むさしの日記

5月31日(土) 「ラーメン二郎」風土記〜野猿・つけ麺編

実は有効期限が今日までの京王電鉄全線乗車券を持っていた。ホントはおとといの外出時に使おうと思っていたのだが、すっかり忘れていたのだ。そこで切符を消化するためにラーメン二郎へ行く(^^;)。目指すは八王子野猿街道店だ。

京王線に乗って南大沢へ。駅前バスターミナルの4番のりばから「八60系統・八王子駅南口」行の京王バスに乗車する。余談だが、正確にはこの路線は「南大沢京王バス」という別会社が運行している。バスマニア以外にはどうでもいい話だが(^^;)。そして所要16分で殿ヶ谷戸で下車。運賃190円。

開店4分前に店に到着すると大雨の中先客は7人。店内の席数は12なので、とりあえず開店と同時に座ることが出来る数だ。定刻2分前の10時58分に開店。


開店前

まずは食券を購入する。今回はつけ麺(750円)を食べてみる。ついでにうずらの卵(100円)を追加。今回も前回(4月19日)同様助手が作っていた。店主は基本的に見ているだけで、たまに手伝う程度。やはり土曜日は助手の修行日なのだろうか。

しばらくすると出来上がったので「にんにくヤサイ」のトッピングコール。まずはつけダレの入った丼から手渡される。丼は通常のラーメンよりも心持ち小さい程度。中にはブタ、ヤサイ、にんにく入り。ヤサイ増しにしたので丼の中はかなりの盛り。よく見ないと普通のラーメンと見紛いそうだ。なお、スープには唐辛子が若干入っていた。そして続いて麺の丼が登場。こちらは普通のラーメン用の丼に純粋に麺のみが入っていた。

麺は水で締めた分コシが増してなかなか良い食感。ブタは2片と小さな欠片が1個。かなり柔らかいブタである。なお、小さなカケラのほうは醤油がもの凄く染み込んでいて、まるで醤油を食べているようだった(^^;)。

ところでつけ麺の場合麺がスープを吸わないため、ラーメンよりも量が少なく感じるものだが、今日はかなり多く感じた。調子こいて「大」を頼まなくて良かったよ。それとも同じロット(6人分)の中に「麺少な目」が2人いたので、その分の麺が振り分けられたのだろうか。

それでも最後にスープ割りを頼んでしまった。このあたり貧乏性だ(^^;)。おかげでかなり満腹。至福。ちなみに帰りに隣の「分田上」を見るとガラガラだった。この前は二郎が空いていて分田上のほうは行列だったのだが。

5月29日(木) 「ラーメン二郎」風土記〜川崎編

今日は外出のついでに川崎へ行った。川崎に来たのはこの時以来だ。考えてみれば川崎に来て川崎球場に行かないのはたぶん今回が初めてだろう。品川から伊東行の普通列車に乗って川崎駅に到着。駅から京急大師線の線路沿いに歩くこと10数分でラーメン二郎京急川崎店の向かいに到着した。

到着したのはいいのだが、実は店に行くには交通量の多い府中街道を横切らなければならない。しかも横断歩道はだいぶ離れている。ここで運が良ければ踏切が閉まって渡ることが出来るのだが、あいにく大師線は支線なので運転間隔が広くなかなか閉まってくれない。そこで仕方なく横断歩道まで歩く。すると渡っている途中で踏切が閉まった。全くタイミングが悪い。

さて、開店2分前に到着すると、昼食にはまだ少し早い時間にもかかわらず、すでに先客は7人。そして定刻11時にシャッターが開いた。今回は「小」500円の食券を購入して着席。前回来た時の記述を見るとカウンターは9席と書いてあるが、今回数えたら10席あった。椅子を1脚増やしたのだろうか。

店員はいつも笑顔の店主とヒゲ面の助手の2名。BGMはラジカセからTOKYO FMが流れていた。しかし店の前を通る車の騒音がうるさくて、あまり聞こえなかった。

そしてカウンターの上の壁には三田本店のオヤジの似顔絵が描かれた黄色いタオルと数々の名刺が貼ってあった。ふと、その名刺の中の1枚を見ると、「山下大輔」の名前が! 大洋ホエールズ時代からよくこの店に来ているのだろう。…なわけはない。この店が開店したのは一昨年だ。ただの同姓同名です。やっぱり○ゲてるのだろうか。余計なお世話か(^^;)。

しばらくするとラーメンが出来たのでトッピングコール。いつもの「にんにくヤサイ増し」。ちなみにこの店はレンゲは希望者のみに出すようにしている。ということはレンゲが欲しい場合は、トッピングコールの時に「にんにくヤサイレンゲ」と言えばいいのだろうか。なんかレンゲがトッピングみたいだな(^^;)。ちなみにテーブルにはホワイトペッパー、醤油ダレ、唐辛子が粒の粗いのと細かいのが2種置かれている。唐辛子を2種置いている二郎はここが唯一である。

麺は平太のほど良い食感。ヤサイはキャベツが多めで、小金井店みたいに青い部分があった。ブタは2枚入っていて、先日の仙川とは違い軟らかい。スープも背脂のかたまりが浮かんでいて二郎らしさが感じられた。仙川店も悪くは無いけど、やはり二郎のスープはこっちのほうがいいな。レンゲを頼まなかったにもかかわらず、スープもだいぶ飲んでしまったよ。

そのあと、駅に向かうと「新星堂」があったので入ってみた。「ナイアガラフェア」をやっていて、シングル「恋するふたり」と一緒に旧譜アルバムを1枚買うと特典品のナイアガラカレンダーを貰えるという。他店では旧譜2枚で特典プレゼントだったので躊躇していたのだが(旧譜は全部持っているし)、これならなんとか許せる。しかもアルバムは20%OFFだったし。そこで「イーチタイム」と「恋するふたり」(実はまだ買ってなかった)を購入した。

5月27日(火) 「ラーメン二郎」風土記〜仙川編

明日は胃の検診のため、今日は午後9時以降の飲食が一切駄目である。普段夕食は午後9時40分くらいからと遅いので、いっそのこと今晩は外食にして早めに済まそう。となれば行き先は二郎である(^^;)。そこで、ウチから最も近いながら夜のみの営業なので、なかなか行く機会のない仙川店へ行ってみた。昨年の9月以来8ヶ月ぶりだ。

今回は自転車ではなく電車に乗り仙川へ。午後7時40分頃到着すると、幸い行列は無し。ただし満席のため5分ほど待って着席。今回は直系店では初めての「大」(650円)にチャレンジしてみる。

店内は変形L字型カウンターのみの12席。テーブルにはブラックペッパー、唐辛子、レンゲが置かれている。店員は店主と助手の2名。ここの店主は阪神ファンのはずだが、今日は阪神帽ではなくてFC東京の帽子をかぶっていた。また、ナイター中継をやっている時間帯にもかかわらず、BGMには歌謡曲が流れていた。一体どうしたんだろう? 最近強いので逆に醒めてしまったのか?(^^;)

さて、しばらくすると出来上がったので「にんにくヤサイ」のトッピングコール。麺は中太の平ちぢれ麺。ブタはやや固いが味のするものが1枚。ヤサイはキャベツが多めでシャシャキの茹で加減。そしてスープは二郎の中では最もあっさりめで透明感さえあった。

果たして「大」が無事食えるか一抹の不安があったのだが、結果はスープまで完飲してしまいました(^^;)。はっきり言って京成大久保店の「小」のほうがキツかったです。

5月23日(金) 「ラーメン二郎」風土記〜番外・松蔭神社「塩」編

今日は松蔭神社の「らーめん辰屋」に行く。唐突に思い立ったので店に到着したのは14時。半端な時間だったため先客は2名。しかもすぐに帰ったので、一時店内は私ひとりになった。

前回は「デラックス塩」を食べたので、今回は普通の「塩らーめん」(600円)を食べてみる。トッピングは「にんにくヤサイ唐辛子」、そしてご飯(小)100円も付ける。

食べ始めてしばらくしたところで、にんにくと唐辛子が入ってないことに気付く。そこで店主に言うと、別皿でにんにくと唐辛子が出て来た。麺は言うまでも無く独特の太麺。具はヤサイ(もやし・キャベツ)、チャーシュー1枚、刻みネギ、メンマ。そしてスープには白ゴマが浮かんでいた。

先日の「デラックス塩」よりはしょっぱさは無く、あっさりめの味。デラックスとはスープ(あるいはタレ)を変えているのだろうか。これで辰屋で未食は醤油らーめんだけになったな。

5月22日(木) 「ラーメン二郎」風土記〜高田馬場編

今日は日暮里に行ったあと高田馬場の二郎へ。開店13分前に到着すると先客は1名。開店するまで「手塚治虫−ロマン大宇宙」(大下英治/講談社文庫)を読んで時間をつぶす。その本を読んでると、手塚治虫のお気に入りのレストランとして高田馬場の「大都会」という店が出て来た。ここでふと本から目を上げると目の前にその店が。「大都会」は二郎のななめ向かいだったのである。これは奇遇だ。ということは手塚治虫の事務所もこの近くにあったのだろう。


レストラン大都会

そんなことをしているうちに、定刻より3分遅れて11時33分にシャッターが上がり開店。この時点で行列は14名に達していた。まずは「ラーメン」(600円)の食券を買ってカウンターに座る。ここで前から気になっていたことをおもむろに店員に聞いてみる。それはカウンターに書いてある「卵、飯椀、飲物はカウンターでも注文できます」という件についてである。

私が気になっていた点は、券売機の卵はウズラだが、カウンターで頼める卵は鶏卵なのだろうかという点である。さらに鶏卵ならば生卵なのかゆで卵なのか。結論を言うと券売機と同じウズラのゆで卵でした。ウズラなら以前に食べたことがあるのでパス。鶏卵だったら頼んでみようと思っていたのだが。

しらばくすると出来上がったのでトッピングコール。唐辛子を入れるか直前まで迷ったが、今回は「にんにくヤサイあぶら」にした。唐辛子を入れるとスープの味が変わってしまうので、出来ればテーブルに置いてくれたほうが、食べてる途中で入れることが出来るのでありがたい。

さて、最近高田馬場店が美味くなったという情報があったので期待して食べてみる。スープの表面に液体油の層があるためかタレが薄く感じる。これなら「カラメ」で頼めば良かったという感じだ。こういう時テーブルに醤油ダレが置いてあるとありがたいのだが…。またブタもウワサの「ピンクブタ」ではなくて普通のブタだった。今日はハズレの日だったのだろうか。「日々のブレ」も二郎のうちだからなぁ。

ところで店先に「アシスタント募集」の貼り紙があったが、その中の「食事:美味しいまかないあり」の記述が気になった。二郎のまかないって一体何が出るのだろうか? 二郎の麺を使った焼そばだったりしたらいいなぁ…。って、働く気はないが(^^;)。

5月15日(木) 「ラーメン二郎」風土記〜番外・大崎「凛」細麺編

今日の昼食は久しぶりに大崎の「凛」に行ってみた。雨の中11時35分に店に到着。この時点で1人待ち。まずは食券を購入する。今までに「賄2」シリーズ(太麺)は一通り食べたので、今回は細麺を食べてみよう。そこでメニュー表の一番上に書いてある「塩ラーメン」(600円)と、ごはん(100円)を選択する。一番上に書いてあるメニューはだいたいその店を代表するメニューだからね。

ちなみに券売機には「100円玉が不足しています。600円の場合は千円札と100円玉を入れて500円玉でお釣りを貰って下さい」というようなことが書かれていた。そこで千円札1枚と100円玉2枚を投入した。するとお釣りは100円玉が5枚…。意味ないじゃ〜ん(^^;)。

そして列に並ぶと、しばらくして店員が出て来たので食券を渡す。この時に「にんにくは入れますか?」と訊かれたので「入れて下さい」とこたえる。細麺でもにんにくのトッピングがあるようだ。

1人待ちのわりには意外と時間がかかり、15分以上待ってようやく店内へ。BGMにはビリー・ジョエルが流れていた。今回は窓側のカウンターに座る。窓には例によってステッカーがベタベタと貼られている。カート・コバーンなどのロック系のステッカーに混じって、きかんしゃトーマスやドラえもんが貼られているのがなんだか微笑ましい(^^;)。

しばらくするとラーメンが登場。麺はストレートの細麺。スープは生姜の風味が強いあっさりした塩味。具はブタ1枚、メンマ、刻みネギといたってオーソドックス。こちらは神保町の「さぶちゃん」系統の味である。でも「さぶちゃん」には塩ラーメンは無かったと思うが。

「賄2」との共通項はおそらくブタだけだろう。こちらはいたって万人受けしそうな味である。しかしこれだけ傾向の違う2つの味を出す店というのは珍しい。あ、後になって気付いたのだが、にんにくを入れ忘れられたようだ(^^;)。

なお、ごはんは茶碗で出て来るかと思っていたが、丼に入って出て来た。量はそれほどでもなかったけど。今回ごはんを頼んだのは、カンウターに置いてある「ごはんにかけるとおしいタレ」を試してみたかったからだ。「賄2」と一緒だと量が多過ぎるからね。実際にかけて食べてみたところ、鰻丼のごはんみたいな味になった。

「賄い2」だとさすがにスープまで完飲出来ないが、今回はスープも飲み干す。スープの量は多く、しかもレンゲが無いので飲みづらかったけど。ところでこの店は夏場には飲み屋になるというウワサがある。まぁ、内装はラーメン屋よりはバーが似合いそうだが…。

5月13日(火) 「ラーメン二郎」風土記〜府中・ざるラーメン編

今日は府中に行ってみた。京王線に乗って12時25分に店に到着。昼食時で7割くらいの入り。二郎の中では非常に空いている店だ。今回は未食の「ざるラーメン」(600円)と餃子(300円)を食べてみよう。

まずは食券を買って店員に渡す。前回(4月11日)とは別人だがやはりアジア系の店員に、トッピングの「にんにくヤサイ」とランチタイムサービスの半ライスを注文して、前回と同じテーブル席に座る。

すると壁に三田本店の店主をはじめとした二郎関係者の集合写真が飾られていた。額縁には「2001.11.18 パレスホテルにて」と書かれていた。前回座った時に気づかなかったとは思えないので、最近飾られるようになったのだろうか。写真の中には目黒、川崎、野猿街道&新小金井街道親子などの店主の顔が確認出来た。


二郎関係者の集合写真

他に店内を眺めると慶應大学のペナントや「二郎社訓」、そしてメンズファッション雑誌「BOYS RUSH」でラーメン二郎特集をやった時の記事が飾られていた。考えてみれば商業出版物でラーメン二郎の特集をしたのって、まだこの雑誌だけなのではないだろうか。私もこの特集号だけは買いました。中にはこの特集に触発されて(あるいは満足出来なくて)、自費出版で二郎の本を出した人もいる。


「BOYS RUSH」の記事

さて、注文したものが半ライス、ざるラーメン、餃子の順で出て来た。まずはざるラーメンから食べる。麺の皿にはヤサイ、刻み海苔、にんにく。つけダレの丼には細かく刻んだブタ入り。なお、「つけ麺」ではなくて「ざる」ラーメンというからには麺の下にザルが敷いてあるのかと思っていたが、普通に皿に盛ってあるだけだった。


ざるラーメン

つけダレは酢が効いていてかなり酸っぱい。私は酢はあまり好きではないので、「酢少なめ」あるいは「酢抜き」のほうがいいのに。酢を入れたい人はテーブルに酢が置いてあるんだし。なお、タレの中には唐辛子も入っていた。

麺は二郎としては細いので、つけ麺にするとイマイチもの足りない。やはり「つけ」は、堀切系のような極太麺のほうが相性がいいように思える。そしてヤサイは思ってたより多かった。というか、麺とヤサイが同じような色だったので、皿の中で麺だと思っていた一角がヤサイだったのには意表をつかれた。そのため最後はヤサイのみを食べることになってしまった(^^;)。

ところで二郎チェーンで唯一の餃子は5個入り。壁の貼り紙には「北京風餃子(鍋貼ル) (ニンニク未使用) 女性も安心して召し上がれます」と書かれていた。ちなみに「鍋貼ル」とは中国語で「焼き餃子」のことで、日本で訛って「コーテル」と読むらしい。まぁ、味は特筆することもない普通の餃子でした。

帰りに近くの大國魂神社に寄ってみた。考えてみればここに来たのは初めてだ。そしてそのまま府中駅へ引き返すのも芸が無いので、府中競馬正門前駅に向かう。神社からは府中駅までと距離は変わらないし。

この駅はもちろん東京競馬場の最寄り駅であるが、CMなどのロケで使われるのでも有名である。競馬開催のない日は利用客がほとんど無くて、なおかつ構内が広いのが都合がいいのだろう。

府中競馬正門前駅

するとホームには何やら撮影スタッフらしき人たちの姿があった。そしてすばらくすると回送列車が入線してきて、その中には白衣を着た集団が乗っていた。それを見て一瞬「パ○○ェ○○研○所」かと思ってしまったよ(^^;)。電車の乗客が全て医者か看護婦のような白衣を着ているというのは、なかなかシュールな光景だった。一体なんの撮影なのだろうか?


ロケのもよう

ところで競馬場線は、競馬非開催時には2両編成のワンマン運転で、しかも線路は草生していてとてもローカルな風情があった。

5月11日(日) 「ラーメン二郎」風土記〜新小金井街道編

―完全制覇―

ラーメン二郎新小金井街道店が今日の営業を最後に移転するという。そこで急遽行ってみた。実はここは唯一の未食店で、ここで食べると二郎全店完全制覇になる(○二系含む)。何故ここが最後になってしまったかというと、基本的に夜間営業で日曜・祝日しか昼間の営業をしないからである。

井の頭線で吉祥寺へ。中央線に乗り換えて武蔵小金井で下車する。そして北口から京王電鉄バス「中大循環」に乗り、中大付属高校で下車。所要6分、運賃170円。

武蔵小金井駅 京王電鉄バス 中大循環

バス停から二郎はすぐ。開店20分以上前にもかかわらずすでに5人並んでいた。そして定刻より5分早く11時25分に開店。この時点で行列は10人以上になっていたようだ。まずは食券を購入。ここの券売機は液晶画面の数字を押すと機械がしゃべるタイプ。八王子野猿街道店や凛と同じだ。

券売機の上のメニュー表を見ると、驚くことに「小」と「大」は同じ値段。でも初めての店で「大」を頼むのは無謀なので、ここは「小ブタ」(700円)の食券を買う。ちなみに小は250g、大は400gと書かれていた。

店内はL字型カウンター9席のみ。券売機の上のほうにはテレビがある。壁には三田本店店主との記念写真や二郎ではおなじみの客が貼った名刺。そしてカウンターの上の壁には黄色い文字で「男盛り!!」とプリントされた黒いTシャツが飾られていた。

ちなみに「男盛り」(「漢盛り」と表記される場合もある)とは、「大」よりも多い麺840g以上ある裏メニューのことである。なんか「女体盛り」みたいなネーミングだが…(^^;)。元々は野猿街道店が発祥のメニューである(余談だが今はなき町田店には「男気」というメニューもあった)。

そしてカウンターの中には初老の店主と助手の2名。実はこの店主は八王子野猿街道店の父親で、元々はラーメンショップチェーンをやっていたそうだが、息子が二郎を始めたのを契機に自分も三田本店で再修行をしたそうである。

さて、ラーメンが出来たようだ。トッピングコールは「にんにく」のみ。ここはデフォルトでもヤサイが多いという話を聞いていたので「ヤサイ増し」は自粛。この判断は正しく、出て来た丼にはヤサイが富士山のように大量に盛られていた。他の人のコールを聞いていても「ヤサイ増し」は誰も注文していない。それどころか「ヤサイ少な目」で頼んでいる人さえいたくらいだ。ちなみにここで「ヤサイ増し」を頼むと別丼で出てくることもあるらしい。

このヤサイであるがキャベツの比率が高く、シャキシャキに茹でられている。そしてキャベツの青い葉の部分も入っていて、他の店のヤサイとはだいぶ外見も違う。

麺は中太のちぢれた平麺。スープは最初は感じなかったが後味は甘い。そしてブタは1cm近い厚みのものが5枚。しかもそのうちの1枚(というか1個)は端の部分で厚さ3cmくらいの巨大なものだった。こんな大きなブタは初めてだ。はっきり言って麺よりもヤサイとブタでお腹一杯になってしまった。なお、テーブルにはレンゲ、ホワイトペッパー、ブラックペッパー、唐辛子が有り。

帰りに店内に貼ってあった案内を参考に新店舗予定地に行ってみた。場所は新小金井街道を南に約300m行った場所で、バス停だと1つ手前の「プール前」のちょうど前あたり。ここでは5月27日から営業するようである。試しにここから駅まで歩いてみたら17分であった。多少でも駅に近くなったのはありがたい。


新店舗予定地

ところでこれで二郎系全店を制覇した。そこでそれを記念してこんな表を作ってみた。

5月9日(金) 超特盛ボブ・カップ

コンビニで「日清焼そば超特盛ボブ・カップ」というカップ麺を買って食ってみた。これは通常の日清焼そばの麺が100gのところ、230g入っているというもの。以前だったらこんな大盛りは食べようという気には全然ならなかったが、ここのところ二郎の盛りに慣れてしまったので、「大盛りの麺」につい惹かれてしまったのだ(^^;)。

でも230gというと大したことなさそうだ。二郎ならば「小」でも300g以上ある。しかも焼そばだからスープも無いし。でもこれが意外とヘヴィでした。考えてみたら230gというのは乾燥している時の重量で、お湯で戻したらもっと多くなるはずである。

ところでカップの中には「ボブ・サップトレーディングカード」なるものが入っていたが、これがペラペラの紙でショボいもの。こんなものを集める人がいるのでしょうか? というかカードには複数の種類があるのでしょうか? もう食べることはないと思うので確認出来ないが…。ちなみにこのカードをお湯で温めてしまう人が絶対居るに違いない(^^;)。

ボブ・サップのトレーディングカード
(ウラはカレンダーになっています)

 

5月8日(木) 「ラーメン二郎」風土記〜鶴見編

実に久しぶりに鶴見の二郎へ行った。たぶん4年ぶりくらいではないだろうか。鶴見二郎の最寄り駅は京浜急行の生麦である。当初品川経由で行こうと思ってたが、「Yahoo!路線情報 」を見たら東横線に乗って横浜経由で行ったほうが運賃が安いことを発見。これは全く想定しなかったルートである。さすがに東急は運賃が安い。

さて、生麦駅から徒歩10分ほどでラーメン二郎鶴見店に到着。店は第二京浜の岸谷二丁目交差点そばにあり、駅からの道はかなりわかりづらい。そこで「Map Fan Web」をプリントアウトした地図を持参した。

ちょっと早く到着したので近くのセブンイレブンで時間を潰し、11時半の開店と同時に入店。一番乗りであった。まずは券売機で食券を購入。久しぶりなので「小ブタ」(660円)にしてみる。

店内はL字型カウンターのみの14席。店の奥には製麺機がある。そしてカネシ醤油製の「二郎専用醤油」のポリタンクも見える。また、壁には三田本店の写真や、客が貼り付けた名刺や定期券が貼られていた。店員は2人いたがどちらかが店主かどうかは不明。BGMはCDラジカセからFMヨコハマが流れていた。さすが横浜市内である。

なお、テーブルにはレンゲはあるが調味料は全く置いてない。調味料を置いてないのは、全二郎系の店の中でここが唯一であろう。ただしトッピングで唐辛子は追加可能。

さて、出来上がったようだ。トッピングコールは「にんにくヤサイ唐辛子」。麺は二郎としてはかなり細い平麺。直系店の中では府中店とどっちが細いだろうか。しかも量が少ない。ヤサイはキャベツが多め。しかしこれも「増し」にしても量が少ない。ブタは5枚入っていたが、二郎らしいワイルドさは感じられなかった。

とにかく量が少ない。二郎の中で量は最少ではないだろうか。これならば二郎を食べ慣れない人でも楽々完食できるだろう。私なんか普段二郎ではスープはあまり飲まないのだが、今日はスープまで飲み干してしまったよ。昨日食べためじろ台店とは店名こそ同じだが、全く別の食べ物という感じであった。

なお、帰りに生麦駅で「おジャ魔女どれみ」のパスネットを購入。

5月7日(水) 「ラーメン二郎」風土記〜めじろ台編

5ヶ月ぶりにめじろ台の二郎へ行ってみた。京王線に乗ってめじろ台へ。駅前から法政大学行のバスに、学生の波にまざって乗車。所要4分、榛名橋で下車する。ここで降りたのは私ひとりだった。そして二郎には開店数分前に到着。ここまで来るのに自宅から1時間かかった。都心部の店と違って、他の用事と絡ませて来れないのが「日本最西端の二郎」ことめじろ台店のツライところだ。

定刻11時半にシャッターが上がり開店。この時点で待ち客は私を含めて4人。内2人はワイシャツ姿のサラリーマン風、もう1人はトラックの運ちゃん。ともに車で来ているようだ(運ちゃんは当たり前か)。その後もコンスタントに来客がある。こんな辺鄙な場所にどこから客が湧いてくるのか(^^;)。

前回は味噌ラーメンを食べたので、今回は未食のラーメン(550円)を食べてみる。ここは券売機が無いので口頭で店主夫人らしいオバチャンに注文を告げる。しばらくすると出来上がったのでトッピングコール。ここはデフォルトでもヤサイが多いので、一抹の不安があったが「にんにくヤサイ増し」にしてみた。

ヤサイは丼にうず高く盛られて登場。でも食べきれないほどではなさそうだ。まずはテーブルの醤油ダレをヤサイの上から回しがけしてヤサイに味を付ける。とてもスープに浸る量ではないので、これは必要な作業だ。そしてヤサイを取り崩しつつ麺をほじくり出すように食べる。このプロセスこそ「二郎を食っている」という実感を感じる瞬間だ。

麺はもちもちとした不揃いの平太ちぢれ麺。これぞ直系二郎である。そしてブタは分厚いのが3片。けっこうタレが滲みていた。味・量ともに文句は無し。これであとは、もっと便のいい場所にあれば良いのだが…。昼食を食うためだけに2時間半もかけるのはやはりちょっとキツイ…。

5月2日(金) 「ラーメン二郎」風土記〜番外・松蔭神社「デラックス塩」編

今日の昼食は松蔭神社前の辰屋へ。世田谷線に乗って13時35分に到着。店内には先客3名。まったりしとした昼下がりといった雰囲気である。今回は新メニューの「デラックス塩ラーメン」(700円)を食べてみる。これで二郎系で、3回連続塩ラーメンを食べることになるわけだ。

トッピングはいつもの「にんにくヤサイ」。店の裏を走る電車の音を聞きながら待つことしばし、ラーメンが登場した。具はヤサイ(キャベツ、もやし)、チャーシュー1枚、桜えび、キクラゲ、とろろ昆布、刻み青ネギと具だくさん。そしてスープには黒ゴマが浮かんでいる。

黒いゴマとキクラゲの「黒」。桜えびは着色したような鮮やかな「赤」。それが白いスープの中でコントラストを醸し出して、見た目はけっこうインパクトがある。なんでも「パスタのイメージ」で作ったそうだ。

麺は例によってうどんのような極太麺。南部産小麦を使用した辰屋自慢の麺だ。そしてスープなのだが、これがけっこうしょっぱい。二郎系の塩ラーメンはぽっぽっ屋を除くとみんなしょっぱいな。ちなみに普通の塩ラーメン(600円)というのもあるのだが、スープは同じなのだろうか。プラス100円は具が増えた分の代金なのか? いつかそちらも食べてみなければ。ここはわりとメニューが多いので通う楽しみがあるな。

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