むさしの日記

11月30日(火)

新メニュー目当てで「陸」へ。13時頃到着すると店内に先客は7人。店に入ると右側に新しく導入された券売機が。メニューを見るとお目当ての「塩つけめん」(750円)があったのでさっそく食券を購入。けっこう腹が減っていたので大盛や豚増しも考えたが、とりあえず初めてのメニューなのでノーマルで様子をみてみよう。ちなみに他のメニューは以前と同様で変化なし。店員はいつもの2名。BGMはTOKYO FM。ちょうど1時の時報が流れていた。

席につき食券を店員に渡す。この時に「野菜多め」とコール。ここはトッピングを訊かれないので、言い忘れないように注意が必要である。なお、この時店主が「あと1つ」と夫人に告げていた。これは塩つけめんがあと1人前で終わりと言う意味だったようで、しばらくすると券売機を売切表示にしていた。おおっ、危ないところだった(^^;)。ちなみに「つけめん」のほうは売切になっていなかったので、おそらく塩ダレが切れたのであろう。

さて出来上がった。まずはつけダレを一口飲んでみる。結構しょっぱいね。つけダレの中には薬味として刻みネギと唐辛子。表面には背脂ではなく薄い液体油の層。酸味はあるが、柚子胡椒のスパイシーさは感じられなかった。なかなか言葉では表しにくい複雑な味である。

ブタは2枚入り。そのうちの1枚が程よい脂身がありとてもジューシーで絶品だった。野菜もキャベツ、もやしが半々の比率で量も多い。ただし今回も青ネギが載っていなかった。他の客のらーめんを見ても載っていなかったように見えたので、やはり青ネギはやめたのだろうか? 

麺と具を食べ終わり最後にスープ割りを頼む。一部ではイカの煮汁のような味がすると言われているが…。う〜ん、確かに言われてみればイカのような味がしないでもないような…。塩ダレと豚骨スープが化学反応(?)を起こして、そのような味になるのだろうか? でもかなりビミョーです(^^;)。


塩つけめん(750円) 野菜多め


スープ割り

11月28日(日)

今日は東京ドームへ出掛ける。その前に腹ごしらえを。ドーム内の食い物は異常に高いので、中で食べる気は全く無し。しかしながら日曜日の都心部は生憎休みの店が多い。ホントなら水道橋近辺には安い食べ物屋が一杯あるのにな〜。これが土曜日だったら神保町二郎→東京ドームのコースも可能なのだが(^^;)。

山手線内の二郎で日曜営業をしているのは池袋、馬場、歌舞伎町、小滝橋、目黒などがあるが、いずれも11時半か12時開店だ。東京ドームには12時集合なので到底間に合わない。ということで24時間営業の千駄ヶ谷「ホープ軒」に行ってみた。かれこれ10年ぶりくらいかも? かつては二郎と並んで「東京背脂ギトギト系ラーメン」の雄と言われたホープ軒の現状は如何に?

10時半過ぎに到着。まずは店頭の券売機で食券を購入。ちなみに券売機は2台ある。今回は「ラーメン」(650円)と「味付煮玉子」(90円)をチョイス。他にメニューは「チャーシューメン」(850円)、「ネギラーメン」(800円)、「モヤシラーメン」(700円)、「ワンタンメン」(800円)、「メンマラーメン」(800円)、「大盛ラーメン」(800円)、「大盛チャーシュー」(1000円)、「ワンタンスープ」(750円)、「ライス」(100円)、「缶ビール 350ml」(300円)がある。

余談だが券売機の隣にはヤクルト製品の自販機が置いてあった。これは場所柄か。

1階の立ち食いカウンターにて食券を提出。そういえばここにはおしぼりがあったのを思い出したので、店頭に置いてある温蔵庫に取りに行く。温蔵庫には「味玉子美味しくなりました」という貼り紙があった。以前は美味しくなかったのか?(^^;)

テーブルの調味料はブラックペッパー、豆板醤、マルジと同様の業務用ニンニク、醤油ダレ、酢。そしてザルに入った入れ放題の刻みネギ。レンゲは上から吊り下げられたボウルの中に、水はポットに入ったジャスミン茶。カウンターの上にはマラソンの瀬古のサイン色紙が。一体何年前のものだろう?(^^;)

   

さて出来上がった。待ち時間は3〜4分ほど。まずは一口。おお、思い出した。これがホープ軒の味だ。麺は中太の少し縮れ麺。具はもやし、メンマ、チャーシュー。これにセルフで刻みネギを投入。

久しぶりに食べた感想だが…。スープが薄い。あまりダシが出ていないようだ。昔のB級グルメ本で「ウチは他店が100杯スープをとるところを50杯しかとってない」という記事を見たことがあるのだが、現在は50杯分の材料で100杯作っているのでは? と思ってしまった。

そして醤油ダレも薄い。幸いテーブルにタレ(ただの醤油?)が置いてあるので、多少の調整は可能だが。チャーシューは脂身が多く薄いものが1枚。なんか味がほとんど付いてないぞ。オプションの味玉はハードボイルドで味付けはまぁ普通。

よくフーズ系がホープ軒に似ていると評されることがあるが、はっきり言ってフーズ系のほうがずっと旨いです(^^;)。でも吉祥寺のホープ軒本舗のほうはどうなんだろうね。生郎に行く時に行列しているのを見掛けることがあるけど。しかし吉祥寺のほうは私とは相性が悪いのか、過去2回ほど食ったあとに吐いたことがあるのだが(^^;)。しかし二郎に鍛えられた現在なら大丈夫かも?


ラーメン(650円)+味付煮玉子(90円)

11月25日(木)

今日は今年9月に開店した「らーめん天空」に行ってみた。渋谷から東横線に乗って横浜で乗り換え。ここで根岸線に乗れば関内に行けるな〜と思いつつも京急に乗って子安駅で下車。

改札口から踏切を渡ってすぐに店に到着。駅から近くて便利。ただし立地的には「駅前」というよりは完全に「街道沿い」という雰囲気。店は国道15号(第一京浜)に面していて、うまい具合に店の前が駐車しやすそうな側道になっている。

子安駅
   
店の前の側道

11時43分に入店すると、店内に先客は7人。まずは食券を購入。券売機は入口右側にある。メニューは以下の通り。

らーめん   600円
らーめん 中盛   700円
らーめん 大盛   800円
     
味噌らーめん    700円
味噌らーめん 中盛   800円
味噌らーめん 大盛   900円
     
つけめん   600円
つけめん 中盛   700円
つけめん 大盛   800円
     
味噌つけめん   700円
味噌つけめん 中盛   800円
味噌つけめん 大盛   900円
     
味付玉子   100円
ちゃあしゅう   300円
野菜   100円
のり   100円
     
餃子   300円
ご飯   150円
ちゃあしゅうご飯   300円
おつまみちゃあしゅう   300円
     
小生ビール   280円
生ビール   400円

結構種類が多くて迷ってしまうところだが、今日は初めてなので基本メニューの「らーめん」(600円)と「味付玉子」(100円)にしよう。ただしそれだけでは物足りないと思われるので、「ちゃあしゅうご飯」(300円)と「餃子」(300円)も合わせて購入。しめて1300円かぁ。ランチサービスのセットメニューが欲しいところだ。ちなみに食券は、ぽっぽっ屋中野新橋店のような紙が繋がって出て来るタイプだった。

この店はラーメンコンサルタント渡辺樹庵氏のプロデュースとのこと。ただし店内にはそれらしき案内などは見当たらなかった。客席はちょっと変形のL字型カウンター10席。店員はメガネをかけた店主と思われる中年男性と若い助手の2名。BGMは券売機の上に置かれたテレビ。「キューピー3分クッキング」が流れていた。

カウンターに座り食券を提出。するとまずコップに入った水が供される。なおカウンター上にはポットが置いてあるので、水のおかわりはセルフで。その他卓上には、醤油、酢、ラー油、ブラックペッパー、一味唐辛子、そして水に浸けられた生の粒ニンニクとクラッシャーが置かれていた。ニンニクはセルフで入れる方式のようだ。

しばらくすると出来上がった。まずはらーめんが、続いてちゃあしゅうご飯と餃子がほとんど間を空けずに登場。まずはらーめんから。一口目はなんとなくフーズ系っぽい印象がした。これは表面に浮いた細かい背脂の甘みによるものだろうか。でも基本的に二郎とは別物のスープ。

麺は堀切系っぽい縮れた太麺。しかし堀切と違ってツルツルとした食感。他サイトの情報によると、辰屋と同じ三河屋製麺製らしい。麺の量は一般的なラーメン屋並みに少ない。ジロリアンなら大盛必須。

チャーシューは2枚入り。バラ肉で軟らかく香ばしい香りがした。武蔵小杉店のブタを上品にしたような感じか。他に具は茹でたキャベツともやし。量は申し訳程度。これで100円の野菜を追加すると、どの程度増量されるのだろうか。

オプションの味玉は黄身がトロ〜リとした半熟で味付けも良かった。途中でテーブルのニンニクをクラッシャーで潰して投入。しかし水に浸けてあるせいか風味が飛んでいるような気がした。

ちゃあしゅうご飯は、ラーメンに入っているものと同じチャーシューを細かく刻んだもの、もやし、キャベツがご飯の上に載っていて、醤油ダレとブラックペッパーで味付けがされていた。餃子は5個。普通の味で特筆することは無し。テーブルのラー油を使おうとしたら、容器の中で固まってて出てこなかった(^^;)。


らーめん(600円)+味付玉子(100円)

ちゃあしゅうご飯(300円) 餃子(300円)

そのあと蔵前に移動。京急は都営浅草線にそのまま乗り入れているので便利である。途中、生麦、京急川崎、蒲田、平和島、北品川、三田などを通過。この沿線は結構二郎系が多いんだね。

蔵前に着くと、「大学堂〜大学堂〜お控えなすって大学堂〜♪ アイスクリ〜ムアイスクリ〜ムアイスクリ〜ムだよ〜♪ ホ〜ットドッグホ〜ットドッグホ〜ットドッグもありありあります大学堂♪」というレゲエっぽいリズムに乗せた脱力感のある歌が。

ホットドッグとアイスクリームの移動販売−大学堂」のデリバリーバンだ。どうやら毎週木曜日はこの界隈を流しているようで、毎週ここに来てるうちに気が付いたら歌を覚えてしまっていた(^^;)。

ここ数週間見なかったので、巡回ルートが変わってしまったのかと思っていたところに久しぶりに遭遇。そこで腹は減ってなかったが試しに買ってみた。この機会を逃したら、またいつ遭遇するかわからなかったし。

メニューはいろいろあるが、とりあえず一番オーソドックスな180円のホットドッグを。正式な名前は「ほっとするドッグ」というようだが、普通に「180円のホットドッグ1個」と注文する。すると「辛子は入れますか?」と訊かれたので入れてもらった。

しばらくすると出来上がった。パンの中にはソーセージのみ。そこにケチャップとマスタードがかけられている。極めてシンプルなホットドッグだ。出来立てなのであったかい。


ほっとするドッグ(180円)

ところで大学堂の歌ってCD化されているんだねぇ。一瞬買ってみようかという衝動にかられたが、あまりにバカバカしいので思いとどまったけど(^^;)。公式サイトによると、作詞・作曲・歌は大学堂の社長だそうな。なんでも元々演歌歌手志望だったとか。サイト内で試聴も出来るのでおヒマな方はどーぞ。

11月24日(水)

今日はめじろ台へ。2回続けて八王子市内の二郎だ。これは今月一杯で使用期限の切れる京王線の切符を消化したかったから(^^;)。駅から徒歩で11時28分に到着すると先客は5人。定刻11時半に開店。この時点で待ち客は7人になっていた。まずは給水器で水を汲み着席。店員はいつもの3名。BGMもいつものAMラジオ。店内には神田神保町店の案内が貼られてあった。

今日は腹具合がイマイチだったので、無難に「ラーメン」(600円)を注文したあとトイレへ直行。さすがにまだ改装してから日が経ってないので綺麗だね。と言っても改装前のトイレには入ったことがないので以前は知らないけど。

これで二郎のトイレは府中店に続いて2軒目の制覇。トイレ全店制覇への道は遠い(?)。ちなみにファーストロット7人のうち、3人がトイレを使用していた。意外とトイレを使う客って多いんだな。

トイレから出てしばらくすると出来上がったようだ。メガネのおばちゃんから「ニンニク入れますか?」と声がかかる。今日は控えめに「ニンニク」コールのみにしておく。すると「ニンニクだけでいいですか?」と訊き返されてしまった(^^;)。

ところでおばちゃんの野菜の盛り付けの様子をみてると、まずはコール前にトングで二掴み。コール後には「野菜」と言わなくてもさらに一掴み、「野菜」と言うと三掴みを投入していた。相変わらずの盛りの良さだ。

さて食べよう。まずは野菜の上から醤油ダレを回し掛け。野菜はバキバキの食感。キャベツの芯も入っていた。ブタは3枚+カケラ2片。適度な脂身が付いていて軟らかくジューシー。そしてスープ。う〜ん、今日はなんか薄い?

テーブルの醤油ダレや唐辛子、ブラックペッパーで調整してみたけど、あまり効果がないようだ。食後の口内にもいつもの二郎を食べた時のような独特の風味が残らなかったし。

量的にも「小」でブタ、野菜、アブラを増さなかったので、今日は二郎を食べたという満足感が少なかったなぁ。やはり万全の腹具合で望まなかったのがいけなかったのか?


ラーメン(600円) ニンニク

11月19日(金)

今日は野猿二郎へ。土曜の昼営業以外でここに来たのはほぼ1年ぶりで2回目になる。当初は明日行くつもりでいたが、土曜日は都合が悪くなったので急遽予定変更。なるべく「夜二郎」はしたくないのだが…。

南大沢駅からバスで18分、16時37分に到着。さすがにまだ誰もいなくて一番乗り。ちょっと早く着き過ぎたな。ちなみに隣の分田上は、本来ならまだ営業時間中のはずだがシャッターが閉まっていた。スープ切れ終了かそれとも臨時休業か? 

分田上 分田上の営業時間

開店までヒマなので店頭の貼り紙等を眺める。いろいろ注意事項が書かれているが、まぁ全て当たり前のことだ。

定刻17時にシャッターが上がり開店。この時点で待ち客は4人。前回の夜開店直後に来た時には結構混んでいたが、今日は閑散としている。学生の集団がいないからかな。

まずは食券を購入。ここは当然新メニューの「ドロドロ味噌2004」(850円)にしよう。と思って、券売機の「85」を押しても反応しない。良く見たら「83」でしたね。ここのところボタンの押し間違えが多いような…(^^;)。

例によって大小共通のようなので、食券を渡す時に「小」と店員に告げる。野猿で「大」にはなかなか踏み切れないなぁ(^^;)。店員は店主とニット帽をかぶった助手の2名。今回も助手のほうがメインで調理をしていた。

出来上がるまで店内をなんとなく観察。3ヶ月ぶりの野猿だが特に変わったところはないようだ。厨房の裏口側の床を見ると、ビニール袋に入った生の豚肉が置かれていた。ヒモで縛ってあったが、この形で肉屋から納入されるのだろうか。

入店してちょうど10分経ったところで、店主から「味噌の方?」と声がかかった。コールは「ニンニク野菜」で。では食べよう。まずは一口。思ってたよりはマイルド。「ドロドロ味噌」なんてネーミングだから、もっと粘度の高いスープを想像していたが、いごっそうの味噌らーめんのほうがひょっとしたら粘度が高いかも。ちょっと変な期待をしていたかな(^^;)。それでもスープの底のほうに味噌ダレが沈殿していたようで、徐々にドロドロっぽくはなってきたけど。

具は通常のラーメンのものの他に、短冊状に切った油揚げとニラ入り豆板醤。ブタは2枚入り。脂身が無く出来はいつも通り。野菜はこのご時勢からキャベツの比率が減ってるのではとの懸念があったが、ほぼ従来通りの比率。ただし久しぶりに「野菜」コールをしたが、以前より量は少なくなったような気がしないでもなかった。まぁ、仮に足りないと思ったら追加が出来るのだから問題は無いけどね。

油揚げはスープを吸ってなかなか旨い。これは上野毛店の「Jiro Day」サービスでやってみても面白いのではないだろうか(^^;)。豆板醤は後半スープに溶かして食べる。これは先日食べた「一代」の「旨辛みそ」を連想した。

普段だと二郎のスープを飲むのは少し抵抗があるのだが、今回は味噌汁を飲むような感覚で楽に完飲。そのわりにはニンニクの風味が口内に残らなかったな。


ドロドロ味噌2004(850円) ニンニク野菜

以下久しぶりにパスネットネタ。帰りに京王多摩センターで通過待ちをしている時に、車掌から「若葉台乗務区限定」のパスネットをようやく入手。このシリーズは駅では売ってないので、入手難易度が比較的高い。しかも京王線は桜上水、高幡不動、若葉台と3ヶ所の乗務区があり、それぞれ別の種類のパスネットを発売しているのである。そのうち2種類は簡単に手に入ったが、最後の若葉台がなかなか所属乗務員の乗る電車に当たらずに難儀していた。

11月18日(木)

日暮里で用事を済ませたあと池袋へ。当初は池袋二郎へ行こうと思っていたが、あまり腹が減ってなかったので予定変更。西武線に乗って久しぶりに「どっと屋」へ行ってみた。江古田駅から徒歩数分で11時50分に到着。先客は無く一番乗り。正午を1〜2分過ぎたところで開店。この時点で待ち客は8人ほどになっていた。

まずは食券を購入。今回は未食の「つけらーめん」(650円)にしてみよう。そして「味付玉子」(70円)の食券も合わせて購入。ちなみにつけ麺には堀切店同様「あつもりらーめん」もある。また、「油そば」は初めから売切表示になっていた。

席に着き水を汲む。給水器は券売機の隣にあるのだが、カウンター席にもポットに入った水が置かれている。これは水を汲むのにいちいち立ち上がらなくていいので嬉しい配慮である。店員はコック服姿の店主1人。BGMは有線放送から小さめの音量で洋楽が流れていた。

出来上がるまで店内を観察。店の隅には冷蔵庫が置かれている。中には「キリン一番搾り」の中瓶や作り置きのブタや味玉、そして店員用と思われる野菜ジュースと栄養ドリンクが入っていた。そしてその横にはカネシ醤油のオレンジ色のポリタンクが。修行先の堀切店は窪田味噌醤油に変えたらしいが、ここはまだカネシを使っているようだ。ただし「二郎専用醤油」では無いであろう。ラベルまでは確認出来なかったが。

思ったよりも早く出来上がったようだ。店主が小声で「普通でいいですか?」と訊いてきたので、「ニンニク野菜玉ねぎ多め」とコール。しかし店主の声は非常に小さいな。これだと慣れない人は聞き逃すのではないだろうか? それと「普通でいいですか?」という訊き方は、本音ではトッピングを増したくないのではと、つい邪推してしまいたくなるよ(^^;)。

ちなみに他の客のコールを聞いていると、「野菜ダブル」とか「玉ねぎトリプル」とかいうのも可能なようだ。また、テーブルのトッピングメニューには書いて無いが、「キクラゲ多め」と言っている人もいた。


つけらーめん(650円)+味付玉子(70円) ニンニク野菜玉ねぎ多め

さて食べよう。麺は堀切系独特の硬くて太い縮れ麺。具は麺の皿にブタ2枚、野菜、キクラゲ、玉ねぎ、オプションの味玉。ブタはそこそこ厚みはあるが、冷たいせいかやや硬め。堀切系のブタは個人的にはどうもダメだなぁ。味玉は黄身がやや半熟。堀切店やぽっぽっ屋と違って甘ったるい味がしないのは個人的には良い。

つけダレはアブラが少ないためか甘みは無い。かと言ってしょっぱいということも無く程よい味加減。タレの中にはわりと大きめに刻まれた長ネギとメンマが入っていた。大盛りにはしなかったためあっけなく食べ終わる。普通の腹具合ならば大盛りにしなければ絶対物足りないだろうな。

最後にスープ割りを貰う。レンゲでスープをすくうと、ようやくニンニクが確認出来た。実は食べている間ニンニクが全然感じられなかったので、ひょっとして入れ忘れられたのかと思っていた。ニンニクの量はかなり少なめみたいだったので、ニンニク好きな人は「ニンニクトリプル」で頼んだほうがいいかも(^^;)。アブラ少なめなのとネギの風味からか、なんとなく「蕎麦湯」のような後味が残った。


スープ割り

ここから余談。以前どっと屋の並びに「SPEAK EASY」というバファローズのロゴマークのある飲み屋があった。それが今日見たら洋服屋に変わってしまっていた。ひょっとして近鉄バファローズの消滅とともに閉店してしまったのであろうか?(^^;) 機会があれば入ってみたいと思っていたのでちょっと残念。

2002年12月 2004年11月

 

11月17日(水)

浅草に用事があったので、銀座線を途中下車して「ラーメン二郎神田店」改メ「ラーメン神田店」へ。かれこれ1年9ヶ月ぶりの訪問になる。三越前で下車して徒歩5分ほどで到着。実は銀座線だと神田駅よりも三越前のほうが近い。

店頭の看板を見ると確かに「二郎」の文字が削り取られている。そして店先に無造作に置かれているポリタンクを見ると、カネシの「ラーメン二郎専用醤油」から窪田味噌醤油の「濃口醤油」のグレーのものに変わっていた。名実ともに「二郎」では無くなってしまったんだな〜と改めて実感。

11時1分の時点で店内に先客は5人。とりあえず食券を購入。今日は「つけ麺(大)」(800円)にする。ここは珍しくラーメンとつけ麺が同価格だ。ということもあり、どうしてもつけ麺のほうがお徳感があるな。というかラーメン(普通盛)の700円はちょっと高くはないだろうか。ちょっと前までの三田の「大ダブル」と同価格だよ。

500円玉でお釣りが戻るように、券売機に1300円を投入。すると旧500円硬貨が出て来た。それを見た店員が新500円硬貨と交換してくださいと言ってきた。何か意味が有るのか? 謎である。

カウンターに座り食券を提出。この時「あつもり」でお願いする。ちなみに食券にはまだ「ラーメン二郎」と印字されていた。また、店内を見渡すとトッピングの案内にもまだ「二郎」の表記が。そして厨房の麺の入った木箱にも「二郎」と書かれていた。

店員はコンビネーションの良い男性2名。BGMは有線放送から古めのJ-POP。しばらくすると不意にトッピングを訊かれた。ここは麺を茹で始める段階で訊かれるようなので、いまいちタイミングが掴みづらい。コールは「野菜ダブルニンニク」。

またしばらくすると、まずはつけダレが。続いて麺の皿が登場した。この時点で11時10分。セカンドロットでこの時間というのは二郎系としては異常に早い。ちなみに「あつもり」の作業工程を見てると、一旦水で冷したあと20秒ほど再加熱していた。


つけ麺(大) あつもり(800円) 野菜ダブルニンニク

麺はフーズ系の細麺で普通のラーメン屋並み。短い茹で時間も肯ける。あつもりにすると一応麺の風味が感じられるけど、この既製品のような麺だとなぁ…。スーパーで売っている生麺とあんまり変わらないような。

具は麺の皿にブタ2枚、煮玉子1/2個、野菜、ニンニク。ブタは薄っぺらい只のチャーシュー。以前はつけ麺だと3枚入ってなかったっけ? 野菜はもやし90%で普通の茹で加減。煮玉子は固茹で。味はあまり付いてなくほとんど茹で玉子。

つけダレは表面に細かい背脂が浮いていて、中には小さくブロック状に切ったブタが何個か沈んでいた。あと、以前はたしか刻みネギが入っていたと思うが、今回は確認出来なかった。虎ノ門店のつけダレと較べると酸味はかなり抑えめ。

最後にスープ割りを貰う。するとつけダレを少し捨ててからスープを入れているようだ。飲んでみると、ちょっと薄い気がした。もう少し元ダレを残しておいて欲しかったかも。ここのつけダレの丼は結構大きめなので、全部飲んだら腹がタプタプになった(^^;)。


スープ割り

これで二郎全25店(仙川含)+旧・二郎7店の年内制覇達成。二郎系の既食店で今年行ってないのは、マルジ2号店(板橋南町)とどっと屋だけになったな。未食店だと卍・天神角ふじ・明神角ふじ・ちばから・かなり屋・天空・大山などまだ何軒もあるけど。

11月13日(土)

今日は習志野市秋津野球場にマスターズリーグを観に行く。

何故かプリティ長嶋がいた。

可笑しかったのはスタンドで「さつまいもスティック」を売っていたおじさん。
「いもポテトいかがですか〜」

何だよ「いもポテト」って(^^;)
いわゆるひとつの夢のドリームですかぁ〜?


いもポテトいかがですか〜

そのあと松戸へ移動。新習志野→松戸ってJRのみを使うよりも、八柱で新京成に乗り換えるほうが20円安いんだね。Yahoo!路線情報を見て気が付いたがこれは盲点だ。余談だが「八柱」って、新京成は「やしら」だけどJRは「やしら」って読むんだと初めて知った。「えだ」と「えた」のようなものか。

松戸駅に到着して、いつもなら西口へ出るところだが今日は東口へ。徒歩4分ほどで「大黒屋本舗」に17時48分到着。この時点で先客は2人。ここは佐貫大勝軒系の高橋こうじグループが今年8月にオープンした店だそうである。面白いのは昼は大勝軒系、夜は角ふじ系(二郎風)という2つのメニューで営業している点だ。

定刻18時に開店。この時点で待ち客は7人。しかしすぐに続々と客が到着。店内に入りまずは食券を購入。と思ったら前の客の千円札が機械に何回入れても戻ってきてしまう。そこで店員が券売機を調整。しばらくしてようやく正常に稼動した。

券売機を見ると、メニューは大黒麺(680円)、大黒麺(中)(680円)、塩麺(730円)、塩麺(中)(730円)、大黒醤麺(800円)、大黒醤麺(中)(800円)、大黒つけ麺(680円)、大黒つけ麺(中)(680円)、大盛(100円)、特盛(150円)、生玉子(50円)、味付玉子(100円)、メンマ(100円)、海苔(100円)、小ブタ(ウデ肉4枚)(150円)、バカブタ(ウデ肉4枚、バラ肉4枚)(300円)といったところがある。

そこで「大黒醤麺」(800円)、「バカブタ」(300円)、「味付玉子」(100円)の食券を購入。合計1200円か…。ちなみに麺の量は、並200g、中盛250g、大盛300gという貼り紙があった(特盛は失念)。実はここでプチ失敗をするが詳しくは後ほど。

店内は厨房に面して一直線のカウンター6席と4人掛テーブル席×2の計14席。ただしテーブル席は相席させないので、開店時に入ることが出来た客は10人で、残りの客は店外待ちとなった。

席につき食券を提出。店員から「お好みはありますか?」というようなことを訊かれたので、「野菜多め、それとニンニク」と応える。すると食券に赤ペンで「野菜ニンニク多め」と書き込んでいた。

店員は厨房2名、接客担当1名の計3名。BGMは店奥のトイレ前に置いてあるミニコンポからJ-ROCKのCDが流れていた(アーティスト不明)。テーブルの調味料は醤油ダレ、ブラックペッパー、唐辛子、酢。レンゲ有り。カウンター席の上の壁には石神秀幸氏、はんつ遠藤氏、渡辺樹庵氏、小林孝充氏、ばぶ氏、山本たけし氏らの色紙が飾ってあった。

しばらくすると出来上がった。出て来た丼を見るとまるでパフェのようなてんこ盛り。これは今まで二郎系で私が供されてきた中では最大の標高だ(^^;)。ただし丼は小さいので量的にはそれ程でもなさそうだけれど。

それとこの時点で買う食券を間違えていたことにようやく気が付いた。当初は中盛を頼むつもりでいたのに、間違えて普通盛の食券を買ってしまっていたのである。値段が同じだからうっかりしていたよ。初めて行く人は押すボタンを間違えないように(^^;)。


大黒醤麺(800円)+バカブタ(300円)+味付玉子(100円) 野菜多めニンニク

さて食べよう。とりあえずこの状態だと頂上から食べ進めなくてはならない。ということでブタと野菜から手をつける。ブタは大きめで厚みもあり、やわらかくて味付けも程良い。枚数はなにぶんこの盛りなので数えることが出来なかったが、たぶん8枚はあっただろう。なお、メニューにはウデ肉とバラ肉の2種入りと書かれていたが、全部同じ種類(ウデ肉?)に思えた。野菜はもやし多めで軟らかめの茹で加減。

10口ぐらい食べたところでようやく麺に到達(^^;)。麺はちぢれの強い太麺で硬め。以前「匠神角ふじ」で食べた時は平べったい麺だったが、今回は二郎よりもぽっぽっ屋に近いように感じた。

具は他に青ネギ、干し桜海老、オプションの味玉、薬味の味付刻みニンニク。桜海老の香ばしい風味は町田二郎をなんとなくだが彷彿させた。ちなみ同行者(ヨメだが)の注文品にもコール無しでニンニクが入っていたので、デフォでもニンニク入りなのかもしれない。味玉は黄身がほとんど液体状の半熟で味付けもまずまず。ただし具が多いせいかスープがヌルかった。なお背脂の量は「匠神角ふじ」よりも少なめ。

それと他のサイトでは、大黒醤麺にはキクラゲ、タマネギ、挽き肉が入っていると書いてあったが、その存在を丼の中に確認出来なかった。そして同じく辛味も特に感じなかった。ひょっとしてマイナーチェンジしたのだろうか? 

ヨメが麺を残したのでその分を貰う。これで実質「中盛」になったな(^^;)。今回はいつも二郎で食う時よりもかなりゆっくり食ったのだが、それでも一番で退店。この店は回転がかなり悪そうだな〜。

帰りに二郎にも寄ってみた。ただし連食出来るほどの胃袋は持ってないので覗くだけ(^^;)。18時50分の時点で10人程の行列だった。ちなみに左隣の怪しげなポーカーゲーム店だった場所は内装工事をしていた。

11月12日(金)

新宿に用事があったので、ちょっと足を伸ばして代々木の一代へ。13時23分に到着すると店内には先客が8人ほど。半端な時間帯の割にはまあまあの客入りだ。

店頭には「ウルトラめん」という新メニューの告知が。「ぶた・とり・魚介のトリプルスープ」だそうである。一瞬注文しようかと思ったが、よく見ると「夕方17:00〜のみ発売」と書いてあったので断念。結局「らーめん中盛」(630円)、「チャーシュー」(100円)、「旨辛みそ」(50円)の食券を購入する。ちなみに前回(9月1日)食べた「冷やし担々麺」はメニューから消えていた。

店内の貼り紙を見ると「ニンニク抜きの方は代わりにネギを入れます」というようなことが書いてあったので、今回は試しに「ニンニク抜き」と告げてみる。なお貼り紙には「味の濃いめ・薄め、アブラ多め・少なめ対応します」というようなことも書かれていた。店員は前回同様1名のみ。BGMはラジカセからFM横浜。ユーミンが出演していた。

今日の客層は意外や中年客が多い。しかも女性が3人もいる(みんな中年〜初老)。さらにみんなリピーターぽい。初老の女性客などは「ここのラーメンが好きでね〜」などと言っていた。たぶん二郎は知らないんだろうなぁ…。

前述の通り店員が1人だけなのでかなり回転が悪い。結局席に着いてからラーメンが出て来るまでに25分くらいかかった。そのため店外にはいつの間にか行列も。以前のように2人制には戻せないのだろうか。

そして出て来た丼を見るとニンニクが入っていた。そこで一旦丼を戻しニンニクを抜いてもらう。代わりにネギが入るのかと思っていたが入っていなかった。他の客が「ニンニク抜きネギ」とコールしていたので、ネギを入れてほしい場合はいちいち言わなければいけないのかもしれないな。

さて食べよう。麺は開化楼製だがぽっぽっ屋のようなボキボキしたものではなく、わりと二郎っぽいムチムチとした食感。量も中盛で二郎の「小」くらいだろう。ということは並=200g、中盛=300g、大盛=400gくらいだろうか? 大盛りを食べていた若者は食べ切れなくて、店を出る時に店員に謝っていた。

チャーシューは4枚入り。二郎のブタと較べると薄いが、以前よりも軟らかく醤油ダレも充分しみていた。旨辛みそはレンゲに載せられて提供。みそだけ舐めてみると、豆板醤の風味が強い。半分ほど食べたところでスープに溶かす。すると味の傾向が大きく変化した。1杯で2種類の味を楽しむには面白いかもしれない。

以前よりもわりと二郎再現度が高くなったように思う。食後に口内に残る醤油っぽさが二郎に近かった。まさかカネシ醤油? 新宿に来たならば歌舞伎町や小滝橋に行くよりも、ちょっと歩いて一代へという選択肢も充分有りだと思えた。


らーめん中盛(630円)+チャーシュー(100円)+旨辛みそ(50円) ニンニク抜き

11月11日(木)

開店5日目でようやく「ラーメン二郎神田神保町店」へ。10時48分に到着すると、すでに15人も並んでいた。う〜む、せめてセカンドロットまでには入りたかったなぁ…。定刻よりも遅れて11時11分に開店。この時点で行列は30人近くになっていた。

11時30分過ぎにようやく店内へ。券売機を見ると「豚ダブル」と「大豚ダブル」は売切表示。今日は最初から豚ダブルはやらないみたいだ。初めての店なのでここは「小豚」(700円)の食券を購入。ちなみに券売機の上には駿河台不動産株式会社からのお祝いの花が飾ってあった。

店内は少し変形のL字型カウンター12席。ちょっとカウンターの位置が高く感じた。厨房の奥には小部屋があり、たぶんそこに製麺機が置かれているようだ。テーブル上の調味料はホワイトペッパーと唐辛子。レンゲは無し。給水器はカウンターの後。店員は店主とメガネをかけた助手。BGMはおそらくJ-WAVEと思われる。

ここは1ロット5杯で回してるようで、4ロット目で出来上がった。店主から「小豚、ニンニク入れますか?」と声がかかったので「ニンニク野菜」とコール。

出て来た丼を見るとかなりのボリューム感だ。野菜の盛りもなかなか。まずは野菜の下から麺をほじくり出して一口。基本的に三田テイストそのまんまの麺だ。そして思っていたよりも硬めの茹で加減。ブタは5枚入り。ただしそのうち1枚は完全に切れてなく繋がっていたので実質6枚(^^;)。脂身の部分が無く、味は結構しょっぱめだった。野菜は丁度良い茹で具合でキャベツ率も良好。

スープは表面に少し透明な油の層があり、やや甘辛かった。レンゲが無いもののスープまで完飲。都心部の交通の便のいい所に正統派二郎が出来たことは大変喜ばしい。その代わり混雑はずっと続くんだろうな〜。正午前に店を出ると、相変わらず30人近く並んでいた。


小豚(700円) ニンニク野菜

11月8日(月)

昨日開店の神保町に行きたいところだったが、時間も無かったので比較的近場の「陸」へ。これで通算6回目の訪問。今までここではらーめん→つけめんのローテーションで食べてきたので、今回もその順番に従ってつけめんにする。しかしそれだけでは芸が無い(?)ので、今日は「あつもり」にしてみよう。

13時5分頃到着すると店内は7〜8割の入り。客層は近隣の学生、カップル、ガテン系と、わりとバラバラ。でもさすがにこの辺りでは平日の昼間だと会社員っぽい人は見ないな。席につきしばらくすると店主夫人が注文を聞きにきたので、「つけめんあつもり豚増し野菜多め」と注文。店員はいつもの2名、BGMもいつものFM放送。カウンターの下には「ビッグコミックスピリッツ」や「週刊ポスト」などが置かれていた。

出来上がるまで厨房を観察。あつもりは一旦水で冷してから10秒弱ほど再加熱していた。やはりあつもりはこのように一度水で締めてくれるほうがいいね。堀切系のあつもりだと水で冷さずにスープ(?)を少し絡めるだけだから、どうしても麺がくっついちゃうんだよな〜。

さて出来上がった。


つけめん あつもり(700円)+豚増し(150円) 野菜多め

まずは何もつけずに麺を一口。おっ、あつもりだと麺の風味が結構感じられるね。さらにテーブルの醤油ダレを麺に掛けてみる。純粋に麺を味わうならあつもりも「有り」だな。

ブタは7枚入り。以前「豚増しらーめん」を食べた時(6月23日)に較べると量が少なくなったようだが、それでも充分なボリュームであろう。やわらかくて味付けも丁度良い。

野菜はキャベツともやしが半々の比率。葉物野菜高騰の折りながら中々の盛りである。しかしふと気付いたが青ネギが載ってない。ここでつけめんを食べるのは3回目だが、そのうち青ネギが入っていないのは2回目だ。これは入れ忘れただけなのか、それとも青ネギはやめたのか?

今日のつけダレはスパイシーさはあまり無かったが、酸味がかなり強かった。最近酸味のあるつけダレはあまり好まれない傾向があるみたいなので、もっと酸味を抑えたほうがいいように思えた。と、言いつつもスープ割りを貰って完飲。あつもりだとつけダレが冷めないので汗かいちゃいました。


スープ割り

11月4日(木)

半年ぶりに「いごっそう」へ。吉祥寺から20分で関町北四丁目へ。11時30分に到着すると、開店直後ながらすでに店内には先客8人。かろうじて2席あいていたうちの1席に座る。残りの1席もすぐに埋まり、店先には行列が出来るようになった。

店員は店主と、半年前と同じヒゲ面の助手の2名。BGMはラジカセからJ-WAVE。5分ほどすると店主から注文を訊かれる。ここはメニューが多いので悩むところだが、カウンターの上のほうに冬季限定の「味噌らーめん始めました」という貼り紙があったので、「味噌らーめん」(650円)と「白めし」(150円)を注文する。そういえばここの普通のらーめんは1年半以上食べてないなぁ…。

さて、2ロット目で出来上がった。店主から甲高い声で「味噌の方ぁ〜?」と訊かれたので「ニンニク入れてください」と応える。まずはラーメンの丼が登場、すぐにライスの入った小さい丼も登場した。


味噌らーめん(650円)+白めし(150円) ニンニク

相変わらずスープの水位が低い。でもふと思ったのだが、ひょっとしてこれは量に比して丼が大き過ぎるから、少なく見えるのだけなのではないだろうか? はっきりと確認したわけではないが、大盛りでも同じ丼を使っているっぽいし。

まずは一口。取り立ててインパクトは無いが美味しい味噌らーめんである。スープにはわずかに唐辛子が入っていたが、つけ麺みたいにもう少し唐辛子の量が多くても良さそうだ。唐辛子コールをすれば良かったな。

野菜は硬くもなく軟らかくもなく丁度良い茹で加減。ブタは1枚のみだが、大きく分厚く軟らかくジューシーで味付けも良かった。店内のメニューには書いてないが、味噌らーめんでも「豚入り」に出来るのだろうか?

麺は例によって軟らかい。そのためここでは「麺カタメ」をコールする人が多いのだが、作っているところを見てると特にカタメの人の麺を先に上げているようには見えない。一応カタメの人には先にラーメンを出しているけど。まぁ麺の軟らかさもここの特色としてみればそんなに気になることではないように思えてきた。

さて、オプションの白めしについて。炊き方はやや硬めで好みである。量も普通の茶碗1杯分よりは多い。まず最初にテーブルの醤油ダレを少しかけて食べてみる。かつて凛に置いてあった「ご飯にかけるとおいしいタレ」みたいな鰻丼っぽい味になるかと思ったら、単なる「醤油かけご飯」の味だった(^^;)。

そして残りは味噌らーめんのスープにぶち込んでおじや風にする。これがなかなか旨い。味噌スープは適度に粘度があるので、ご飯との絡みがとても良い。これは次はさらに粘度のある味噌つけめんでも試してみたいところだ。しかしここのつけ麺は量が多いのでライスまで食いきれるか不安だけど(^^;)。

レンゲで丼の底まできっちりさらって完食。やっぱスープ少ないかも(^^;)。最後にお勘定。ここは生郎同様のセルフ会計方式なのだが、生郎が10円玉までカウンターに置いてあるのに対して、こちらは500円玉、100円玉、50円玉の3種の硬貨だ。それはメニューが50円単位だから当たり前か。

帰りは武蔵関駅へ。すると駅前に「キッチン南海」を発見。この店も二郎みたいに結構あちこちに点在しているな。全部で一体何軒あるんだろう? やっぱ全店制覇した人とかいるのかな(^^;)。でも二郎と違って情報量が少ないからなぁ。ちなみに私が行ったことがあるのは神保町、小川町、蔵前の3軒だけ。

11月2日(火)

今日は生郎へ。9時58分に到着するとドアが開いていたので中へ入る。しかし開店前だったようで、「まだ10時前だけど席で待ってていいよ〜」と言われた。よく見ると店先のシャッターは完全に上まで上がっていなかった。

定刻10時になるとシャッターが全開になり開店。しばらくすると店主から「何しようかな?」と注文を訊かれる。そこでとりあえず「大」と大きさのみを返答。この時点で客は6人。うち注文を訊かれたのは5人だった。出来上がるまで店内を観察。

店員は店主と、今日はいつものおばあちゃんではなくておばちゃんの計2名、BGMは前回同様「大沢悠里のゆうゆうワイド」。他の客は例によって全員マンガを読んでいる。カウンターの上には生卵の入ったザルが復活。また、壁のメニューを見るとつけ麺の記載が無かったので、もう今年は終わったもよう。


生卵

ところでカウンターの上に用意されている丼を見たところ、どうやら丼は4種類存在するようだ。うち3種類はそれぞれ「小」用、「大」用、「増し」用だと思うが、最後の1種は二郎の「大」用の丼なみに大きい。これがウワサに聞く「増しのさらに上」用の丼だろうか? なんでもこれを注文する時には、その丼を指差して「これ」と言って注文するらしい(^^;)。

12〜3分くらい経ったところで出来上がったようで、店主から「はい、それじゃぁこちら、なんだっけ?」と声がかかった。そこで「大ぶた生卵全地獄」と応える。あ〜、ついに言っちゃったよ「全地獄」。一度言ってみたかっただけです、ハイ(^^;)。

出て来た丼を見ると表面が唐辛子で真っ赤っ赤。先日の辰屋の2倍くらい入っているな。ここは野菜はコールしてもほとんど増えないけど、唐辛子だけはしっかりと増えるなぁ(^^;)。

まずは一口。当然だが辛い。う〜む全地獄は今回限りでいいな。次回からは「唐辛子ちょっと」にしよう(^^;)。ブタは5枚入り。うち3枚は巻いたタイプで2枚は脂身の多い三枚肉タイプ。軟らかく味付けも程よいが非常に小さいのが残念だ。まぁ、でもここは二郎じゃないし…。

麺はいつもの細麺、野菜もいつものヘナヘナとしたもやし中心のもの。今回生卵を入れたがこれは正解。卵の甘みで唐辛子の辛さが幾分やわらいだ気がした。なお、テーブルの胡椒は今日はちゃんと中身が入っていた(^^;)。

麺の量は「大」でも二郎に慣れた者には少ない。次回は「増し」にしても大丈夫そうだな。ただしこの激辛スープは1口だけ飲んで残したけど(^^;)。最後にお勘定。千円札を出して「大ぶた卵」と自己申告すると、「ロクゴーとヨンでロクキューね」と言われたのでカウンターから100円玉3枚と10円玉1枚を取って店を出る。


大もり豚ラーメン(650円)+たまご(生)(40円) 全地獄

ところで生郎の2軒隣にいつの間にか180円ラーメンの「びっくりラーメン」が出来ていた。ラーメンの質は違うが果たして学生客がどの程度流れるのだろうか。ちなみにこちらは11時開店のようで、まだ開いていなかったので客の入りは不明。

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