むさしの日記

8月29日(金) 「ラーメン二郎」風土記〜番外・明大前編

昼食は明大前の「ラーメン吉野」へ。ここはウチから10分程度で行けるので便利ではある。12時41分に到着すると先客は6人。昼食どきということもあってそこそこの入りだ。今回は「ピリ辛つけ麺」(800円)を食べてみる。

食券を買い席に座ると、ちょっと太めの女性店員から「太麺と細麺どちらにしますか?」と訊かれるが「にんにくは?」とは訊かれない。つけ麺にはにんにく入りはないようだ。ここは太麺を選択。

しばらくすると出来上がった。つけダレは大きめの丼、麺はそれよりやや小さめの丼で登場。普通つけ麺はつけダレの容器のほうが小さいものだが、この店は逆だ。つけダレにはレンゲが付いてきた。

つけダレの中には白ネギの細切り、刻み青ネギ、そして細切りの生姜入り。麺のほうにはチャーシュー3枚、味玉1/2個×2、野菜、刻み海苔。野菜はもやし99%、キャベツ1%の割合だ。

つけダレはゴマ油と唐辛子が入っていてその名の通りピリ辛。少し酢も入っているようだ。麺は二郎に比べると「太麺」を選んでも細いが、量はそこそこ多い。具もわりと量がある。

テーブルの醤油ダレを少し麺にかけて食べてみた。こうすると麺自体を味わえるので、醤油ダレを置いている店でつけ麺を食べる時には試してみたい。二郎系だと歌舞伎町、池袋、野猿街道、いごっそうで可能であろう。最後にスープ割りを貰う。タレが辛いので飲むと少し咽た。

8月28日(木) ラーメン風土記〜町屋編

今日は日暮里へ仕入れ。そのあと前回(8月11日)フラレた町屋の「かん吉」へ再訪問。開店予定時刻の11時半を数分過ぎた頃に店に到着するが、またも閉まっていた。店先には「準備中」の札はあるものの、前回みたいに断りの貼り紙もない。しかもカーテンが閉まっていて店内の様子を窺がうことも出来ない。しかし店の裏を見ると、材料が無造作に置かれていたので潰れてしまったわけでもないようだ。

そこで付近をブラブラしながら30分ほど待ってみた。しかしやっぱり開かない。店頭にははっきりと「営業時間 午前11:30〜」と書いてあるのにどうしたことか? もし営業時間を変更した、もしくは臨時休業ならその旨を掲示してもらいたいものだ。ウワサによるとここはいつも客が入っていないそうである。客が来ないからやる気が無いのか、やる気が無いから客が来ないのか、悪循環である。

そこで斜め向かいにある「らうめん原価堂」に入った。ここは昼どきということもあって満席。しかしすぐに空いたので奥のカウンターに座る。店内は厨房に面してカウンターが8席。そしてその反対側に厨房に背を向ける形で4席の計12席。非常に狭い。店は夫婦と思われる中年の男女で切り盛りしていた。

ここは食券制ではないので、口頭で「らうめん」(500円)の大盛りとご飯を注文する。実はこの店は大盛りでも同料金なのだ。さらにランチタイムはご飯も無料。さすがに「原価堂」という店名は伊達じゃない。

しばらくすると出来上がった。麺は中細のちぢれ麺。最近二郎の太麺になじんでしまったので、こういう細麺は物足りない。なんか「麺を食ってる〜!」という実感がないのだ。スープは細かい背脂が浮いた醤油味。意外とあっさりめ。テーブルにおろしニンニクがあったので少し入れてみる。具は大きめのチャーシュー、メンマ、青ネギ、海苔。

大盛りながらも二郎に慣れた胃袋では難なくスープまで完飲。う〜ん、悪くはなかったが今ひとつ強烈な個性はなかったな。というかそういう方向を目指しているわけではないか(^^;)。やはり二郎系の代替は二郎系でなくては駄目か。店を出て「かん吉」を見ると相変わらず閉まっていた。


らうめん原価堂

町屋に来たついでに前野重雄氏の「流体力学」を覗く。ここはマイナーリーグの帽子が結構豊富。しかしそんなところまで手を出したらキリが無いので見るだけ。


流体力学


町屋駅前

8月27日(水) 「ラーメン二郎」風土記〜亀戸編

今日は浅草の見本市へ出掛ける。今まで気づかなかったが、浅草〜亀戸には東武鉄道が走っているではないか。ということで浅草に行く前に亀戸の二郎へ寄り道をする。

総武線に乗って亀戸で下車。駅から歩くこと10分ほどで店に到着。11時39分の時点ですでに満席。そして店内には待ち客が2人。その待ち客の1人を見ると見覚えのある顔。以前勤めていた会社の人間だった。たぶん営業の途中なのだろう。席を見るともう一人その会社の人間が座っていた。

ラーメン(550円)の食券を買ってから、数分たつと席が空いたので着席。厨房には店主とパートっぽいおばちゃんの2人。しばらくすると店主がトッピングを訊いてきた。ここはスープが非常に甘いので「カラカラ」くらいで丁度良かったのだが、どうもウワサによると最近スープが辛くなったらしい。そこで辛さの指定はせずに「にんにく野菜ダブル」とコールしてみた。

ちなみに「野菜ダブル」はフーズ系の方言? らしいが、ここの店主は元々フーズ系出身なので通じるみたいである。ただし実際にトッピングを盛っていたのは助手のおばちゃんだったので、「野菜ダブル」がおばちゃんに伝わっていたかは不明であるが。

さて、出来上がった。野菜はそれほどの量ではなかった。結局「ダブル」が伝わらなかったのか「ダブル」でもこの程度の量なのか? そしてスープはたしかに甘みがなくなった。厳密に言うと後味に甘みが少し残ったが以前のようなくどい甘みは消えていた。ブタは3片。やや硬め。ここは直系店の中では可もなく不可もなく無難な二郎といったことろかな。

そのあと東武亀戸線で曳舟へ。この路線はわずか2両編成で走っていて「都会のローカル線」といった趣きがある。私も今回がたぶん生涯で2度目の乗車であろう。

東武亀戸駅 2両です

実は東武を使った理由には手持ちの「とーぶカード」を使いたいというのもあった。これは5年前に買ったのだが、パスネットカード非対応で東武でしか使えないため、なかなかカード残額が減らなかったのだ。まだ380円残っているので、今度は西新井の「○二」に行く時にでも使おうか(^^;)。

8月26日(火) 「ラーメン二郎」風土記〜上野毛「桜えび風味」編

今日は月1回の上野毛店「JiroDay」である。昨日来たメールによると今回のサービス品は「桜えび風味」だそうだ。ということで車で行ってみた。ウチから上野毛へは環八をほぼ一直線なので、一度車で行ってみたかったのである。しかしやっぱり環八は混んでるねぇ。結局約8kmの道のりで40分かかったよ。それでも電車だと1時間近くかかるのでまだ早いが。

店のちょっと先にある「タイムズ」に車を停める。なんか値下げしたようで「60分100円」と表示されていた。前は20分刻みの料金だったが、これなら時間を気にせずにゆっくり食べられるな。

そして11時25分に店に到着。店内には先客は3〜4人。思ったより客が入っていない。まぁ先月のJiroDayも土曜日にもかかわらずそんなに混んでなかったけど。

まずはラーメン(600円)の食券を買ってカウンターに座る。実は携帯電話を車の中に忘れてきたので、その旨を伝えて「桜えび」を頼む。しばらくすると出来上がったので「にんにくヤサイ増し」のコール。出てきたラーメンを見ると、桜えびが見あたらない。ひょっとして入れ忘れられたか、あるいはメールを提示しなかったのがいけなかったのかと思いつつも食べ始めると、スープにほのかに桜えびの風味が感じられた。

よく見るとスープの底のほうにピンク色をした桜えびのフレーク状のものが沈んでいた。どんなものかというと、ちょうどコンビニなどのおにぎりに入っている鮭フレークを思い浮かべていただければイメージがつかめるかもしれない。「桜えび」というからてっきり干した桜えびがトッピングされるものだと思っていたが、これは意表をつかれた。このへんが「風味」とネーミングした所以なのであろう。結局レンゲも貰わずにスープまで完飲してしまった。次回のJiroDayは何が出てくるのだろうか。

8月23日(土) 「ラーメン二郎」風土記〜番外・松陰神社編

世田谷線で松陰神社前へ。14時3分に「辰屋」に到着。ここは駅から近いのがありがたい。店内は昼食時間帯を過ぎたもののほぼ満席。やはり土日は客が多いのだろうか。今までこの店に行列が出来たのを見たことがないが、土日の12時頃ならば並ぶことがあるのかもしれない。

カウンターの空いている席に座り、「醤油ラーメン」(600円)を「にんにく野菜多め」で注文。これで辰屋の全メニュー(7種)を注文したことになる。店内のテレビを見ると、ちょうど甲子園大会の決勝・東北−常総学院が放送されていた。

しばらくすると出来上がった。店主から「熱いのでお気をつけください」と言われ丼を受け取る。ホントに熱い! これは気をつけないと丼を落としてしまうかもしれないな。

麺はいつもの極太麺。外見は堀切系の麺と似ているが、こちらのほうはツルツルした食感である。具は柔らかい巻きチャーシュー1枚、キャベツ、もやし、メンマ、青ネギ。スープは二郎と比べるとあっさりした醤油味。表面に小さい脂がわずかに浮かんでいる。このスープと「辰醤油ラーメン」のスープはどう違うのだろうか。「辰醤油」のほうはしばらく食べてないので、もう忘れてしまった。また食べに来ないと。

ウチに帰ったらちょうど決勝戦が終わって選手が整列しているところだった。

8月21日(木) 「ラーメン二郎」風土記〜番外・平和島つけ麺編

今日の昼食はいろいろと迷った挙句、平和島の「麺香房暖々」へ。なんせ行こうと思っている店がことどとく夏休み中なんで…。開店時刻の11時半ちょうどに店に到着。すると既に開いていて店内には先客が5人。店頭の営業案内を見ると「11時〜24時」と書かれていた。どうやら営業時間を変更したみたいだ。

券売機で未食のつけ麺(650円)の食券を買いカウンターに座る。客層はやはり場所柄ガテン系の人が多いようだ。しばらくすると出来上がったようなので「にんにく野菜多め」のコール。見ているとトングで野菜をふたつかみしていた。

まずはつけダレが小さめの丼で登場。中には刻みネギ、メンマ、にんにくが入っている。そして唐辛子も少し浮かんでいた。続いて麺の入った丼が登場。丼はラーメンと同じものが使われていた。具はブタ4片。小さめながら分厚く切られていた。そして野菜は思っていたよりも多く盛られていた。ただしキャベツの芯が入っているが。

麺は堀切系の硬めのちぢれ太麺。つけダレには少し酢が入っているように感じた。そして甘みも感じた。最後にスープ割りを貰う。基本的に堀切店と同じ。だって経営者は同じらしいから。

ということでわざわざ平和島まで出掛けるほどの店でもないな。別に悪くはないんだけど、なんかこの店オリジナルの要素でもあれば別だが。

8月19日(火) 「ラーメン二郎」風土記〜番外・大崎マカレー編

チケットを貰ったので「サザンファンの勝手に25周年真夏の秘宝館!」へ2度目の来訪。ということで前回のリベンジで昼食は大崎の「凛」へ。11時23分に店に到着すると店先にはすでに6人並んでいた。今度は無事に営業するようである。そして定刻11時半に開店。

今回は久しぶりに賄シリーズ(太麺)の「賄2カレー」(800円)をいってみる。以前食べたのは「賄2カレーチーズ」だったので、厳密にいうと初めてのメニューである。ちなみに券売機を見ると、「賄2カレーチーズ」と「煮卵」がメニューから消えていた。なんか来るたびにどんどんメニューが減っていくなぁ…。まぁ、現在一人で営業しているから仕方がないか。

カウンターに座りテーブルを見ると「ごはんにかけるとおいしいタレ」も消えていた。ごはんがメニューから消えたので当然か。なお、店内BGMはオールディーズ系の曲が例によって大音量でかかっていた。しばらくすると店主が食券をとりにきたので、この時に「にんにく入り」で注文。

入店して20分ほどたってようやくラーメンが登場。麺はうどんのような極太。以前は非常に軟らかかったが、今回食べてみるとだいぶかたくなっていた。ブタは分厚く切られたものが4〜5片入っている。これで+200円の煮ブタ増しにしたらどれくらいの量になるのだろうか。しかもカレーのルーの中にも肉が入っているし。

また、ルーの中には茶色いゼラチン質の物体が入っていた。あれは一体何なんだろう。豚肉の脂身だろうか。そしてスープにも大量の背脂。さすがにスープまでは完飲するのはやめておいた。二郎自体がジャンクフードであるが、それをさらにジャンクにしたのがこの「マカレー」だな。

さて、大崎からりんかい線で東京テレポートへ移動して秘宝館へ。前回はガラガラだったけど今回はそこそこ人が入っていた。前回見損ねた「お宝」を重点的に見物。私は特別サザンのファンというほどではないのだが、展示されていた物の中では「スイカ」、「ハッピー」のCD、そして1983年に西武球場で行われた「ASAHI BEER LIVE JAM」のパンフレットを持っていた。まぁ、これは大滝詠一が出演したからなのだが。

そして最後にバーチャルシアターへ。どうせ前回と同じ映像だろうとタカをくくっていたら、いきなり「いとしのエリー」が出てきた。そしてさらにもう2曲。前回は「勝手にシンドバッド」1曲だけだったのに。日によって(あるいは回によって)内容が違うのだろうか?

ここで私信。昨日ダラ球会のヌエさん(今のHNは「シベリアの女王」さんだっけ?)から以下のカードを贈っていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。 m(__)m

 

8月14日(木) 「ラーメン二郎」風土記〜新代田編

岡山から帰京。当初はひかりで帰ろうと思っていたが、新幹線ホームに上がると0系のフレッシュグリーンの車両(新大阪行こだま)が入ってきた。そこで衝動的に乗車する(^^;)。この車両は西日本しか走っていないので、今まで乗る機会が無かったのだ。

さらに新神戸からはこれまた未乗(元ダイエー)のレールスターに乗り換え新大阪へ。この車両のデッキには「旅指南」というコンピュータ画面による旅行案内があったので操作してみる。すると姫路市営モノレールの廃線跡が「トマソン」として紹介されていた。

新大阪でちょうど昼になったので、21・22番ホームの立ち食いうどん屋に入って「きざみうどん」(360円)を食べる。「きざみ」というのは油揚げを刻んだもので、東京ではほとんど見ることのないメニューだ。天かすが入れ放題なのは嬉しい。

きざみうどん 新大阪駅構内のタイガースグッズショップ

新大阪からはこだまに乗ってまったりと東京へ夕方到着。山手線で渋谷に行き今日発売のパスネット「京王のあゆみと共に Vol.3」を購入。これはシリーズ物なので是非ともコンプリートしたい! 今のところ Vol.6までの発売がアナウンスされている。

「京王のあゆみと共に Vol.3」
2600系(左)、1900系(右)

そしてそのまま井の頭線で新代田の二郎へ直行(^^;)。開店時刻の7分前に駅に着いたが、強い雨の中並びたくなかったので18時ちょうどに店へ向かう。するとすでに開店していて先客が3人いた。

店内に入ると例によって日本のハードロック? がラジカセからガンガン流れていた。「ラーメン」(600円)の食券を購入。帰ってから気付いたのだが、いつの間にか50円値上げされていたのだねぇ。そして「大」は券売機のラインナップからはずれて、「ラーメン」の食券に100円を載せる方式になっていた。またメンマもなくなっていた。

カウンターに座って店内を観察。壁には総帥から製麺の手ほどきを受けている店主の写真パネルが飾ってある。何故かモノクロ。「99.12.12」と日付が入っていた。しかし三田の製麺室の様子を窺がうことのできる貴重な写真ではある。厨房には店主と若いバイトのオネエちゃん。見ているとオネエちゃんはヤサイを茹でる以外はほとんど仕事をせずに突っ立っているだけだった。

しばらくすると出来上がったようで「にんにく入れますか?」と訊かれた。そこで「にんにく野菜増し」とこたえたのだが、なんか店主が混乱していてもう一度「にんにく入れますか?」と訊かれた(^^;)。

麺はややかためで池袋店に似た食感だ。ブタは2枚入っていたが薄くて「二郎のブタ」らしくなかった。野菜は増しても大した量ではない。スープは表面を油の層が覆っているので、かなり熱々。背脂もそこそこ浮かんでいた。

にんにくはブタの上に乗っけてあったので今回は視認出来たが、粒が小さいのでスープに溶け込むと見えなくなった。ここは業務用にんにくを使っているというウワサもあるが、厨房には皮のままのにんにくが置かれていたような気が…。先日食べた三田では「小」でも腹にずっしりと堪えたが、今日は余裕で食べることが出来た。

8月11日(月) ジャポネ

今日は日暮里へ。ついでに昼食は二郎系で未食の町屋「かん吉」に行ってみる。何故今まで行ってなかったかというと、夜のみの営業だったからである。しかし昼間の営業も始めたという情報を得たので今回出向いた。

日暮里から町屋までは京成で2駅である。しかし諸事情により西日暮里から地下鉄千代田線で町屋へ。駅から尾竹橋通りを歩くこと5分、「かん吉」に到着した。しかしなんだか営業の気配がない。店の外に貼ってある紙も破けてるし。ひょっとしたらもう潰れてしまったのかと思ったら「本日は6:30より営業します」という張り紙が。空振り…。

そこでどこに行こうかと思案した結果、以前から気になっていた銀座の「ジャポネ」に行くことにした。千代田線で日比谷へ。そこから銀座インズまで歩く。銀座インズは高速道路の下を利用したショッピングモールで、「ジャポネ」はその中にある。

12時10分に到着すると15席あるカウンターは満席で5人待ち。ただし回転は早いので5分で席に着くことが出来た。客層はほとんどが近隣のサラリーマンのようである。メニューは12種類のスパゲティとカレーライス。何にしようか考えたが、ここは無難に店の名前でもある「ジャポネ」のレギュラー(500円)を注文した。「ジャポネ」とは和風醤油味のスパゲティである。

また、サイズもレギュラーの他にジャンボ(+150円)、横綱(+250円)がある。ただし裏メニューとして横綱の上に「親方」(+300円)、「理事長」(+350円)という特大メニューがあるらしい。ただしこれは「横綱」を食べ切った人でないと注文出来ないようだ。

しばらくすると出来上がった。具は豚肉、タマネギ、ほうれん草、しいたけ。これをスパゲティと一緒に中華鍋で炒めたものである。醤油味なので焼きうどんに近い。量は思っていたほど多くなく、むしろ物足りないくらいだった。これならジャンボでもよかったな。二郎と同様クセになりそうなジャンクフードである。

8月7日(木) 「ラーメン二郎」風土記〜池袋・つけ麺編

8月1日に西武池袋駅及び西武球場前駅限定で、西武ドームのパスネットが発売された。しかしなかなか行く機会がなく、今日ようやく池袋で購入。限定10000枚だけど、2駅のみの販売なのですぐには無くならないだろうとは思っていたがこれで一安心。

ついでにカードコレクションのページも作ってみました。

さて、池袋に来たので昼食は二郎へ(^^;)。開店2分前に到着すると行列は9人。なんとか開店と同時に着席出来るポジションだ。定刻11時半にシャッターが上がり開店。まずは食券を購入。すると券売機に「つけ麺」(700円)を発見! 今年はやらないというウワサもあったがようやく始めたようだ。ここは迷わずつけ麺にする。

席につき店員に食券を差し出す。この時に「にんにくは入れられますか?」ときいてみた。というのは、以前つけ麺を食べた時にはトッピングコールを訊かれずに、にんにくを入れてもらえなかったためだ。すると「トッピングは後でお伺いします」とのこと。

しばらくすると、いきなりつけダレが小さめの丼で登場。トッピングはどうしたと一瞬不安になるが、そのあとすぐにトッピングを尋ねられた。そこで「にんにく野菜増し」とコール。すると麺の入った皿のほうににんにくとヤサイが盛られて出てきた。

ちなみに野菜はつけダレのほうにも入っている。具は他にブタ2枚。これは軟らかいが「二郎のブタ」っぽくはない。そして刻みネギ。タレには唐辛子が少量入っている。

麺は池袋店独特の麺。ラーメンだとちゃんぽん麺に似ているなぁと思ったが、つけ麺にするとちょっと太めのスパゲティを食べているように感じた。最後にスープ割りを貰う。すると歌舞伎町店と同様のそば湯用の容器に入れられてスープが出てきた。さすが系列店である。でもこの容器だと冷めにくいし、好みの量を投入出来るのでありがたいね。

8月5日(火) 「ラーメン二郎」風土記〜聖地編

2日続けて外出。山手線に乗って田町で下車する。すると駅の構内のキオスクが「キョロスク」になっていた。これは田町駅前に森永製菓の本社があるからだろう。何を売っているのか見てみたら、「キョロちゃん電車チョロQ」というものを売っていたので買ってみた。田町駅限定販売だそうである。でも2100円はちょっと高いなぁ…。

キョロスク キョロちゃん電車(チョコボール入り)

そして三田本店へ向かう。実に約1年ぶりの「聖地巡礼」だ。駅から歩くこと9分、12時55分に店に到着。何と行列が無い! これはラッキーである。さすがにこの暑さだと客足も遠のくのだろうか。しかし13席あるカウンターは満席で、「小」(450円)の食券を買ってから3分ほど待って着席。幸いエアコンの真下の席につくことが出来た。

厨房には総帥とちょっと下膨れの顔をした助手の2人。いずれこの助手もどこかで二郎を開店するのだろうか。しばらくすると助手から「小、にんにく入れますか?」と訊かれたので「にんにくヤサイ増し」のトッピングコールをする。

ちなみに「野菜増し増し」コールをしていた人もいたので、「増し」と「増し増し」ではどのくらい量が違うのだろうと見ていたら、「増し」は一掴み、「増し増し」は二掴みであった。一掴みの量自体それほど多くはないので、ノーマルと「増し増し」とは見た目で明らかなほどの差はないようである。

さて、ラーメンが出て来た。スープを見るとなんか色が薄い。これは「カラメ」コールをすれば良かったかなと思ったが、食べてみると結構濃かった。薄く見えたのは表面の油の層のためだろう。また表面には背脂も浮かんでいた。麺はムチムチした程よい食感の不揃いの自家製麺。ブタは2片入っていて、1片は非常に柔らかく「当り」、もう1片は硬くて「ハズレ」という感じだった。

エアコンの真下にいながらも食べていくうちに汗だくだく。最後には「にんにく野菜汗増し」になってしまった(^^;)。「小」ながらかなりのボリューム。これで物足りないようだったら次回は「大」にチャレンジしてみようかと考えていたが、私には「小」で充分です(^^;)。これで450円なのだから、コストパフォーマンスでは日本で一番安いラーメンと言ってもいいのではないだろうか。


三田本店を裏から見る。
2階は製麺所らしいが3階は?

8月4日(月) 「ラーメン二郎」風土記〜吉祥寺・つけ麺編

外出のついでに生郎へ。当初の予定より出発が遅れたのでバスを使おうかとも考えたが、思ったよりも早く吉祥寺に着いたので駅から歩くことにする。午前中とはいえ今は真夏。五日市街道を歩いているうちにTシャツは汗でびっしょりになってしまった。

徒歩16分ほどで9時52分に店に到着。まだ開店前で店先をおばあちゃんが掃除をしているところだった。そこで一旦近くのローソンに入って涼む。そして10時を過ぎたところで店へ。先客は誰もいなく一番のりだった。

相変わらず店内は非常に薄暗い。外から見たら営業しているのかしてないのかわからないくらいだ。そして店自体も非常にボロく汚い。まぁ二郎系の中で最も古い店舗だからねぇ…(本店は1996年に新店舗に移転している)。

カウンターの一番左端に座るとすぐに「(注文)いいよ〜」と声がかかる。ここは二郎系としては量が少ないので「大つけ」にしようと考えていたが、前夜ポテトチップを食べ過ぎたために少し胃がもたれる。そこで「小つけ」(570円)にした。

しばらくすると出来上がったようで、店主から「小つけいいよ〜」と再び声がかかる。そこで「にんにく野菜増し」とトッピングコール。ただしこの店は唐辛子以外はコールしても大差がないので、ただ単に儀礼的なものだが。

つけダレは小さめの平べったい丼に入って登場。タレの味はかなり濃い目。中にはメンマが入っている。また、ブタの繊維のようなものも混じっていた。唐辛子はコールしなくても入っているかと思っていたが、わずかにタレの中に赤い粒子が確認できる程度だった。また、ニンニクも入っているようだが目視出来なかった。

麺は皿に盛られていて、例によって普通のラーメン屋並みの細さのちぢれ麺。以前は二郎系最太だったのが今では二郎系最細だ。ここはもはや「二郎」ではなく「生郎」という食べ物だと考えたほうがいいのだろう。麺の上には野菜とブタが乗っかっている。ヤサイはもやし99%でキャベツは極微量。ブタは500円玉大のものが1枚。

最後にスープ割りを貰う。店主に「ちょっと待っててね」と言われたので、背後の窓のところに置いてあった細野不二彦の「うにばーしてぃBOYS」を手に取る。このマンガももう10年以上も前のものだ。パラパラと眺めているうちにスープが投入されたようだ。しかし元々小さい丼なので、スープの入る余地がないためあまり薄まらず濃かった。

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