中太麺。前回の三郎らーめんよりは少し太いような気がしたが、もしかして気のせいかも。そしてスープはなかなかコクのある塩味。三郎らーめんは正直なところ二郎の模倣の域を出ていないような気がしたが、これは二郎の要素をうまく自分のフィールドに取り込んだ一品に感じた。さすが塩らーめん専門店だけある。今度はレギュラーメニューも食べてみないと。
2005年6月1日(水) |
目黒二郎の程近くにある「塩らーめん あいうえお」という店で、4月頃から「三郎らーめん」という二郎をリスペクトしたラーメンをやっているという。これは「二郎コレクター」としては一度は食べておかねばならないだろう。しかしながら提供されるのが二郎が定休の水曜日だけ、しかも夜のみの営業ということでなかなか行くチャンスが無かった。
ところが先週、凛で食べたあと山手通りを北上して目黒まで行ってみると、なんと昼営業をやっているではないか! しかしその日は木曜日だったので、三郎らーめんはやってない日だ。というか凛で食ったあとではどっちみち食えん! ということで翌週水曜日の訪問を計画する。
しかし行ってみたところで確実に食べられるという保証は無い。そこで一応前日にメールで、翌日昼の部に三郎らーめんを食べに行く旨の連絡を店に入れておいた。すると今日の早朝に返事が返ってきて、三郎らーめんは本来夜の部に出しているのだが、わざわざ用意しておいてくれるという。ああ、メールしておいて良かった。アポ無しで行ったら食べられないところだったよ。ということで山手線に乗って目黒へ。
目黒駅から目黒二郎へ行く時と同じく、権乃助坂を下り「あいうえお」を目指す。途中には名立たるラーメン店が軒を並べるが、目黒には二郎に行く以外で来ることは無いので、いずれの店にも入ったことが無い。しかし今日は二郎に行くわけではないのにこれらの店の前を素通りするというのが、少し妙な気分であった。
そして当然目黒二郎もスルー。本来ならば既に開店待ちの客が並び始めてる時間だが、今日は定休日なので当然行列は無くひっそりとしていた。
駅から歩くこと12分ほどで11時49分に到着。営業時間がよく分からなかったので、とりあえず正午を目途にやってきたのだが、既に開店していて店内に先客は3名。店は非常に簡素な造りだ。これは元々屋台でやっていた時代の名残なのだろう。
とりあえず着席し、メールをした者であることを告げる。店員は髭の店主1名。店内は厨房に面した狭いカウンター席のみ。一応椅子は7個ほど置かれていたが、実際には5人程度しか座れないだろう。
今回は当然「三郎ラーメン」を食べるわけだが、一応メニューも見てみる。メニューはカウンター上に置かれたものの他に、厨房内にもご飯ものや酒類のメニューが掲示されていた。そこで三郎ラーメンとともに、味玉とチャーシューまぶし丼も注文してみた。
テーブル上には、胡椒、レンゲ、割り箸、爪楊枝が置いてある。水はポットが置かれているのでセルフで。コップが紙コップなのが珍しい。そしてカウンターには休業や新メニューなどを伝えるメルマガの案内が貼られてあった。BGMはJ-WAVE。
程無く出来上がった。丼は四角いお盆に載って登場。おお、見た目はまさに二郎だ! カウンターに下ろす時にお盆に少しスープをこぼしてしまったが、これも二郎らしい出来事である(^^;)。
まずは一口。結構醤油が立ったスープだ。さすが目黒二郎をインスパイアしただけあって、しょっぱめの味付けで表面には液体アブラが浮かぶ。ダシは豚骨ベースのようだ。
具はブタ、茹でたもやしとキャベツ、刻み生ニンニクと二郎そのまんま。ニンニクは特に訊くことなくデフォで入れてるようだ。ブタは6枚入り。一口サイズの小ぶりながら軟らかく、ややカラメの味付けのバラ肉。サイズや味付けがやはり目黒二郎を彷彿とさせる。
麺は黄色くやや細めの縮れ麺。これは全然違うな。でも一応三郎らーめん専用の麺で、元々はつけ麺用に使用していたものだそうである。量は目黒の小と同じくらいかなぁ。オプションの味玉は、黄身がほとんど液体に近い半熟で味付けも濃かった。
サイドメニューのチャーシューまぶし丼は、ご飯の上にほぐした肉と刻みネギ、豆板醤が載ったもの。肉は白っぽくてシーチキンみたいな食感。これは豚肉ではなくて鶏肉か? 豆板醤の辛味がいいアクセントになっていた。
チャーシューまぶし丼(350円)
最後にお会計。しめて1250円也。正直言って然程期待していなかったせいか、予想していた以上に二郎の雰囲気が出ていたラーメンに思われた。これで麺がもっと二郎っぽくなれば、充分代替食になりそうだ。
ちなみに後から来たお客さんで三郎らーめんを頼んでいる人がいたが、その人は「本来無いはずのものを食べられてラッキーですね」と店主に言われていた(^^;)。
なお、明日からは「四郎」という三郎の塩バージョンを木曜限定で始めるそうだ。また、「一郎」の構想もあるとか(^^;)。そして基本的に限定ラーメンは夜の部のみ20食限りとのこと。ただしそのうち1食は店主が自分で食べる分なので、実質19食限定らしい(^^;)。
あと、営業時間についても訊いてみたところ、原則的に12時頃〜24時頃とわりとアバウトで、中休みの時間帯も明確に決まってないようだ。また、定休日も特に決まってないが、日曜日に休むことが多いらしい。
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